・【甲府】吉田監督辞任も…佐久間GM、3連勝できなければ「やめることになるのでは」(スポーツ報知)
いやあ、なんだか水曜どうでしょうの「ヨーロッパ完全制覇」での、鈴井貴之氏の「21カ国回れなかったら、ボクは番組を辞めます」と同じニュアンス…ではなさそうだな。
言うまでもなく鈴井サン、あれで番組は降りなかったし、結局、3回企画やって唯一、アイスランドは行けなかったし(←それはどうでもいいわw)
1-0の敗戦。
試合終了まで熱い応援ありがとうございました。
次に向けて準備します。#vfk #完遂 pic.twitter.com/MIaIqvkKMU— ヴァンフォーレ甲府 (@vfk_official) April 14, 2018
ヴァンフォーレ甲府は松本に0―1で敗れ、またもホーム初勝利はお預けとなった。試合後にはゴール裏のサポーターが約1時間半も居残り、クラブ側に説明を要求。今後リーグ戦で3連勝できなかった場合、吉田達磨監督(43)が辞任となる可能性が出てきた。
敗戦後、イレブンがサポーターにあいさつするとブーイングがこだました。吉田監督は「『やめろ。出て行け』と言われるべきなのは、選手ではなく僕」と厳しい表情で声を絞り出した。
前半41分、相手の右CKをクリアしたもののセカンドボールを拾われ、最後は右クロスからMFセルジーニョ(27)に決められ先制を許した。これで9失点中6点がセットプレー絡みのものとなった。さらに今季の本拠での成績は2敗2引き分け。ホームで開幕から4試合未勝利は、J2に参入した1999年に5連敗して以来、19年ぶりという不名誉な記録となった。
試合後にはゴール裏のサポーターが約1時間半も居残り、怒号が飛んだ。佐久間悟・代表取締役GM(54)と吉田監督が説明する事態となった。佐久間GMによると話し合いの結果、今後のリーグ戦で3連勝を約束してひとまず収束。ただそれができなければ、同GMは「(吉田監督が)やめることになるのでは」との可能性を示唆した。
1年でのJ1復帰を目指す中で非常事態となっているが、それでも試合はやってくる。主将のDF山本英臣(37)は「もっとがむしゃらにやらないといけない」と必死に前を向いた。次のリーグ戦はアウェー・愛媛戦(21日・ニンスタ)。今はとにかく白星を並べ続けるしかない。
昨日もDAZNで観てた、という話は書きました。
「酒のんで水曜どうでしょうのDVD見て笑い転げて、気分転換して寝た」んですが、翌朝になってもなんか疲れが取れなかったんで隣町のスーパー銭湯に行って温泉入って、整体やってもらって、お昼にざるラーメン喰らって帰ってきましたわ。いやー整体きいたわ(^_^;)
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最大の「素朴な疑問」がある。
一昨年までの佐久間GMが監督兼任でやってた頃は、「点もそれほど取れなかったが失点が多かった」にも関わらずJ1で残留することができて、昨年の吉田達磨監督になった後は「点は余計取れなくなったが失点はめっきり減った」印象が強い、という点がここ数年来甲府を見てきた大まかな感想…なんですが、ここで素朴な疑問としては、
特定の選手以外、シュートを撃っちゃいけないルールでもあるのか?
