ニューイヤー駅伝。今年もHONDAは強かったし、3位争い・入賞争いの激戦も見どころ満載で(笑)

【ニューイヤー駅伝】Hondaが連覇達成!!小川監督「全選手が力をつけてくれた」(スポニチ)

今年も元日からずっと中継を見てました(笑)。いやーまさに見どころ満載。箱根駅伝にありがちな悲壮感がないのが気楽に見てられるのがありがたいねえ。

◇第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会「ニューイヤー駅伝」(スポニチ後援)(2023年1月1日 群馬県庁発着=7区間、100キロ)

 Hondaが連覇を達成し、駅伝王者の座を防衛した。

 1区の小袖英人が2位で滑り出すと、2区で7位まで後退したが、4区の小山直城が首位に浮上。上位は近年まれに見る混戦となったが、5区の青木涼真が区間賞を獲得して2位と34秒差に開いた。「先頭でタスキをもらったので差を広げるのが役割だった」と振り返った。

 6区・中山顕も区間2位の力走で、2位との差を46秒に。「5区までいい位置で持ってきてくれた。なんとしてもいい位置で渡そうと思った」。最終7区の木村慎につないだ。

 外国人選手が走ることが可能なインターナショナル区間の2区こそ区間12位だったが、他の区間順位は1区2位、3区6位、4区3位、5区1位、6区2位と抜群の安定感を発揮。アンカーの木村も5キロ14分17秒、10キロ28分34秒とイーブンペースを刻んだ。新春のゴールに真っ先に飛び込むと、チームメートの手で3度宙を舞った。

 東京五輪男子1万メートル代表で昨年のVメンバー、伊藤達彦を欠く布陣だったが、小川監督は「全選手が力をつけてくれた」とし、木村は「かわいいかわいい後輩たちがいいところで持ってきてくれた。気持ち良く走らせてもらった」と笑みを浮かべた。

なんつーか、最長区間の4区で首位に立ったHONDAが「こーすれば勝てる」って感じの圧巻の勝ちっぷりでしたねえ。

ま、10年連続で「6区で区間賞を取った選手を擁するチームが優勝できる」というジンクスはトヨタ紡績の羽生選手の快走でそれは破られましたけどね。

「マラソン組」に頼らない 復活へ富士通が2位 ニューイヤー駅伝(毎日新聞)

で、2位は前々年優勝の富士通でした。本社が優勝旗をなくしちゃったがゆえに今年こそ奪還したかったろうに…しかしHONDAが強すぎた(^_^;)

「ニューイヤー駅伝inぐんま 第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会」は1日、前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100キロのコースで行われ、前々回大会優勝の富士通は2位だった。

 富士通が総合力を見せた。中盤まで上位をキープすると、5区の塩尻和也選手が区間2位と好走し、トップと38秒差の3位。6区の浦野雄平選手も踏ん張った。前回大会は12位に沈んだが、復活に向けて、指揮官は思い切った「割り切り」をして臨んだ。

 ニューイヤー駅伝は外国人選手を起用できる8・3キロの2区を除き、10キロ以上の区間ばかり。最長の4区は22・4キロもある。距離を踏まえれば、「どうしてもマラソン組を使いたくなる」と高橋健一監督は言う。

 そこに落とし穴があった。富士通はマラソンで東京オリンピック代表の中村匠吾選手、日本記録保持者の鈴木健吾選手を擁する。2人は前々回大会の優勝に貢献したが、前回大会はともに万全のコンディションではなく、中村選手は4区で区間26位、2番目に長い15・8キロの5区を走った鈴木選手も区間10位と振るわなかった。主要区間の想定外の失速は、チームの順位に直結した。

 「マラソン組に頼らないようにしたい。自分自身にとって、前回の失敗はそこだったと思っている」

 中村選手と鈴木選手を欠いた陣容で2022年11月の東日本大会を快勝した後、高橋監督は全日本大会でも2人を起用しない考えを示唆した。本調子でない主力に固執するのではなく、個々の力を結集して勝負する構想だ。実際、2人は1チーム最大12人のエントリーにすら入らなかった。けがの回復途上という事情もあったが、欠場は想定内だった。

