・楽しいはずの趣味→義務感が生まれるとストレスに… 「心のよりどころは分散を」医師の金言が話題(まいどなニュース)
これは主に月イチで参加しているクイズサークルの話になりますが…、基本的には「趣味が義務感になるなんてナンセンス」と思ってまして「そうなったらさっさと辞める」ようにしてますね、はい。
趣味とは仕事や家事におわれる日常生活に潤いをもたらすもの。しかし、今SNS上ではそんな趣味が逆にストレスをもたらすことがあるという意見が大きな注目を集めている。
「お医者さんから『趣味に対し義務感を持ち始めると、想像以上のストレスが心に掛かるので危険』と教わりました。メンタル病んで本当にヤバいのは、回復方法を封じられること。おいしいもの食べたり。ぐっすり寝たり。好きなことが出来なくなる。これ割と無自覚に陥りやすい状態だから、気をつけてほしい」
と投稿したのはまいけるさん(@ma_ikeru68)。
たしかに始めたころは純粋に楽しめていた趣味でも、続けるうちに人間関係のもつれや状況の変化によって苦痛を生んでしまうのはよくあること。そして、そうなってしまうと日々積み重なるストレスを解消する手段がなくなってしまうわけだ。まいけるさんの投稿に対し、Twitterユーザー達からは
「はじめましてそれ私です。次々発売されるグッズは買わなくちゃない文句は言っちゃいけない創作してる人を褒めなくちゃない何かウケる事言わなくちゃない。海外書籍だったんですがグッズも本も1万当たり前。でも読了しても感動出来ずおかしいのかと思ってました。思えば義務になってたからなんですね。」
「そのとおりです 私は、趣味を仕事にして義務感が生まれて無理した結果、体壊しましたね その後3ヶ月は趣味をする気にもならなかった」
「家族の金銭的な問題で『今までやってた趣味を全部やめるとストレスがたまるから、1ジャンルにつき一つ』作戦で行ってたのですが、推しのアーティストに『義務感』が出てしまい、尚且つ職場のラジオで推しの曲が流れるたびに表情を見てくる人がトドメとなり、『推し、消ゆ』になりました…」など数々の共感のコメントが寄せられている。
まいけるさんにお話をうかがってみた。
ーー医師からこの話を聞いた時のご感想をあらためてお聞かせください。
まいける:「以前まで楽しめていたはずの趣味が、楽しめなくなった」という相談をした時のことでした。いつの間にか義務感が生まれて楽しくなくなり、やめてしまいました。何でも義務感が生まれると、ストレスでやりたかったことも出来なくなるんだなぁと身に染みて感じました。
一時期、色々なことに手を出していたのですが、周りから求める声をもらうと「みんなが待ってるから、やらなきゃ」という気持ちが湧いてきて「初めはこんな気持ちじゃなかったのになぁ…」と苦しくなることが多かったです。リプライや引用ツイートにもありましたが、「ゲームでもログインボーナスを得るためにログインしなきゃ!」「みんなが求める絵を描かなきゃ!」となり、やめてしまった経験のある人が多かったですね。
ーーこれまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。
まいける:Twitterを始めて9ヶ月経って、メディアに取り上げていただいたり、出版の依頼が来たり。はじめた当初は考えもしませんでした。ここに義務感が生まれてストレスを感じると、私はすぐにやめてしまうタイプなので、ボチボチと続けていこうと思います。
◇ ◇
投稿で紹介された医師はマイケルさんに「規則性を作ってしまうとそれが義務感になるので、どうしてもストレスを発散したい時は普段やらない趣味を不規則にするのがいい。心の拠り所は一つにせず分散させて」と話していたという。読者のみなさんも思い当たりがあればぜひ参考にしていただきたい。
いやー、これは本当に「大事な話」だと思いますね。私自身、そういう経験をしたことがありましたので。
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6年前に辞めたクイズサークルが本当にそんな感じでしたので。
こういう話は、以前もブログの記事で書いたことがあるんですが、
2016年まで25年ぐらい続けていたクイズサークルを辞めた原因が「まさにこんな感じ」でした。
まあとにかく生真面目にやりすぎたんですね。日程も決めなきゃならない、定例会の人数もある程度キープしなきゃならない、参加した皆さんには全員に満足してまたリピーターになってもらわなきゃならない、定例会報告の記事もきちんとブログに誤字脱字無くパーフェクトに書かなきゃならない…などなど。
