※記事を修正しました。
3月末に行った、大阪・兵庫方面の旅行記の続きです(その1はこちら)。「案内してくださったお友達にいの一番に連れてってもらったのが、なんと宝塚」…でした。
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伊丹から電車に乗って宝塚へ。
JR伊丹駅で合流したのは「AOI」さんという、去年の秋に大阪に行った際もいろいろと案内してくださったさだまさしファンつながりの10数年来のお友達の方でした。…というよりも、昔、クイズサークル…の前身団体で「成田さだまさし研究会」なるサークルをやってた時に、サークル同士の横のつながりから知り合い、京大さだ研の会長さんでいろいろとお世話になった「兄貴分」のりょーかんさんの奥様でもあります(以前から「姉貴分」のようにお世話になってるんですが、まさか「兄貴分」と「姉貴分」がご結婚なさるとは(^_^;))。
まありょーかんさんはお仕事で(この日はド平日でしたし)今日は無理だったんですけども…。
で、このAOIさんご夫婦、結婚されてから(特にAOIさんは東京から関西に移住されてから)宝塚歌劇に思いっきりハマりまして、特にこのAOIさんはあちこちの演劇やら宝塚女優さん(つい先年退団された「北翔海莉」さんにハマってるそうです)のお茶会などにちょくちょく参加するほどに「どっぷり」とハマったんでそうです。私とは主にmixiで交流させてもらってるんですが、その行動力に「すごいなー」とただただ驚くばかりで。
WOWOWの「宝塚プルミエール」と、日比谷の東京ミッドタウン日比谷のレセプションのスカイ組み合わせで一枚。
みっちゃんの「女神よ今夜だけ」の裾翻しと、渾身の「私だけに」、最高だったなあ。 pic.twitter.com/dgMRHlAJwQ— AOI (@AOI450111) March 26, 2018
↑こういう似顔絵とかも時折、Twitterなどにアップされてます(ちなみにみっちゃん=北翔海莉サンだそうです)。そしてよくよく見ると「東京遠征」されてますし(笑)
今回の旅は、最初はド平日ということもあり、AOIさんとかもお忙しいだろうと、基本的には夕方に大阪フェスティバルホールのさだまさしのコンサートの時間までは基本的にノープランで、まあヒマでヒマで仕方なければひとりで甲子園に行って、甲子園歴史館を見て、ついでに選抜高校野球を見つつ、それでも時間が余ったら大阪城公園の桜でも見に行こうかなと考えてたら、幸いなことにAOIさんが当日は都合が良いことが判明し「じゃ、図々しいですがよろしくおねがいします」とお願いしたところ快諾してくださった次第でした。
そして最初に伊丹からJRに乗って宝塚に移動しました。で、JRから阪急宝塚駅方向に徒歩移動した…んですが、
いやあ「駅前」の時点で「これ」ですわ(苦笑)
いやあ歩道の桜が本当にきれいだわー。
そこから宝塚大劇場まで、歩道がずーっとあるんですが、ここの桜が、
本当にお見事でした。
「花のみち」という名前なんだそうです。
で、歩道を見ていると、こんなプレートも。さすが手塚治虫先生の出身地ですな。
ちなみにこの歩いてる最中に、話題にしてたのが、AOIさんがこないだTwitterでとんでもない数(なんと10000近く行ったそうです)のリツイートやイイネを喰らったという話をしてまして、
折田先生 2018 pic.twitter.com/naVGpU57MC
— AOI (@AOI450111) February 25, 2018
「お前らどんだけ京大の折田先生が好きなんだか」と(爆)
宝塚大劇場の前でカルチャーショックを(苦笑)。
で、しょうもないトークをしながらも(?)、きれいな桜並木を見ながら「いやあジャストタイミングでしたねー」とか言いながら、AOIさんが結構面白い解説やうんちくを話してくれていてそれに耳を傾けながら歩いてましたら、
宝塚大劇場の真ん前に着きました。ここには大劇場とバウホールという小劇場が入ってるんだそうです。
で、個人的には一際目にひいたのが、
駅から大劇場まで繋がる遊歩道の端っこに立ち、お揃いのスカーフをつけて規律正しく並んでいるおねいさんたちの存在でした。
私「あのー、このおねいさんたち、何やってるんすか?」AOIさん「あー、これ、入待ちの人たちね(笑)」私「は?」
で、びっくりしたのがこの人達(とお目当てのタカラジェンヌさん)の入待ちというのを、
こうやって周りから眺めてカメラを構えてる人たちが。もはや風物詩のような感じになってました(爆)
この入待ちさんたち、「春の園遊会」のように実に規律正しい…。
そうこうしてるうちに、
「ん?スリラーを唄ってた頃のマイケル・ジャクソンか??」みたいな格好した人が通りかかったな、と思ったら、横に居たカメラやスマホを持ってる人たちが一斉にシャッターを切り始めました。
