井上尚弥チャンプの試合。対戦相手のドヘニー選手が7Rで腰を痛めて棄権してTKO勝ちという事に。

まさかの結末 井上尚弥が7回TKO勝ち 世界スーパーバンタム級4団体統一防衛 28戦28勝25KOで無敗神話は継続(日テレNEWS)

NTTドコモのネット中継を見てました。おそらく前のラウンドの最後のボディーブローで痛めたとは思うんですがまさかこんな結末とは(^_^;)

◇世界スーパーバンタム級4団体統一世界王者防衛戦12回戦(3日、有明アリーナ)

4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥選手が3日、WBO世界スーパーバンタム級2位のTJ・ドヘニー選手との防衛戦に挑み、7回TKO勝ちしました。

5月に元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ選手との防衛戦で1回にキャリア初ダウンを食らいますが、6回TKO勝利を収めた井上選手。

第1ラウンドはお互いジャブで警戒する時間が続きますが、井上選手がボディーを当てるなどプレッシャーをかけます。

第2ラウンド、井上選手の高速のステップインで右のストレートを浴びせるとドヘニー選手はリンクから体がはみ出るほど体をのけぞらせます。

すると第4ラウンドでドヘニー選手の得意の左フックを受けるも、第6ラウンド残り10秒でドへニー選手をコーナーへ追い詰め、連打を食らわず井上選手。第7ラウンド始まってすぐ、井上選手がパンチを浴びせるとドヘニー選手は腰をおさえ、そのままギブアップ。井上選手のTKO勝ちとなりました。

井上選手はこの試合でプロ28戦28勝25KOを決めました。

しかし28戦28勝25KOか…相変わらずの怪物すぎる(苦笑)

で、過去にここのブログでは井上尚弥チャンプの記事を何度か書いてきました。

「恐ろしい世界王者が出たもんだ。」とボクシング・井上尚弥選手に戦慄した。

2014年12月31日

ちょうど去年の今頃に「井上尚弥というボクシングの世界王者、恐るべし」という記事を書いてたんですが…。

2015年12月29日

年末に3年連続でボクシングの「怪物」井上尚弥選手の世界戦の中継を見てたんですが…いやあ凄すぎる。

2016年12月30日

4年連続年末に「怪物」井上尚弥の物凄いKO劇が見られるとは…(;゚Д゚)

2017年12月30日

「同じ時代を生きてる幸せを感じる」。井上尚弥、1RKO勝ちで3階級制覇。

2018年5月25日

井上尚弥チャンプ、WBSSの緒戦で相手を1Rでワンパンチで倒すとは…(大汗)

2018年10月7日

WBSS準決勝。2RTKO勝ちって井上尚弥チャンプは凄すぎる…(^_^;)

2019年5月19日

誕生日の夜に、WBSSバンタム級決勝・井上尚弥対ドネア戦の中継を見てた。

2019年11月7日

っかしあのラスベガスで3R・KO勝ちですか…強すぎるわー、井上尚弥チャンプ(^_^;)

2021年6月20日

井上尚弥チャンプ、あのドネア選手相手でも2RKO勝ちで「3団体統一」を達成するとは…( ゚д゚)ポカーン

2022年6月7日

井上尚弥チャンプ、一気に「4階級制覇」も達成してしまうとは( ゚д゚)ポカーン

2023年7月25日

井上尚弥チャンプ、更に一気に「2階級4団体制覇」も達成してしまうとは( ゚д゚)ポカーン

2023年12月26日

井上尚弥チャンプ、東京ドームであの「悪童」ネリ選手も6Rでリングに沈めるとは(^_^;)。

2024年5月6日

これが14記事目になるわけですが、相手選手の「棄権によるTKO勝ち」ってのは記憶にないのでこれは初めてなのかもしれないね。

確かにこの試合、井上チャンプも倒される感じではなかったんですが、ドヘニー選手もいろいろとステップの踏み方や打ち方とかを変えて「井上チャンプがやりづらそうな」感じであったんですけどね。特に前のネリ選手の時にカウンターから初ダウンを奪われてたので同じサウスポーの「見えないカウンター」を警戒しつつ、あえていつものような早期KOではなく、後半ラウンドに体力勝負で最後は仕留めに行くんだろうな…と思ってたら。「え、終わり?」って感じでしたね。いつもと違った衝撃が走って( ゚д゚)ポカーンとしてましたです(^_^;)

逆に言えば、いかにボディーブローが効いてたか。一発で倒されることももちろんあるんですがこの手のものは「疲労とダメージの累積」で相手にじわじわ効いてくるってことも大いにありうるので、もしかしたら前ラウンドの6Rの残り時間があと数秒ではなく、1分ぐらいあったらダウンを奪ってそのまま試合終了に追い込んでたのかもしれないなーと思った次第でした。

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11キロも増量できる(しかも試合で動けてた)ってのが凄い。

厚さが凄い…11キロ増量のドヘニーの身体にファン衝撃「デカすぎてビビるw」「明らかデカい」(スポニチ)

しかしわずか1日で11キロも増量できるのか(大汗)

◇4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥(大橋)<12回戦>元IBf王者 TJ・ドヘニー(アイルランド)(2024年9月3日 東京・有明アリーナ)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が4本のベルト防衛をかけて元IBF同級王者TJ・ドヘニー(37=アイルランド)と対戦するタイトルマッチは、東京・有明アリーナで行われた。

 日本ボクシングコミッション(JBC)によると、会場入りした井上の体重は62.7キロ。前日2日の公式計量はスーパーバンタム級リミットの55.3キロでパスしており、一晩で7.4キロ増量した。

 一方、ドヘニーは66.1キロ。公式計量の55.1キロから11キロものアップ。昨年12月の試合では12.6キロ増量したことがあり、今回も大幅増量となった。

 試合が始まって両者が並び立つとドヘニーの身体の厚さが目立った。ファンからは「明らかにデカい」「11キロ戻しらしいけど厚さが凄い」「でかすぎてビビるw」などの衝撃の声が上がった。

フェザー級どころか5階級上のウェルター級まで行っちゃうじゃないスか、66キロだなんて(ま、井上チャンプの7.4キロ増も凄まじいんだけどね)。

しかしこれを思うに、もしかしたら井上チャンプは今(スーパーバンタム級/昔のジュニアフェザー級)ひとつ上のフェザー級どころかスーパーフェザー級あたりまで戦えそうな気がする。軽量であればともすればワンパンチで早いラウンドで倒せるし、ちょっと重い階級であればワンパンチでは倒せないかもしれないけどそれでも12Rの間にじっくり倒せるだけの体力とプランニングはしっかり組んでくるだろうしで。いずれにしても負けも、そして判定もない…って感じなのはやはり凄いなーと思った次第でした。

以上です。

 

↑井上尚弥チャンプと戦ったボクサーたちを追ったノンフィクション本です。これもすごい…。

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