井上尚弥チャンプ、WBSSの緒戦で相手を1Rでワンパンチで倒すとは…(大汗)

井上尚弥1回1発KOで準決進出、日本新も2つ樹立(日刊スポーツ)

1Rを見始めてまもなく「なんか膝の裏がかゆいから机の上のムヒを取って塗ろうかな」と、ほんの数秒、テレビに背を向けてムヒを手にして、すぐに後ろを振り返ったら井上尚弥チャンプが文字通りの「ワンパンチ」で1R1分たらずで試合を終わらせてしまってた…(;゚Д゚)

<ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS):スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇横浜アリーナ◇1回戦

WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)が、元世界王者のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に1回右ストレート1発でTKO勝ちした。井上は8戦連続KO、世界戦通算KO12試合という、2つの日本新記録を樹立した。

5月25日、WBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネル(英国)に1回TKO勝ちしてから18日後。井上は大橋ジムで軽めのスパーリングを開始していた。「1番、短いオフだったかも」と苦笑いしつつ「もう次が決まっているから」と胸を躍らせてジムワークに入った。世界3階級制覇の余韻に浸らず、動きはじめていた。

7月20日には組み合わせ抽選会に出席するため、初めてロシア・モスクワに足を運んだ。挑戦者の第1候補に想定していた元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が第1シードのWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)に指名され、第2シードの井上はパヤノを選択。早い段階で挑戦者と対面し、雰囲気もつかんだ。

また拳を交えるであろう他団体の世界王者とも顔を合わせた。過去の世界戦とは違う異例づくめの連続だったが「(他の)日本人王者とは違うステージに来られたことは誇り。今回は相当、燃えています。気持ちもモチベーションも上がっていますね」と心を躍らせていた。

14年12月、オマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦以来、約4年ぶりのサウスポーとの対戦だった。「苦手意識は持っていない」と井上。8月下旬からはWBCアジア・スーパーバンタム級王者グレン・ポラス(フィリピン)を練習パートナーに招いたが、スパーリングでは井上のパンチ破壊力に相手がギブアップし、2日で帰国していた。

英大手ブックメーカーでもダントツの優勝候補となっていた。「注目度の高さは感じています。簡単な道のりではないですけれど優勝に向かって頑張りたい」と、WBSS1回戦のリングに向かっていた。

試合は異なる団体の世界王者ら8人で争うワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)同級1回戦。序盤から井上は積極的に攻め、優位に試合を進めた。切れ味鋭いパンチをし、仕上がり具合は過去最高。最後まで井上らしい攻撃的なボクシングを貫き、準決勝進出を決めた。

で、私、

その「取りに行った」ムヒを片手に持ちながら、

「えええええーーーー????!!!!!!」

…と、テレビに向けて開いた口が塞がらない始末で、しばし呆然としてましたわ(;゚Д゚)

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「同じ時代に生きている幸せを感じる」稀有な御方だ…とは思いつつ。

ま、私自身、過去にこちらのブログで井上尚弥選手の試合の中継の感想を何度か書いているんですが、

かつて明治の文豪・夏目漱石が、当時の人気落語家だった3代目柳家小さん師匠を絶賛して、代表作である「三四郎」という作品の中に「彼と時を同じうして生きている我々は大変な仕合せである」と書いたエピソードを紹介しつつも、私もこの井上尚弥選手に対してはしみじみとそう思うんですが…、それにしてもそれにしても。

あんだけ横浜アリーナ全体で試合前にいろんなCG使ったりして「演出」もして、さすがに歴戦のパヤノ選手(ラフなスタイルも厭わない狡猾なタイプな元王者でもありました)で、負けることはないだろうが苦戦はするんだろうな…と思ったら、まさかの1分、とは。

ちなみに外国のオッズメーカーでは各団体の現役王者、スーパーチャンプ、5階級制覇経験者などを擁してるのにも関わらず1.6倍の圧倒的な大本命なんだそうです。それと、今回のトーナメントでは8人出てるんですがWBCのバンタム級王者だけが現在「空位」で、現役チャンプが出ていないそうで。これは例の山中慎介チャンプをリミットオーバーにも関わらず試合を敢行して倒してしまったルイス・ネリの一件が…。