結果、この退会する3年前、2013年に一緒住んでた妻の両親がほぼ同時に介護の対象になったのと、妻が妊娠中毒症で切迫早産したことで「日常のほうが本当に忙しくなって、精神的に余裕がなくなって」、そこのサークルの方はその後3年間、3-6ヶ月ぐらいの休会期間を経たりしてやってました。結果、最後はパンクしてやめちゃったんですけどね(ちょうど血糖値が爆上がりして医者と妻からストップが掛かったというのが完全なタイミングでもあったのですけど)。
そしたらやはり辞めたサークルの一部のメンバーからは(この前からもさんざん言われてましたが)案の定、さんざん言われたんですね「逃げるのか」「あいつは尻尾巻いて逃げやがった」と。
更に私と親しかった面々が残ったサークルで少しずつ居場所を失わせるようなことをされたり、せっかく準備した企画を干されたりするようになり、あちらのサークルを辞めたり行かなくなった人が増えてきたのでした。
「いやになったらやめる」のを前提に新サークルを立ち上げました。
なので実は今の「岩Q槻」は、もっと後、前のサークルを辞めた5年ぐらいしたら(前のサークルで長年一緒にやっていた)旧友と一緒に、その岩槻の旧友の自宅の酒屋のビルの上にフリースペースがあるんで、そこでちまちまと小さい集まりでも始めて後半生・老後ものんびり楽しめるクイズ・ゲームサークルでも作ろうよ…と考えてたものを、辞めてから早くもその翌春にもう作ることになったのでした。
↑その岩槻の旧友宅(および会場予定地)に「下見」しに行った時の記事がこちらです。
そこで今の岩Q槻を立ち上げた際には、↓こう自分で心から決めたのでした。
こちらはさいとう・たかを先生の政治漫画「大宰相」第1巻より。次期総理になる予定だった鳩山一郎が公職追放を喰らい、仕方なく友人である吉田茂(その前の幣原内閣の外相をつとめてました)に次期総理を依頼した時に吉田茂が「カネは作れない。人事に干渉してもらいたくない。嫌になったらやめる。」と言い放った有名なシーンです。結局、この約8年後に鳩山は吉田から政権を「奪還」する形で首相になるんですけどね。そしてこれが吉田茂のことを「ワンマン宰相」と呼ばれる所以となった話でもありました。
つまりは岩Q槻では
・基本的に、俺のやりたいように「ヌルく」やる。
・定例会の参加人数の多い少ないは俺の責任ではない。
・企画業務は「趣味の範囲を超える」ことは一切やらない。
・企画は基本的に各人の持ち込みで、俺も好きにやるから皆も好きにやれ。
・サークルの総会はやらない。
・よそのサークル・他人との比較は一切しない。我が道を行く、しかもヌルく。
・そもそも会員制度は設けず、一度でも参加したら「メンバー」として受け入れる。
・来る者は拒まず、去るものは追わず。
というのを大前提に、発足メンバー(この時点では某サークルを辞めた仲の良い5人程度でした)と軽く話し合って決めたんですね。そしたら他のメンバーも「確かにお前は、前のサークルであまりにも仕事を背負いすぎてたし、お前が無理して苦しむとこは見たくない」「小さく始めるサークルなんだから、何人来ようとうちはうちで、その都度楽しめればいいじゃないか。でそれで本当に無理だったらいつでも辞めればいいんだし」というありがたい言葉で賛同してくれたんですね。なので本当に3-5人ぐらいでのんびりお茶でも飲みながらバカトークしてついでにクイズやゲームをやって…という会で立ち上げるつもりでした。
そしたら、最初の定例会でいきなりなんと12人も来まして、その後もほとんどの例会が10人を超える盛況っぷりになって逆に困惑する始末でした(苦笑)、その後、立ち上げた翌年の1月に、発足メンバーのひとりであるしかも定例会の場所を貸してくれていた酒屋の若旦那が急逝するという出来事もあり「うーん、さすがに岩Q槻も活動は無理だろうな」と思ってたら、地元在住のメンバーたちのご尽力により駅前の公共施設を借りることができまして現在に至って今年満5周年、6年目に入っている次第です。
結局の所、今、5周年・6年目まで持った要因としては、
・私自身のサークル業務を(前のサークル時代の)9割減に成功したこと。
・企画を完全に「やりたい人」に丸投げしたこと(基本的には先着順としてます)。
・総会を設けないのでサークルの人間関係でゴタゴタしないこと。
・SNS・ブログなどを見て岩Q槻へのご新規さんがかなり入ってきたこと。
・毎月開催のこだわりは持たずに、適度に「お休み」を入れていること。
これが一番大きかったんじゃないかなあと思ってます。でもたぶん私自身の中では、
「趣味で苦しむぐらいだったら、いつでもスパッと辞められる」
