ちょいと大阪まで「命の洗濯」をしに行ってきました(その2「ゴルゴ13特別展」編)

大阪の旅行記の続きになります。

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お友達と合流し、まず荷物を預ける為に宿へ。

まず新大阪駅で待ち合わせたのは、昔からさだまさしファンつながりでお世話になっている「AOI」さんという方。うちの妻とも交流が物凄い深く、さだまさしから宝塚歌劇までなんでも詳しく、更にボビー・バレンタイン監督の頃は千葉ロッテを熱心に応援してたという「姉御」的な方でした(マッド・フランコの応援歌で踊り狂ってたって言ってました…コアなファンですわー(大汗))。

で、隣の大阪駅に移動し、ホームからエスカレーターを上がった新しい改札のとこでAOIさんのご主人の「りょーかん」さんとも合流。この方は私にとっては趣味(特にさだまさしとクイズ)の世界では物凄くお世話になった方で、去年の6月に25年目にして退会した某クイズサークルは、最初の10年は「成田さだまさし研究会」という深夜放送のリスナー仲間のオフ会だったんですが、そのさだ関係のつながりで、京都大学さだ研の中心メンバーの方でもありました(当時はさだ研のようなサークルも全国各地に幾つもあったんですね)。

更に某所でお知り合いになった後、成田さだ研の初期の頃から毎月のように会報を贈っていただきまして、なかなか京大さだ研のテイストもおもしろかったんですが、そこ(の特に会報の部分のややアナーキーなテイスト)をほぼ丸パクリ(?)してよりアホなサークルにしたのが、この成田さだ研であり、10周年を経てクイズサークルにした上記の会でもあり、今年春から私が主宰している「岩Q槻(いわくつき)」という会にも名残として残っていたりします。それ以来25年ほど兄事させてもらってる方でもあります。

…ただ、このお二人がご結婚されるとは全く予想外でして。まあ結婚されると聞いて私も含めて周りもみんなびっくりしてたのがほんとに懐かしい(苦笑)。

うーん、俺の知ってるJR大阪駅前の面影が無い(;゚Д゚)

そのふたりと一緒に最初に向かったのは私が泊まる宿でした。

今回の宿は、ホテル法華クラブ大阪、というビジネスホテルで、「大阪駅から徒歩圏内」と「最上階に大浴場がついている」というポイントでこの宿にしたんですが、実は大阪駅から梅田の地下街などを抜けて宿につくまでが道のりが結構厄介でして(汗)。

そもそも私自身が大阪駅に来たのが10数年ぶり(しかもその時は往復飛行機だったのでJRを使っておらず(苦笑))、更に駅前が思いっきり変貌しすぎていて「えーと、ヨドバシカメラとか観覧車のとこって以前は貨物の車両基地じゃなかったでしたっけ?」とか「あれー、駅前の大阪中央郵便局はどこに?」というレベル(移転したらしいです)。

生まれも育ちも千葉・東京界隈で、まさに首都圏生活が長い私としてはこの大阪駅・梅田界隈が「東京駅と新宿駅と渋谷駅を足したようなわかりづらさ」な感じで。

その途中にこんなオブジェが。

↑向こう側には阪急三番街が見えるんスけど…。

結局地理もよくわかんないまま(しかも事前にスマホの地図で調べてきたのに)、関西在住のおふたりに先導される形で、曽根崎新地あたりの「ん、歌舞伎町みたいなとこだな」という狭い通りを歩いて、どうもうさんくさいラブホテルとそう言う系のお店に囲まれた一帯にぽつんとちゃんとした(?)ビジネスホテルが出てきてまあびっくり、でしたわ。

地下鉄に乗ってたら海沿いに出た。

ホテルで荷物を預けようとした処、「ちょっとこういう事情(さだまさしのコンサートなんですが)で帰りが遅くなりそうで」と話したら、チェックインの時間前だったんですがチェックインの手続きができまして、ポーチ一つで出かけることができました。

で、梅田方面に戻って地下鉄へ。本町という駅で乗り換えたような記憶があるんですが、「いやあ大阪は地下鉄が一社しかないからいいなー。東京は東京メトロと都営で改札がありますし」とか言いながら、別の路線へ。すると途中から地下から高架を走るようになり、車窓の住宅地のど真ん中に京セラドームが見えて「あんな下町のど真ん中にドーム球場があるんすか??」とびっくりする私でした。

