【日本シリーズ第5戦】まさかまたまた「エラー絡み」で試合が大きく動くことになるとは( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ

・オリックス　八回に悪夢の６失点　強力リリーフ陣が逆転許す　山崎颯、宇田川が痛恨打浴びる(デイリー)

阪神が2失点目を守備のダブルエラーで喰らって「あー、これはオリックス、守備でとんでもないエラーでもしない限り逃げ切れるだろーな」とひとりごちしてたんですが…まさかオリックスもほんのちょっとしたエラーからえらい事に(大汗)

「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３、阪神タイガース－オリックス・バファローズ」（２日、甲子園球場）
　オリックスは第３戦、４戦とベンチ外だった山崎颯一郎投手が２点リードの八回から登板。だが、不運な内野安打を含む３安打で１点を返され、なお１死二、三塁で降板となった。
　山崎颯は第３戦、４戦とも試合前練習に参加したがベンチ外。この日はブルペンに加わり、７回無失点と快投した田嶋の後を継いで登板した。
　だが、先頭木浪の打ち取った打球が二塁への内野安打となり、さらに安達の悪送球も重なって無死二塁。糸原にしぶとく左前打でつながれ、無死一、三塁。近本を詰まらせながら右前適時打を浴び、１点を返された。
　さらに中野の犠打で１死二、三塁となったところで交代。３番手・宇田川は今季チーム初の３連投となったが、森下に２点三塁打を浴びて逆転を許した。さらに、大山に低め変化球を捉えられ、中前適時打で２－４となった。
　この後、阿部が坂本にも２点三塁打を打たれ、一挙６失点となった。

しかしそのセカンドの安達選手の「エラー=悪送球」って言ったって、近距離から一塁に投げたらそれが高くそれて一塁手が取れなかった…みたいな「野球あるある」的なエラーだったんすけどね。

しかしあそこからよく阪神は6点も取ったもんだ…と。

でも個人的には、

・阪神　まさかのダブルエラーで追加点献上…中野＆森下が痛恨の連続失策　甲子園ため息も八回に森下が汚名返上の逆転打(デイリー)

むしろ、その前の7回表2アウト1塁での阪神の「失点」の方がダメージ大と思ったんスけどね。

「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３、阪神タイガース－オリックス・バファローズ」（２日、甲子園球場）
　阪神が痛恨のダブルエラーでまさかの追加点を献上した。
　七回２死一塁から森が放った打球は一、二塁間へ飛び、二塁・中野が捕球体勢に入っていたが痛恨の後逸。さらに打球を素手で処理しようとした森下が、ボールをつかみ損ねた。
　両選手に失策が記録される間に、一塁走者の宗が一気にホームへ生還。甲子園は大きなタメ息に包まれ、森下は右翼で膝をつきながらうなだれるなど、まさかの展開で追加点を許してしまった。
　この回は西純が先頭の投手・田嶋に四球を与えて出塁を許した。１死から宗が放った中前への打球に対し、近本が鮮やかなトリックプレーを見せてピンチ拡大を防いでいたが、思わぬ形で失点してしまった。
　それでも八回に敵失に乗じて好機を作ると、近本のタイムリーで１点差。さらに森下が追い込まれながらも左中間を真っ二つに破る２点三塁打を放って逆転に成功した。さらに大山もタイムリーで続き、オリックスの強力リリーフ陣を攻略した。

いやー、通常のレギュラーシーズン(交流戦も含む)でいえば、このバッター・森友哉選手の場面で、阪神の二塁手の中野選手のエラーと、それをカバーするべく外野手の森下選手の連続エラーの方が「致命的にダメージがでかい」感じで、たぶんパ・リーグの残り5球団、セ・リーグも阪神以外の5球団だったらベンチでしゅんとなってもう「あ、こりゃ今日はダメだわ」って雰囲気になると思うんですけども…。

そこから阪神がなんと6点も取り返した

というのがまさにびっくり仰天というか(大汗)。たぶん私が贔屓にしている千葉ロッテなんかは中村奨吾キャプテンあたりがいかにもあきらめムードな顔で最終打者で登場してあっさり打ち取られて終了…みたいなイメージしか出てこないっすもの。それこそ今季の角中パイセンのサヨナラ弾とか、幕張の奇跡とかはあんなのはレアケースすぎて(苦笑)。

で、これで阪神は3勝2敗で38年ぶりの日本一に王手をかけたわけですが…いやあ本当にこのままで逃げ切るんだろうか。なんかここからまだまだ一波乱ふた波乱があっても正直全く驚かないんだけどなー。特に明後日からはまた京セラドームに戻るわけですしね。うーん、エラーは本当に怖いっす(号泣)。