日本郵便が毎年1月2日の年賀状配達を休止するそうで…(余談編)

mochi nengajyo sake

少し前にこんな記事を書きました。この話の続き…というか余談編です。

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なるべく元旦に年賀状を配達してもらうには?

1月2日の配達がなくなるという話が出てきましたので、おそらく少しだけ(?)気になるのは「1月3日だとちょっと遅いような気がする。とすれば元旦・1月1日にできるだけ配達してもらうにはどうすれば?」という事ではないかなと思う次第でして…。

ま、私も数年前までは配る側、および「配る側の仕事に忙殺されていて年賀状を投函するのがどうしても遅くなってしまう」事が多かったんですね。

実は年賀状配達の前の時点で結構仕事が多忙モードになってきます。それは「年賀状の営業で忙しい」のと「喪中のハガキが大量に投函されるから」でして。

3年前までの経験では、11月中旬から徐々に仕事量が増えていき、なおかつ年賀配達の為のそのエリアに住んでる方のデータ整理(配達順に書かれたリストみたいなのがあります。配達原簿と呼ばれていましたが)を少しずつしたり…で、あっという間に日にちが過ぎていくので「あー、他人様の年賀状で忙しくて俺自身のを全く手をつけてねえ」ということになってました(泣)。

我が家的には嫁さんが日本郵便のホームページにあるデザインソフトみたいなので手持ちの写真をいくつかチョイスしてデザインを決めてくれて、それを自宅の複合機で印刷してくれてたんですが、そこに一言ずつコメントを書かねばならないのがめんどくさかったですねー(←めんどくせー言うな(泣))。最後は「お元気ですか?」ばっかになって、「んな日産セフィーロのCMの井上陽水か」と(←このネタが分かる人はたぶん昭和生まれです(大汗))

で、だいたい私が出してたのは例年100枚前後だったと記憶してます。それとは別に所属していたクイズサークルの仲間内には「馬鹿バージョン」というネタに走った年賀状も出してました。これが約40枚程度。しゃれのわかる友人にだけ送ってました(爆)

そういうわけなので「できるだけ遅くに出して、できるだけ早く配達してもらうには?」という極めてご都合主義な事を考えてしまってたわけですが…。

実際に確率100パーとは言わないまでも(相手先全員に元旦に着いたかどうかは確認のしようがないので)、以前は仲間内で1月2日に新年会をやってた際に「あの馬鹿バージョンおもしろかったよー」とネタにされてたので、少なくても首都圏から出して首都圏には元旦には届いてたようで。そこらへんのコツとかを書いてみたいかなと。

で、こんな感じで「投函」してました。

経験則的に書くと、

できるだけ早く投函する

これはある意味で当たり前の話ではありますが(苦笑)。

中には年賀状の引き受けをする前にポストに投函する方々もいて、それをどこかの郵便局で間違えて年内に配達しちゃってトラブルになったこともありました。なので以前の職場には職場の一番目立つところ、朝、判子を押すための出勤簿が置いてある集配課長or部長の机の前に籠や箱を置いて一般郵便物に混じっていた際にはそこにいれるようになってましたね。

※なお郵便局では「確実に」元旦に配達されるためには12月24日までにお出しください、という宣伝をしてたような記憶があります。今は知りませんが…。

年賀状は集配する局の窓口かポストに投函すること。

集配局とは、配達を担当している郵便局の事です。例えば都心だと日本橋郵便局とか、新宿郵便局などです。なお、厳密には集配も担当する局を「普通局(普通郵便局)」といい、駅前にあるような集配をやらない局を「特定局(特定郵便局)」、更に田舎の方にあるんですが、郵政省ないし日本郵便が個人や組合などに委託して営業している「簡易局(簡易郵便局)」ってのもあります。こちらは減少傾向らしいんですけど…。

その理由は「一日に何度も集荷をしてくれるから」と「1日1-2回程度だけ集荷される外のポスト→集配局→そこの地域の集中センターへの配送→区分けされて目的地」と流れる順番の手間が「手間が一つだけでも省略されると少しは早い」ってのはあるみたいです。

余談としてはかつて東京駅前にあった東京中央郵便局という日本有数の大きな集配局がありました(今はKITTEになってる場所で非集配局で同じ名前の郵便局があるらしいです)。クイズサークルで会報を作ってた頃は、ホームページ全盛の頃でそこの掲示板を通じて交流してた人たちや他のサークルの人たちにも郵送で送っていたことがありました。

で、当時の東京中央局に日曜日の午前中に行って窓口で投函(切手代もそこで支払ってました。多い時は30-40部ぐらい送ってましたので)すると、月曜日には京都や広島、福岡の友人宅に届いてたみたいで「届きましたよーありがとうございます」とホームページの掲示板にお礼のコメントがよく載ってましたので。勿論、あまりに遠いところとか、集荷されて集中センターみたいなところに配送されるタイミングもあるんでしょうけどね。

