一昨日はクイズサークル岩Q槻の年内最後の例会で、新しい自作早押し機の2号機が正式デビューしました。

一昨日の12月1日はいつも参加している埼玉県岩槻のクイズサークル「岩Q槻」の年内最後の定例会でした。ここでメンバーの方が鋭意製作中だった新しい早押し機(しかも自作の早押し機としては「2号機」となります)が正式搬入、つまりは「正式デビュー」と相成りました。しかし高性能だし実に大きさもコンパクトだし…で、ただただありがたいやらびっくりするやらでした(^_^;)

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まず私が立ち上げた「岩Q槻(いわくつき)」というサークルの説明なども。

うちのサークルはもともとは2016年春までは都内某所で開催していた既存のクイズサークルから(ここのサークルは25年ぐらい前に私が立ち上げた会でありましたが)事実上分離・独立したサークルでもあります。

これはこの年の春に長らく役員(幹事長→副幹事長→広報担当幹事)の重責からようやく勇退させてもらってたのですが、新しく幹事団を構成することとなったサークルの主力メンバーが「今までのむろかつさんが仕切ってたゆるふわなクイズやゲームではなく、もうちょっとガチな真剣勝負なクイズを楽しみたい。対外試合やその練習会ももっとやりたい」ということを言い始めたことと、私自身が血糖値関係の持病で事実上のドクターストップがかかり会を休会ではなく退会したのが最初のきっかけでした。

すると、私同様、古くから常連メンバーとして参加してた連中がこのサークルで干され始めまして(私がいた頃は企画開催の常連だったメンバーが代替わりと同時に企画をやらせてくれなくなったとか、ひどい時は業務関係の連絡をしないということもあったそうです)、それがきっかけで干されたメンバーの受け皿も兼ねて、「じゃ、俺らは別のとこで、老後に向けてクイズやゲームとかをのんびりまったり楽しめる会を作るよ」という流れで2017年春に活動開始したサークルでした。

このサークルの話はこちらのブログでも何度も取り上げたことがあります。

【謹告】約25年間主宰・参加していたクイズサークルを退会しました。

2016年6月24日

↑2016年6月に(前の)サークルをやめた時の話。

来春立ち上げる予定の、クイズサークルの会場の下見に行ってきた。

2016年11月11日

↑今の岩Q槻を、2017年春から始めるために会場を前年秋に「下見」した時の話。

昨日のクイズサークルの例会・忘年会で、ピザを注文して皆で喰べました(笑)

2017年12月11日

↑初年度の12月例会はクリスマスパーティーと忘年会を兼ねて開催した時の話。

…などなど、初年度は岩槻の地元メンバーの自宅兼酒屋のビル3階の「フリースペース」で開催してた話とかもブログの記事で書いてました。

しかしこの翌年早々に、

今朝方、四半世紀来の付き合いのあった親友の訃報に接した。

2018年1月25日

↑その会場を貸してくれていた酒屋の若旦那が病気で急逝するという信じられない事態になりまして、「これはもうサークルの開催も無理かなあ」と活動休止も検討に入ろうとしてたのですが、

クイズサークル「岩Q槻」の例会と、メンバーの墓参りに行ってきました。

2018年4月1日

↑いろいろな人達が「ここだと会場を借りられるよ」と情報提供やアドバイスなどで手を差し伸べてくれまして、2018年4月からは東武野田線岩槻駅近くの公共施設の会議室をお借りして開催することになりまして今に至ります。

で、その後、2020-2021年のコロナ禍で緊急事態宣言等で実質半年ほど定例会ができなかった時期もあったのですが、不思議なこともそのお休みの時期を経てからの方が参加者が増えました(苦笑)。特にご新規で参加されて常連となって定着した方々が増えまして、

2023年11月にはゲストの方も含めて初めて20人を超える定例会となったこともありました。この時は最終的には22人という大人数になりまして、そこから「定例会の最大人数は、早押しボタン20端子分+司会者+得点係=22名」ということになったのでした。さすがに早押しボタンの数よりかはプレイヤーの数を増やしたら「クイズ企画に参加できない人」も出てきていろいろと面倒なことにもなりますので…(^_^;)。