「大阪港」という駅で降りると、なぜか遠足の帰りらしき学生さんや子供ちゃんの列がわんさかと。

どうも「海遊館」という大阪にある最大級の水族館があるから、だそうです。そしてその近所に、

「ゴルゴ13展」のポスターがあり、海遊館の隣の建物には、

垂れ幕が。この「大阪文化館・天保山」、昔は「サントリーミュージアム天保山」と呼ばれていた建物がその特別展示会の会場の施設でした。

いやあ入り口から凄いなあw

中の大半は撮影禁止だったんですが、出入り口と、中の一部は撮影が可能で、

入り口から凄いなあ、これ。

で、これなんで立てかけてあるんだろうと思ったら、

オブジェの裏側に回った私、なぜかデューク東郷先生に狙われかけてますし(爆)

そして入り口の花を贈ってきた皆さんがさいとう・たかを大先生と同年輩の「戦友」と呼んでも過言ではない大御所の先生ばかり。藤子不二雄A先生はさいとう先生とは若い頃のライバルでもあり(実は「まんが道」にも若き頃のさいとう先生を模した劇画漫画作家志望の若者が出てきます)、そして数十年来の大のゴルフ仲間だとか…。

「ゴルゴ13」好きにはたまらないネタばかり(感涙)

幸いに、というか、案内してくださったお二人もゴルゴ13を読んでたらしくかなり精通されてたので三人で物凄く楽しんでました。

↑観覧券を渡すとこで既に「これ」ですし(爆)

で、中では何箇所か撮影可能なポイントがありまして、友人やそこにいたスタッフさんが私を被写体に撮ってくれました。

M16とか(さすがにモザイク入れてます、すんません)。私は左構えなんで構えが逆なんですが…しかしこれ、意外に重くて、「デューク東郷はこの重いやつを持って500メートル先の豆粒みたいなのを狙撃してるのか?」と改めてびっくり。

それと

デューク東郷先生の等身大フィギュアと、さいとう・たかを先生の書斎をイメージしたとこで一枚。やっぱしいいガタイしてんなあ、デューク東郷先生…(^_^;)

大事なことは「ゴルゴ13」から教わった(爆)

実はクイズという趣味、これとゴルゴ13が物凄く「直結」してまして、私が初めて「ゴルゴ13」を読んだのは小3の夏休みだったんですが、たまたま子供部屋に、親父が買ってきた、

ゴルゴ13 (53) (SPコミックス)

ゴルゴ13 (53) (SPコミックス)

↑このゴルゴ13の第53巻が転がってまして(あ、amazonの書いてある発売日よりも数年実際の発売日は早いです)。

この巻の話が、やれ「ネオナチ」だとか「モサド(イスラエルの特務工作機関)」とか「フリーメイソン(欧州の秘密結社)」とか「KGB(ソ連時代の特務工作機関)」とか出てきたのを見て、「なんかかっこいい」って思ったんでしょうな、私(大汗)。

結果、読む本がノンフィクション本に偏るし、高校時代には昼休みのたびに、

20世紀全記録―Chronik 1900‐1990

20世紀全記録―Chronik 1900‐1990

学校の図書室にあったこの辞書サイズの本(1900年から1990年の毎月の出来事が載ってるというすごい本でした)を読みまくっていて、大学に入ってたまたまお試しで参加してみた某大学のクイズ研究会の、サークル内の新人戦で決勝まで残っちゃう、という経験をしまして。

それ以来、なぜかこういう「怪しい近現代史」にはめっぽう強くなって、今の仲間内からは、

「怪しい事件史のオニ」

とネタにされる(揶揄される?)始末に…。なので、まあ自分の人生のターニングポイントのひとつにはなったんですね。

未だによく覚えるのが「マジノ線」というフランス軍の超要塞(ドイツ軍にあっさり破られましたが)のクイズ問題が出た時に正解したんですが、実はこの小3の時に読んだ「ゴルゴ13」の第53巻に出てたからなんですね。しかも「ドイツ軍が破った要塞」だけでパッと頭に浮かんできて、「もしかして」と勘で押して正解した、と。

まさか小学校3年生の時に読んでたゴルゴ13の記憶が30歳過ぎてからクイズの時にパッとし思い出すもんですかね、これ。しかも正解した後にぽつりと「それではマジノ線とかわらんではないか!!」と、このセリフをひとりごちをする私(苦笑)

なので今から思えば、この親父が持ってた「ゴルゴ13」が。確実に当時、同級生の中で大流行してた(初代の)ガンダムとかに全く関心を持たなかったのはこのゴルゴ13が原因だったんだなあ、と思うぐらいでしたわ。

結果、1時間半ぐらいかけてじっくり見入ってしまい、実に堪能した楽しい時間をすごすことができました。しかしさだまさしのコンサートを見に大阪に来て、まさかこんなゴルゴ13の特別展があるなんて。まさに奇跡としか言いようがない話ですわー。

で、この後、少し早い晩御飯を食べてから、大阪フェスティバルホールのさだまさしのコンサートに行くことになりました。

さらに続きます。

↑文庫本で138巻まであるらしい。どこに置くんだよ、これ(泣) 

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