これが約10年前まで続けていた話でしたんで、たぶん配送事情は変わってないか、もしくは逆によりシステマチックになって良くなってるんではないかとすら考える次第ではあります。以前は大阪中央郵便局とか札幌中央郵便局、横浜中央郵便局などの大きなターミナル駅のそばにある「中央郵便局」は早いなんて話も聞いたことはありますが(中には千葉中央郵便局みたいにターミナル駅から全然離れちゃってるところもあるんですけど(苦笑))、そこまで行かなくてもそこの市区町村の集配を担当している郵便局の窓口か、そこの前のポストでも十分事は足りると思います。

配達に来た郵便屋さんに持って行ってもらう。

で、どうしても自宅や職場で忙しくて郵便局に行けない、もしくは家から職場までの間に郵便ポストが見つからない…という時は、これもできます。

実は会社さんとかに行くと郵便受けではなく会社の窓口に持っていくことも多く(郵便物が多かったり、書留があって印鑑が必要だったりで…)、「あ、郵便屋さん、よかったらこれ持ってって」と、逆に投函する郵便物を頼まれることがかなり多いんですね。

配達員は基本的にはお昼休みに一度、更に配達が終わったら夕方に支店に戻ってくることになるんですが、集配課に戻ると預かった郵便物を入れるそれ専用の箱が置いてあって、それを一日に何回か郵便課の人が取りに来て集荷の代わりになる…という作業もやってたりします。なので年賀状とか郵便物を預けられることは慣れている人が多いのです。

基本的に最近の配達員は「挨拶ぐらいしっかりしろ。そんでもってきっかけを掴んでセールストークのひとつでも交わして営業もガンガンやってこい」と言われてるので、もし不愛想に断ったりしたら配達局にクレームを入れてもいいぐらいの案件です(苦笑)。

ただ、中にはあまりにも配達する量が多かったり、定形外郵便物の形状が大きすぎて、午前中に預かったのに昼休みに専用の箱に入れるのを忘れて夕方に…という「うっかり八兵衛」的な配達員も実はたまにいるので、”確実性”を求めるんだったら自分でポストまで持参して投函した方が確実だと思います(汗)

宛名の部分はプリンター印刷するか、丁寧に書くこと。

近年は年賀状は区分け用の機械ですべて捌いてしまうんですが、中にはナントカ流の習字の先生が書くような字が達筆すぎて機械が読み取れない、みたいなブツはやはり人間の手で区分けすることになります。そうなるとどうしても二度手間になるので、最低限、人の目で見て読めるような文字で宛名および送り先の住所は書くor印字した方がいいですね。

12月29日朝に投函して九州に元日に届いた例が。

…これらの方法でやると(ただし私は前職時代、配達員に郵便物を預けたことはありません←職場にポストがあったんで(あたりまえだw))、だいたい12月27日の夕方に投函しても元旦には届いてたような気がします。どこの集配局もほぼ全員出勤で人海戦術でフル稼働になるので、スピードも上がるんでしょうね。

今でも記憶に残ってるのが、ある年にパソコンが壊れて新調して、過去の年賀状ソフトの住所録が使えなくなって全部手打ちで打ち直して印刷した際に、「あ、住所録からデータが抜けてて××くんに年賀状出してない」と、12月29日朝に九州のお友達の分を(出勤時に職場である都内の某集配局の郵便局の窓口から)投函したことがありました。それでもその友人には元日に届いてたみたいですし。まあその人は福岡市内の友達だったんで東京→福岡で、交通事情が良かっただけかもしれませんけどね。そういう例もありました。

言うまでもなくこれらはあくまでも一例ということの与太話ですので、もし早く出せる余裕がある方は12月24-25日ぐらいまでに出して下されれば、ということで。

いや「お前が12月29日に出しても大丈夫とか書いてあったから出したら1月4日に届いたぞバカヤロウ」みたいなクレームはどうぞご勘弁を(号泣)。

で、今年は”31年ぶり”に年賀状を出さないもので…。

ちなみに今年は我が家は春に妻の母が亡くなったんで喪中だったりします。

私自身は、母方の祖父母とか、父方の祖母の方の曽祖父母が亡くなった年とかは「苗字か違うからいいんじゃね?」とフツーに年賀状を出してたんですが、さすがに今年は一緒に住んでた嫁の親が亡くなったんで喪中にすることにしました。

で、父方の親戚は私が小5の時に死んだ祖父以外はここ30年ほどみんな元気で、祖母ですら今年90歳でピンピンしてるんですね。ゆえに、私自身にとっては31年ぶりの喪中でして…で、妻が喪中のハガキを作ってるんですが「そういえば俺が喪中のハガキを出すのは生まれて初めてだわ」という妙な感慨になってるのが実に不思議(苦笑)

以上です。