 高橋監督が割り切れたのは、2人を欠いてなお、バランスの良い布陣に手応えを感じていたからだ。

 選手を信じて腹をくくった指揮官と、期待に応えようと懸命に走った選手たち。エースはいなくとも、各自が持てる力を発揮したレースだった。

実は2位以下も結構大混戦で、富士通が2位に上ったのはラスト手前の6区でした。で、最終的にはラスト7区は一人旅になってしまいタイム差は46秒差のままでの総合2位となりました…が、それでも昨年の絶不調だった12位に比べれば大挽回だったと思いますしね。しかしHONDAも富士通も選手層が厚い…。

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3位以下も、7区アンカーでの壮絶な戦いも痺れましたねえ。

【ニューイヤー駅伝】服部勇馬が7区激走!!1分10秒差を逆転してトヨタ自動車3位(スポニチ)

ニューイヤー駅伝はどっちかといえば直線コースが多いイメージがあるんですが、特に7区はゴール前がものすごく長い直線でそこでの3位争いの激闘は痺れましたねえ(笑)

◇第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会「ニューイヤー駅伝」(スポニチ後援)(2023年1月1日 群馬県庁発着=7区間、100キロ)

 大混戦の3位争いは、トヨタ自動車が制して3位に入った。

 6区終了時点で、3位の三菱重工と1分10秒差の7位。トヨタ自動車の7区を任された服部勇馬が猛追し、終盤に三菱重工、GMOインターネットグループ、SGホールディングスと四つ巴の争いに。スパート合戦でまずSGホールディングスが脱落し、ギアを一気に上げた服部がトヨタ自動車を3位に引き上げた。

その服部選手、どーにか3位集団に追いついて4人で最後ぎりぎりまで四つ巴になった後に、

ズドーンと一気にフルスロットル状態で他の選手を引き離したのは「いやー、1分超のリードをすぐに追いついて、そこでまだラストスパートできる体力を残らせるとは」とびっくりでした。さすが東京五輪のマラソン代表を勝ち取るだけあるわーと。

更に凄かったのが「入賞ライン」とされる8位前後の戦いで、

6区終了時点で9位…と、8位まで20秒差でタスキを受けたSUBARUの口町選手がハイペースで一気に8位の中電工に追いつき、更に7位のトヨタ紡績にも追いついて、

ラスト手前で口町選手が「口町ロケット」と呼ばれる(?)ラストスパートを見せてずっと並走してきた中電工もぶっちぎって、

これで7位入賞に。ちなみに上記のトヨタ自動車の服部勇馬選手、このSUBARUの口町亮選手も、大学は東洋大学出身で「いやー東洋大、近年はなかなか箱根駅伝の総合優勝には手が届かないけど、かの「山の神」柏原竜二選手がいた頃からの“1秒を削り出せ”の精神はまだまだ健在なんだなあ」と、そっちの方にびっくりと感激を禁じえない次第でした。ま、実は日立物流の設楽啓太選手とか、ヤクルトの高久龍選手とか(←足を引きずりながらゴールしてきまして…怪我は大丈夫だろうか)、なんかやたらと東洋大OBが7区のアンカーを走ってた印象もあったんすけどね、今年は(^_^;)

で、明日・明後日は箱根駅伝。個人的には「あの快走できなかった時のなんとも言えない悲壮感」と「日テレの中継のCMの多さ・長さ(しかもおんなじヤツばかりが)」に最近は辟易してまして…またテレビだけはつけといて映像は日テレ、音声は文化放送かNHKラジオ第一(ただしNHKはCMがない代わりに、11:50-12:15までニュース天気予報で中断するのが惜しまれる(苦笑))にして、いろいろと作業やりながらチェックしようかなーと考えてる今日この頃です。で、7区の二宮定点のフリーザ様どうすんのかなあ、今年は。

以上です。

↑ニューイヤー駅伝中継恒例の(?)「ヤマザキ・ランチパック」のCMの出てくる小芝風花嬢、なんかかわいいなあと(をい)

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