なので「岩Q槻」というサークルは他のクイズサークルさんとは完全に一線を画してまして、

「趣味に義務感が生じるようになったらさっさと辞める」ようにしてます、特に今のクイズサークルでは。

2022年7月17日

↑こちらの記事に詳しく書いたのですが、大まかに言えば「他のサークルとは基本的には交流せずに、俺等がやりたいようにヌルくやる」というのを是として立ち上げたサークルでして、これがなぜか他のクイズのサークルや大会などでは「競技クイズ」がメインストリームとなっている中、「そこは関係なし、ひたすらユルく、しかもいろいろとやっているサークルもあるんだな」とニッチ産業的なのがとても良かったようで、今年もほとんどの例会で四捨五入して20人(つまりは10人台後半ぐらい)の参加者の方がいらっしゃって、皆でわいわいと楽しんでおりましたです。

なお今年2024年ではサークルを立ち上げて7周年・8年目で初めて「年間12回、ほぼ月1回でノンストップで定例会を開催できた」年でもありました(それまではだいたい少なくても年に2回はお休みを入れてました)。これは単純に借りている公共施設の会議室などの予約抽選がほとんど外れることがなく、更に参加者の方もそうですが企画を持ち込んでくれる方々もかなり多くていろいろな意味で充実してたので「場所も取れてた上に、企画のニーズも高かったので休むことが出来なかった」というのもあります。

※ついでに書くと、来年は現時点では3月がお休みになる可能性が高いです←現時点でオンラインの、会場の先行抽選がいつもと違ってかなりの高倍率なのでたぶん落ちるでしょう(苦笑)。

まさか「早押し機を自作する」メンバーが登場するとは( ゚д゚)ポカーン

一方で、クイズサークルには基本的に必須となるのが「早押し機一式」なのですが、もともと分離する前のサークルが新しい早押し機を皆でお金出し合って7万円ぐらいの20人用のそれを購入した際に「こんなにいい早押し機があるんだから、もっと真剣にクイズをやらないと」ということを言い始めた連中や、新しく入ってきたご新規の人たちがそんな人たちばかりで「そういう空気になってしまった」のに嫌気が差して辞めて「岩Q槻」というヌルいサークルを立ち上げたいきさつもあったので、早押し機に関しては最初サークルを立ち上げた当時は、

「市販で買える」早押し機の「スーパーハヤオシピンポンブー」を最初は親機2機+早押しボタン10個を自費で購入して使ってました。

理由としては「しょせんは玩具の早押し機でやってくるぐらいがちょうどいいんだよ」というサークル趣旨的な意思表示と、「もし壊れた際には修理なんかはできないので買い直せる市販の早押し機の方がいいよね」という意味合いでした。更にもともとは「5-6人ぐらい集まってわいわいと楽しむ会」で立ち上げたので、早押しボタンは多くても10個でいいだろうし、前のサークルみたいにそんなに2桁人数(つまり「10人以上」という意味です)も来ないだろうし、人数にこだわらないサークルにしたいよねー…なんて予想もあったのですが、まさか立ち上げの初回から12人も来ることになり、以後7年半、ほぼほぼ参加人数2桁をキープする会になるとは全く予想すらしてませんでした(大汗)。

それとこの初期の頃から数年間は、ここのブログ(と岩Q槻のブログを、はてなブログ→エックスサーバーを借りてWordPressで更新してましてそれは今も続いています)も、アクセス数もかなり好調で、広告のGoogle AdSenseからの収入が月2万円弱ぐらいあったので全て収益を予算としてプールしておいてここからクイズ関係の備品とかもよく購入してました(後日、EPSONの5万円ぐらいするプロジェクターも、毎月1万円ちょっとの5回の分割払いでしたがこの費用から捻出してました)。

これを岩Q槻では長らく使ってまして、特にこの「スーパーハヤオシピンポンブー」は、親機をUSBケーブルで繋ぐと、1機あたり5端子、最大で5機25端子まで同時に使えるんですね。なので結局のところは、