ということは、あれがなければもしかしたらここの一角に山中チャンプも参加してたのかもしれないと思うと、ルイス・ネリも実につまらん事を…(なお山中前チャンプはこの井上尚弥戦の解説に長谷川穂積氏と共に出演してました。ただし何か喋る前に試合が終わってしまいましたが…(大汗))。

と同時に拳四朗選手も「試合運びと老獪さが抜群だな」と(笑)

拳四朗がV4元王者撃破!現役国内ジム所属最長防衛(日刊スポーツ)

その井上戦の前に中継してたのでずーっと見てたんですが、あの試合運びと、若いのに「老獪さ」を持つボクシングスタイルは凄いなと思ってみてましたね。

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇横浜アリーナ

WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が、挑戦者の同級5位ミラン・メリンド(30=フィリピン)を7回TKOで下し、4度目の防衛に成功した。IBF元同級王者という難敵を退け、現役の国内ジム所属王者では最長の防衛数を更新した。

拳四朗は試合後「自分のボクシングを貫いた。距離感も良かったと思います。(相手は)タフでプレッシャーも感じたが、自分のジャブを信じた。これからもどんどん防衛を重ねて具志堅さんの記録を抜くくらい大物になりたい」と鼻息を荒くした。

V4戦へ、拳四朗は「減量は今回が一番うまくいった。体調はばっちりです」と自信満々だった。

V3戦前は膝を痛め、思うような走り込みができなかったが、今回は連日7~8キロのランニングを1日1回から朝晩の2回へ。9月初旬には神奈川・茅ケ崎合宿で体力強化。スパーリングは東京で練習場を提供してもらう三迫ジムで約100ラウンド(R)をこなし、フィリピン・マニラ合宿(9月9~19日)ではフィリピン人のメリンドを想定し、現地の国内、世界ランカークラスをパートナーに約60R消化した。

フィリピンから帰国後には、西武池袋本店にあるカラダ・ステーションに4度出向き、体脂肪率をチェック。「測ったん初めてなんですけど、タダでやってくれるんすよ。スマホで予約入れるだけ」。中年女性が多いという一般利用者に交じり、測定した数値は当初11%から7%前後までダウン。「いい体になったと思いますよ。特におなか。鏡見るのが楽しいです」と笑う。

脂肪が落ちると、減量は楽になった。V3戦前は十数Rのマスボクシングで500グラムしか落ちず、本番3日前の予備検診時点でリミットまで1キロ以上あった。それが、今回は2、3Rでドッと汗が出て、同時点で残り700グラム。「前はなんぼやっても落ちず、結構追い込まれたけど、本当にストレスがなくなって。気持ちが楽でした」という。

おかげで世界戦前恒例の「映画観賞&スイーツ購入」も今まで以上に楽しんだ。東京・日比谷で「アントマン&ワスプ」を見て、同所地下の店で「もちもちのドーナツとコッペパン」を買い、大好物のホイップもボトル買い。心身ともに万全の状態だった。

なんつーか、もう20年ぐらい前になりますか、辰吉丈一郎選手相手にそれこそ抜群の試合運びと老獪さで、ほとんどをボクシングをさせずにTKO勝ち、判定勝ちで二度も世界戦を勝ったダニエル・サラゴサという選手を思い出すような「うまい」ボクシングでしたね。

確かに井上尚弥選手のような「モンスター」のようなボクサーもこれまで日本にはほとんど(たぶん全く)いなかったんですが、拳四朗選手のようなメキシコや中南米系のベテランボクサーが得意としそうな老獪なボクシングをする選手もやはりほとんどいなかっただけに。

いやあWBOとIBFの世界王者が日本でも公認されて、日本人ボクサーの世界王者が爆発的に増えた背景もあるんでしょうが、先日はアメリカの地で37年ぶりに日本人ボクサーが世界王者を奪取したという伊藤雅雪選手のニュースもありましたし、「世界王者を取るのも勿論大変だけど、そこから何階級も制覇したり、多数防衛を重ねていったり、外国で防衛戦を繰り広げたりして、日本のボクシング界全体を底上げしていってほしい」と思う今日この頃ですね、はい。

※ちなみにこの最初の辰吉対サラゴサ戦が、今日行われた横浜アリーナでのはじめての世界戦だったそうです。なんと奇遇な…。

で、例によって俳優の香川照之氏が熱く熱くボクシングを語っておられましたわ…。いいなあ、この人(笑)。

以上です。

 

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