どうもこの方がお目当てのタカラジェンヌさんだったようです(朝美絢さんという雪組の方だそうです)。
しかし入待ちのおねいさんたち、パッと見、おおよそ100人近くが2列に並んでいて、しかも規律正しい。お手紙を渡したりしてるけど、決して女優さん御本人に負担のかからないような距離感も保っているしで。つまりは、よくある芸能人のおっかけ・出待ち、プロ野球やJリーグのサイン欲しさのファンに比べると、信じられないぐらいどえらく規律が正しく、並んでいても歩道の通行のじゃまにならないような立ち方をしてることに、
「いやあこれはすごいっすよ、AOIさん。趣味の世界でこんなに規律がある世界は初めてみましたよ(汗)」
と、ただただ感激を覚える私がそこに。
※まあ25年続けて、辞めた某クイズサークルでは歴代のバッドマナーな奴らに散々悩まされましたし…。
で、最後はこのタカラジェンヌさんがバウホールで出番があるそうで、その二階の楽屋に向かって歩き始めたら、
さきほどのスカーフを身に着けた100人近い皆さんもゾロゾロと中に移動し、
「いってらっしゃーい」と下の方からの掛け声で見送られる、というシーンを見ていて、( ゚д゚)ポカーンとする私が(爆)。
しかしこの人がまだ「人気ナンバー1」じゃないのが凄いわ…。
で、AOIさんに確認したことがふたつありまして、
Q1「これ、ブログにアップして大丈夫なんすかね?」
A1「入待ちさんとタカラジェンヌさんのそれぞれの顔を正面からはっきり写さなきゃ、後ろ姿や横顔とかだったら大丈夫だと思うよ(=実は、はっきり写したのをネットにアップして怒られた人もいたらしい)」
…で、今回はこの宝塚界隈の画像は画質を80%ぐらいに落として元の画像から小さくしてアップしております。
※あ、これでも「まだはっきりしすぎてる!!」とお叱りを受けた場合は更に画質を下げるか、顔のとこをぼやかすかの対処をさせていただきますので(陳謝)。
そしてもうひとつは、
Q2「このタカラジェンヌさんは人気的にはどんぐらいの方なんす?(=こういう入待ちっていつもあるんですか?)」
A2「この人が星組では人気ナンバー2で、ナンバー1の人はもっと凄い。でも入待ちが数人という人もいれば、全く入待ちがいない人も勿論いる」
とのことでした。ゆえに私がカメラを構えてた反対側では、それぞれのおそろいのストールやスカーフ、マフラーをした数人単位の「入待ち」の方もいて、それぞれの出待ちの方とタカラジェンヌさんとの交流もあるんだそうですね。
あと、このタカラジェンヌさんの横でカバン持ちしていた人(女性の方でした。大体、私と同年輩かそれよりも年上の方々でしたね)は、彼女らのマネージャーさん…ではなく、これらの入待ちをしているタカラジェンヌさんのファンクラブのトップの人達、という事を知って「ファンクラブの中にもそういうヒエラルキーがあるんですか」とびっくり仰天する始末でした(まあその分、トップになる人達は、プライベートの時間も、ファン活動の為の資金も他のファンに比べると桁外れにかかるそうなんですけど…)。
しかしそれを聞いた私。
「いやあナンバー2であんなに100人近くが一列にダーッと並ぶぐらいこんなに凄いってことは、ナンバー1だとどうなっちゃうんだろう…まさに大名行列か、天皇皇后両陛下と園遊会のお話のシーンみたいになるんだろうなあ」
…なんてひとりごちしてたら、AOIさん苦笑いしてましたけどね(笑)。しかしこれ、100年もの宝塚歌劇の歴史の中で構築されてきた様式美とかなんでしょうけど、(少しずつ構築されてきたとは思うけど)最初に考えついた人は凄えなあって、ただただ感心するばかりでした。
ほんの少しだけ手塚治虫にも浸る(苦笑)
で、宝塚大劇場の先には手塚治虫先生の記念館がありました。こちらは見る時間まではなかったんでここで折り返したんですけども。
本当にきれいな桜ですな…。
そして先程の大劇場正面まで戻って、宝塚歌劇団の創設者・小林一三翁の銅像を記念写真として一枚。で、阪急宝塚駅まで戻ることになりました。
そしたら阪急宝塚駅でこんなポスターが。
うわー、「アドルフに告ぐ」だ…。中学の頃、めちゃくちゃハマってたわーと(笑)。
実は中1の時の担任の先生がクラスの教室に漫画本をいくつか本棚に置いてくれて「これは読んでいいから、お前らは漫画本持ち込むなよ」という事をやってくれてました。その中にあったのがこの「アドルフに告ぐ」でした(あとは手塚先生では「火の鳥」もありましたし、藤子A先生の「まんが道」の愛蔵版もありましたね、えらく分厚いやつが…)。
で、ここから西宮・甲子園方面に移動することになります(つづく)
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