「利き手はやめろ!ブルガリア!!」再び→そしてパットンも骨折判明と(大汗)


Angelic cookeによるPixabayからの画像

冷蔵庫にパンチ DeNAパットン骨折 3日巨人戦で判定に不満、3発殴り今季復帰絶望(スポニチ)

一昨日あたりに「んな、ダイエー時代の杉内じゃねえんだから」と思わずツッコミを禁じ得なかった話の続き…ですが、やはりご無事では済まなかったようで。

DeNAは6日、スペンサー・パットン投手(31)が「右第5中手手根関節脱臼骨折」と診断されたと発表した。3日の巨人戦で判定に不満を示し、降板後にベンチの冷蔵庫を右、左、右と3発殴った。

 4日に出場選手登録を外れ、5日に横浜市内の病院で検査を受けていた。ラミレス監督は「これから様子を見ながら」として全治は不明だが、シーズン中の復帰は絶望的な状況となった。

まああんだけ豪快に冷蔵庫殴ってればな。ボクシングの世界チャンピオンの井上尚弥選手だって「相手の顔(つまりは頭蓋骨ですな)を殴ったら、自分のパンチの強さで、自らの拳を骨折した」ことがあったぐらいだから…しかもボクシンググローブをつけて骨折するんだから、そりゃ素手で殴れば…ってもんだ。

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「一晩の不摂生が半年祟る」

この言葉は、昭和20-30年代の頃に、大相撲で初代若乃花と共に「栃若時代」を築き上げた横綱・栃錦が、師匠である春日野親方、元横綱・栃木山(歴代最軽量の横綱でありながら横綱勝率9割超を誇り大正時代および、双葉山台頭前は近代相撲史上最強横綱と言われてました)から叱責された時に言われた言葉だったりします。

この時は新大関になってまもなく即優勝し、翌場所優勝すれば横綱昇進も視野に入った綱取りがかかった場所でも13勝をあげて(優勝はできなかったそうですが)、次こそ優勝もしくはそれに準ずる成績を挙げれば横綱にも…という局面で、巡業先でハメを外しすぎて徹夜で飲んじゃったらしいんですね。そしたらそこから半年間が優勝どころがどうにか大関から陥落しない程度のぎりぎり勝ち越しの、8勝・9勝程度しかあげられず、その際に師匠である春日野親方から叱責された際に言われた言葉が、

「一晩の不摂生が半年祟る」

…と。要は「慢心してんじゃねえよ」と。結局、横綱にはその翌年末に昇進できたんですが、これにえらく懲りて反省したそうでここから節制に努めて、(栃錦の次に横綱に昇進した)初代・若乃花との一時代を築き上げる事になったんだそうですね。

そう考えると…パットン、全治何ヶ月かはさだかではないですが、もしかしたらDeNAは巨人がここにきて勝てなくなりリーグ首位争いにも名乗りを上げるようになるぐらい絶好調の時期に「離脱」して、更にCSとか日本シリーズとかにも視野が入ってきた頃に自分が戦力になれない、しかもそれが野球のプレーによる怪我ではなく、自らの短気がきっかけで…ってのはこれは物凄く悔やむだろうなあ。

まさに「短気は損気」という言葉もありますが、助っ人外国人で助っ人になれない後悔の念を思うと…ねえ(苦笑)。たぶんチームからもそれなりの罰金(杉内投手の時もダイエー球団は100万円単位の罰金を徴収したそうですし)が課せられるんだろうなあ。「後悔先に立たず」。これはあまりにも残念過ぎる。

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