という、前のサークル時代には完全に「守り」に入っていたそれが岩Q槻では持たなくてもよい、というお気楽さも結構続いた要因ではないのかな?と思っています。結局、前の所属サークルさんも今のメンバーが「じっくりと、ちゃんとした早押しクイズ等をやる」サークルに生まれ変わって今も活動は続いているそうですし、そういう意味では私らが居残らずに「分離独立」してよかったんではないのかな、と本気で思ってます。
そしてクイズサークル岩Q槻の方では、ここのブログと同じエックスサーバーを借りてWordPressのブログを運営・管理・執筆してるんですが、
岩Q槻ブログを更新しました。Linerさんの新しい自作早押し機、使ってみてやっぱり凄かったです(多謝)。/
2022/07月例会「スーパーオービスSD」報告#5「3R1:同意クイズ編(その1)」 https://t.co/9wBtZoHU8Z— クイズ(&ゲーム)サークル「岩Q槻」 (@iwaqtsuki) July 16, 2022
↑つい今しがたまで、約2時間ぐらい掛けて記事を書いてました(笑)。でも義務感がなく「好きな物書きが目一杯できる」んで本当に充実していて楽しいですね。今回はなんやかんやで7千文字まで行ってしまい「んな、大学時代の夏休みの課題提出レポートの文字量じゃないんだから」と(^_^;)
そして、その他の趣味は「ひとりでお気楽に」やってます。
ちなみに他の趣味としてはこれらの「ブログ書き/物書き」もそうですが、千葉ロッテやヴァンフォーレ甲府の応援、スポーツ観戦(主にテレビやネット中継ばかりですが)、あとは読書や昼寝、散歩などもあるんですけども、基本的にはクイズサークルのほうで「皆でわいわいと楽しむ趣味」を持っているために、スポーツ観戦などは「基本的にはひとり、または気の置けない仲の良い友人または嫁さんとふたり」って事が多いです。そこらへんはもうバランスの問題であり、好みの問題なんですが、一人のほうがお気楽ですし一人の世界に浸るようなそっちの趣味を持ったほうがいいなあとも思ってそれは確信犯的にやってます。
なのでロッテ戦の観戦も、甲府戦の観戦もほとんどが一人で見に行くことになります(たまにロッテ戦は大学時代のサークルの先輩が誘ってくれるんで私の都合があえば一緒に見に行くこともあります。気が置けない長年の友人なのでまあお気楽でいいですね、はい(笑))。あと、嫁は大の巨人ファンなんですが、利害関係がバッティングしないようにと、嫁と見に行くときはロッテ対巨人の試合だけはやめとこう、とそこらへんは決めてたりしてますです(苦笑)。
あとはロッテと甲府。もともとが「弱いから判官贔屓で応援し始めた」チームですし、正直言ってもどっちもなかなかシーズンの勝率が高いチームではないので「負けて過度に、イライラするのはやめる」ようにしてます。ロッテの場合はこちらのブログとかTwitterに書いているのは「ボヤキ」であって、仮にチーム批判的なことを書いても「まあ、相手がいる以上負けるのは仕方ないよね」という諦観も8割ぐらい含めて書いております。しゃれにならんぐらいひどい試合の時はあえて記事を書かなかったり、「今年はとりあえず誰も怪我にせずに無事に過ごせりゃそれでいいや」ぐらいのノリで見てます。
で、本当に勝ち前提で見る場合は、その時はちょっと言葉は悪いですが「王者」の川崎フロンターレと福岡ソフトバンクホークスのファンに「転向」すりゃいいや、って思ってますので、それゆえに他球団の悪口・批判は絶対にしないってのも心に決めてます。他チームでも素晴らしい選手、素晴らしいプレーは決して少なくないですしね(ちなみに個人的にはその川崎サポとホークスファンの友人も何人かおりまして「すごいねー、あんたらのチームは本当に。」と会えば称えるようになってます、はい(笑))。
とりあえずあと数年で50代に突入する今日この頃で、さすがに若い頃のパワーだけで押し切る体力・気力もなく、車でいえばいかに登坂車線でのんびりとシフトダウンして決してもう多くない燃料で次の目的地またはガソリンスタンドまで走り切るか…が、ひとつのテーマとなってきました。
果たして私もいつまで長生きできるのか、下手したら早いうちにあっちに逝った仲間と「天国演芸場」で再会することになってしまうかもしれませんが、そういう生き方もまあひとつの選択肢としてはありかなーとも思ってます。それぞれがストレス溜めずに好きに生きればいいんじゃないですかね。…あ、それでもせめて国内法規と最低限のマナーだけは守りましょう、はい。
以上です。
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