クイズサークルで使っている早押し機を追加購入して、遂に20端子に…(苦笑)

2019年5月8日

早押しボタンが10端子がスタートしてから、参加人数や規模を鑑みては、本体は2→3→4機、早押しボタンは10→15→20端子と少しずつ買い足してました。

結局、数年後には親機4台+早押しボタン20端子まで増強しまして、更にこのスーパーハヤオシピンポンブー専用のでべそ型の早押しボタンを作ってくださる職人さんとTwitter(X)でお知り合いになって作っていただいたりもしてました。

そしたら岩Q槻立ち上げの時からの常連メンバーである「Liner」さんが、ある時ポツリとこう言ってたんですね。

「もしかしたら俺、早押し機を作れるかもしれない」

と。

すると2022年夏の例会で、Linerさんが「ちょっと実験的に、自作の早押し機作ってみました」と持参されたのが、

↑こんな感じの、小さい外部モニターで誰がコンマ何秒差で早く押せたのか/遅かったのかが一目瞭然でわかる、という本格的な早押し機を作っちゃったんですね(笑)。私自身は中学時代の技術科で作品を完成させるどころか、半田ゴテすらうまく扱えない人間だったのになんつー…結果、このLinerさんはとんでもなく器用なんだろう…とびっくりするやらでした(^_^;)。

その後も、Linerさんは仕事や多趣味で実に多忙な中、余暇を見つけてはいろんな、しかもなかなか興味深い早押し機も作ってまして、

今年の春の例会ではイントロクイズに特化した早押し機というのも自作して持参して企画をされてました(笑)。どうもSDカードか何かを差し込んでボタンひとつでイントロクイズ→正解発表となるサビの部分の切り替えができるという機械でした。

そして岩Q槻用の早押し機が完成しましたー…と登場したのが、

いつも参加してるクイズサークル「岩Q槻」に新しい早押し機が導入されまして…。

2023年6月16日

↑この「初号機」と我々は読んでいたLinerさん自作の早押し機でした。

この本体の筐体は実はいつでも修理できるように…と、ダイソーで売っていた割り箸入れを使ったシンプルな素材でできてました。そしてスーパーハヤオシピンポンブーではできなかった「3着までの順位判定が表示されるように」なりまして、ここから一気に早押しクイズ企画のバリエーションが豊富になっていったのは本当に幸いでした(笑)。

ただしこの「初号機」。最初は結構いろいろとありまして、

一番最初の頃は、「スーパーハヤオシピンポンブー」用に特注してもらった早押しボタンと変換ケーブルを途中で挟んで使用してたので、結構押してもランプがつかない…などの小さいトラブルもありました。こちらは、

Linerさんが後日、少しずつこの新型機の早押し機用の早押しボタンを「自作」してくれまして、それと同時に電源トラブルやケーブルトラブルも一気に減っていきました(接続コードの繋ぎが甘いとかでランプがつかない…など、原因究明がとても早くなったというのもあります)。

更に初号機は、先代の「スーパーハヤオシピンポンブー」がACアダプターではなく単3乾電池3個で動いたのに対して、こちらは電源ケーブル(USB-C)経由でタップ等のコンセントにつなぐ必要があるんですが、

そのUSB-Cの電源ケーブルが差し方が水平でないと差すとこが筐体の奥に沈んでしまい挿せない、ということが多く、特に超不器用の私はどうしてもこの差し方が苦手で「うーん、いつも奥に沈んじゃうのがなー」と、結果的にはLinerさんがお休みの回にはこの早押し機が使えずに先代のスーパーハヤオシピンポンブーを使うことになっていた、という次第でした。

そこでLinerさんが「2号機」の製作を決意しまして、少しずつ完成と実証実験(企画で実際に使ってみて場を踏んで)を繰り返しまして、その都度発生する小さいトラブルを帰宅後に改良したりして、

一昨日の例会で、この「2号機」の正式な引き渡しが行われた次第でした(笑)。

※一応、早押し機の実費は会計からお支払いしております。はっきりとした値段は書きませんが強いて言えば「前のサークルの約7万円の早押し機」のその半額以下って事は書いておきますです( ゚д゚)ポカーン