という「決まりごと」がチームにはあるのか?というぐらい、駄目でもシュートを狙う姿勢が見えないのが最大の不満点なんですけどね。そりゃサッカーたる競技、運不運の兼ね合いで1-0が0-0にも0-1にもなるスポーツなんですから、仮に1点を取られた時点で「はい、後はゴール前をガッチリ守りきれば勝てます」というモードに敷いて敷かれて…で、本当に決着してしまうほど「お硬い」スポーツだったかなあ?という素朴な疑問が。
まあそんぐらい甲府の攻撃パターンを見てると、
ペナルティエリア手前までは最良。が、そこから先の計画性(プラン)が無い。
というのがありありと感じるんですよね。強いて言えばそこからは昨年のドゥドゥしかり、今年のリンス、ジネイ、バモス、それとDFながら単騎で攻め込めるエデル・リマぐらいしか「個人技で」攻めるぐらいのプランがないわけですな。サイドでアタックをかけてセンタリングやクロスをあげるとこまではいいんだけど、そこからが…とか、いざゴール前でパスの連携が乱れて、とか。
あのあたりの「ペナルティエリアから先の」プランの薄さ・無さを毎度思うに、かつての日本陸軍きっての天才と言われた石原莞爾を評して、
「明後日の計画は素晴らしいが、明日が抜けている」
満州の映画界のドンと呼ばれた元陸軍将校の(関東大震災直後のどさくさで起きた大杉栄殺人事件に関わって満州に移った)甘粕正彦が言った言葉をいつも思い出すんですな…。言うなれば「攻撃が素直過ぎる」と。
あれだけわかりやすい攻撃パターンしかないんであれば、少なからず事前に甲府戦のVTRを見て対策を検討するだろう相手チームからすると、「1点取っちまえばあとは人を増やして守れば逃げ切れる」…となるのは当然で、甲府からすると「残念ながら」このJ1にいた数年間で、いろんなチームがJ1からJ2に落ちてきたり、選手がチーム間で移籍したりして予想だにしないほどレベルアップが進んでいた、ということになるんでしょうね。むろん、J1のレベルが停滞したのではなく、J2およびJ3のレベルが上がったのでしょう。
そこらへんの「チーム内での約束事」なんかはいったいどうなってるんだろうな? 個人的には攻撃頻度を上げるんであれば、豪快に外そうが誰がシュートしようが構わんと思うんだけどな。具体的な名前を上げると気の毒かもしれないけど、田中ユースケなんかもっと自由に「躍動」させてやりゃいいのにな、って思うんですけどね。もしくは今年移籍してきた小塚和季とか、背番号7を継いで甲府の将来を担う堀米勇輝のセンスに託して、彼らにタクト振らして好きにやらせりゃいいじゃん、と。
まあ吉田達磨氏に関しては、甲府の監督になる前、柏や新潟の監督の頃から「リードされちゃった時点で、そこから打開するだけのプランがないのがアレ」という評判はあったんですけどね。
ただ、守備面、具体的には「2016年のどうしようもない崩壊した守備」から持ち直して、昨年は僅差の16位でJ2降格はしたもののJ1でも上位半分の失点数の少なさで済んだのも事実でして。これが仮に吉田氏を更迭して、また次のなり手がいないってんで佐久間GMが兼任とかなると、また「点は「少しだけ」取れるようになりました。でもその分、失点も増えました」になるのも目に見えてるからねえ。さて今後はどうなるんだか。
ちなみに今の気持ちは…、「去年のロッテよりかはまし(爆)」
で、昨夜以来Twitterでいろんな人の意見やつぶやきを見たんですが、結局の所、
「でもさ、去年のロッテよりかは全然マシじゃん?」
って思えて苦笑いしてる自分がここにいるのも「うわ、なんだその嫌な”慣れ”は?」感じでまた(泣)。
去年は、肝心の五右衛門も角中もいねえわ、助っ人外国人選手が全く打てねえわ、チームの平均打率が1割だったわ、中村奨吾や平沢大河とかが肝心なとこでエラーして投手の足を引っ張ってたわ、クローザーで出てきた益田直也が「去年までだったら楽に勝てる試合の締めで、あっさりポコポコ打たれて試合を落とした」わ…と、あれを経験してるだけに、なんだろう「たかが1点差ゲームを4回落とした程度で。それにまだ4月14日の段階だろ?」と思えてる自分を思うと、「甲府”以外”にも趣味があってよかったな」と思うし、逆に去年の千葉ロッテのていたらくを見てて、「うー、ドゥドゥを貸してやりてえ。あいつだったら1試合に1点は取れるぞ?」と思ったことも何度もありましたから。
で、昨日の居残り佐平次…もとい、スタンドに居残ったコアサポさんもなんつーか。
コルリ言動まとめ。
キックオフ直前のコールで岡に対して河田コールをする。
試合中にキレ口調で、応援を煽る。ゴール裏居残りサポで座ってる人に向かって、立たないなら帰れ発言。
たつまさん、佐久間さんの前で多数決たつまさん支持派のサポに対して信じる??としつこく聞く。— 甲府魂 (@vfk_soul) April 14, 2018
おいおい「学級会」ぢゃねえんだから(失笑)
さて今後はどうなるんだか。いずれにしても次の対戦相手の愛媛は燃えるだろうね。「ここで去年J1にいた甲府を倒せば一気に上昇気流に乗れるかも」って。もともとが仁義なき戦いのJ2リーグ。舐めちゃいないだろうけど薄甘い願望や希望を見てた甲府サポからするとここからが「生き馬の目を抜くような」魔境J2の本番なんだろうね。
まあ甲府は何度も言ってる通り「チーム方針ががっちり固まるのは6月以降」だからまだまだ諦めるには早すぎるのも言うまでもないのですがね。
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