思った以上にコンパクトでこれまたびっくりでした(汗)

こちらの「2号機」は、当初は前月の11月に正式な引き渡しおよび正式デビューとなる予定だったのですが、11月例会の企画中にLinerさんいわく「ちょっと蓋を開けて調整しないといけない箇所」が出てきたそうでいったん持ち帰って、改めて12月例会に…となった次第でした。

なお岩Q槻のサークル的には(勿論仕切っている私が主に言ってるんですが)「早押し機に関しては全く急いでません。2-3年もしくはそれ以上のスパンで考えてますので時間があるときにじっくりと取り組んでください。うちからは急(せ)かすつもりもないので本当に急がないでくださいね。」と、初号機の頃から申し上げてたので、正直に言えば「こんなに早くできるなんて」というのがやっぱり本音でもありますし、個人的には最もびっくりした箇所でもありました。

↑2号機は筐体も軽くて頑丈ですし、初号機の時の個人的な最大の懸案だった「電源用ケーブルの抜き差し」も容易にできるようになりました。

で、この早押し機も初号機同様に、外部のスピーカーにつなげて使うことになります。

↑そしてLinerさんいわく「もし次に早押し機を作る時はスピーカーも内蔵にしようかと考えてます」とのことでした(^_^;)。

そして「こりゃ本当に凄い」と思ったのは、

もともと既存の早押し機一式を入れていた無印良品のメイクボックス(の大サイズ)に、早押しボタンと共に本体の筐体もすっぽり入っちゃったんですね(笑)。

実は先月の例会で当初引き渡しを受ける段階では、はっきりとした大きさがわからなかったのでダイソーで専用で使う袋のようなものを購入してきてました。そしたら、

こちらが想定・予想してた大きさの半分のサイズ、という物凄くコンパクトなサイズでした( ゚д゚)ポカーン。

で、今後は早押し機本体と早押しボタン20端子はメイクボックスに入れて持参することになります。

なお余談としては先代(スーパーハヤオシピンポンブー時代に特注してもらったでべそ型の)の早押しボタンと、Linerさん自作の早押しボタンは少しだけ、しかし「これが結構大きい」という違いがあります。それは、

新型機の早押しボタンはケーブルの着脱ができるんですね。

これが結構「収納する際には」とても便利でして、ケーブルの部分がないとかなりコンパクトにメイクボックスの入ることにもなります。てべそ型のボタンの部分を除けばほぼ直方体の「箱」のようなものですので。

で、その早押し機で使うケーブル類は、

こんな感じでやはりダイソーで購入した収納袋に入れて、こちらは備品類と共にキャリーケースにしまって当日、持参することになります。ま、2号機の本体もこの収納袋と同じサイズ・色のものを購入したんですがまさかこんなにコンパクトになんて…って感じでした(笑)

いずれにしても本当に大事に大切に皆で使わせていただきます。本当にありがとうございました。

そういうわけでクイズサークルの「岩Q槻」の2024年の定例会日程は一昨日で終わりました。相変わらずいつもバカトーク、時折真剣勝負のメリハリがいいなあと思いつつ、若い方ももちろんいらっしゃいますが基本的にはアラフィフからアラ還に近い人達が中心のサークルでして誰も決して無理をせずにまったりとしている雰囲気…が、立ち上げた2017年春からちっとも変わってないのがやっぱりいいなーと、独立して良かったなーとしみじみと感じている今日この頃です。

で、来年の1月例会はもういきなり松の内、1月5日の第1日曜日に行われるんですが、また来年もどんな1年になるんだろうか…と考えるだけで少しずつわくわくした気持ちが戻ってきてくれるのは、いいメンバーに恵まれたなあと思っておりますです。なお「岩Q槻」は、常時、クイズ的には初心者から中級者ぐらいの方々のご新規の方を大歓迎しております。もしご興味などがございましたらどうぞよろしくお願い致します。

以上です。

 

 

↑なんかいつも楽しそうだなーという親近感は覚える人たちですね(笑)

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