「ホーム未勝利」の甲府、千葉相手にラスト5秒で同点に追いつかれ(;゚Д゚)

「ホーム未勝利の甲府」と「アウェイ全敗の千葉」の対決はドローで(苦笑)(ゲキサカ)

息子を風呂に入れてる時間と、晩飯時以外はDAZNで見てましたが…いやあなんともはや(苦笑)

[4.28 J2第11節 甲府1-1千葉 中銀スタ]

 J2リーグは28日、第11節を行った。山梨中銀スタジアムではヴァンフォーレ甲府とジェフユナイテッド千葉が対戦し、1-1で引き分けた。

 今季リーグ戦で開幕からホーム4戦未勝利(2分2敗)の甲府は、21日の前節・愛媛戦(0-0)から7人を変更。DF小出悠太とFW田中佑昌が6試合ぶりのスタメンとなった。今季開幕からアウェー5連敗中の千葉も、22日の前節・福岡戦(1-3)から6人を入れ替え、MFホルヘ・サリーナスが今季初出場。MF小島秀仁とDF増嶋竜也は7試合ぶりに先発起用された。

 10試合を終えて甲府が17位(2勝4分4敗)、千葉が19位(3勝1分6敗)と、ともにスタートダッシュに失敗。今後に向けて立て直したい両チームの一戦は、開始早々に動いた。前半6分、甲府は右サイドのMF湯澤聖人が緩急をつけたドリブルで縦に仕掛け、ライン際からセンタリング。これをFWジュニオール・バホスが右足ボレーで合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 千葉は前半25分、左サイドで相手をかわして低い弾道のクロスを供給。タイミングよくFW清武功暉が飛び込んだが、合わせることができず。直後に甲府は、右サイド深くのFKからキッカーのMF橋爪勇樹がPA内へグラウンダーのパスを送り、バホスが右足シュート。これは枠を外れ、40分にもFWリンスのバックヘッドからバホスが抜け出したが、好判断で距離を詰めたGKロドリゲスに止められてしまった。

 後半は開始から一進一退の攻防が続く。千葉は13分に清武を下げてFW指宿洋史、水戸は19分に橋爪に代えてMF佐藤和弘をピッチに送り込んだ。23分、甲府に決定機。左サイドでパスを受けたバホスが対峙したMF町田也真人をかわしてカットイン。PA左から右足で強烈なシュートを放つが、惜しくもクロスバーを叩き、追加点とはならなかった。

 追いつきたい千葉は後半24分、町田に代えてMF矢田旭、35分にはMF茶島雄介に代えてMF為田大貴を送り込み、勝負に出た。37分には、左サイドから矢田がクロスを供給。PA右から小島がヘッドで中央へ折り返し、3試合連続ゴール中のFW船山貴之がオーバヘッドで狙うが、枠を大きく外した。

 甲府は後半35分に存在感を放っていた湯澤に代え、DF松橋優を投入。40分には、先制点のバホスをFW森晃太に代えた。アディショナルタイム2分には、森に決定機が訪れたが右足シュートはクロスバー上。このまま甲府がホーム初勝利かと思われたが、アディショナルタイム5分にパワープレーで前線に上がっていた千葉DF近藤直也が執念の同点弾を決め、1-1で引き分けに終わった。

という結果に。

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相変わらず「持ってねえ」(爆)

で、甲府としては、

最後の最後の最後の最後に同点にされた

という、「いやあ、吉田達磨氏、相変わらず持ってねえなー」とびっくりするやらの結末でした。

無論、選手たちは責められませんわ。これだけ4月にも関わらず気温も湿度もあがって、肉弾戦のような激しい戦いの末の決着でしたしね。

というのも「甲府の試合内容」としては、実はベストバウトに近いいい試合だったのも確かですね。少なくても相手の点取り屋だと思われる、船山・指宿の両選手にはほとんど仕事をさせてなかったんですけどね(ピンチはありましたが守備も安定してましたし。しかし私と同郷・成田出身の船山は松本のエースってイメージが物凄く強いんですが、川崎に移籍したと思ってたら今は千葉でプレーしてたんだな…)。

ただ、後半、千葉に押し込まれつつも時折見せる鋭いカウンターも繰り広げつつも、ここで2点目を取れなかったのが痛かった。でも仮に逆の立場で千葉が前半5分で先制してたら、甲府がロスタイム試合終了ギリギリに同点に追いつく…ほどの攻撃力があるとは思えないのも確かで(泣)。ゆえに返す返す、前半5分のバホスの後の追加点が取れなかったのが悔やまれるねえ、これは。クロージングをしくじった点は置いといても。

にしても…。どっちにしてもこんなにいい守備をしててもJ2の下位の方に「後方待機」させられてるってのを思うと、やはりJ2は魔境だねえ、本当に魔境だねえ(失笑)。あ、順位は今回の勝ち点1で17→16位と上ったそうですけど。競馬で言えば中山競馬場の2400メートルのレース、まだ最初のコーナーを曲がったあたりで一団となっている状態なのがありがたい話です(たぶん1周目のゴール前の急坂でスピードが落ちたんでしょう(←をい))。

「誰とやってもちょっとだけ強い」若き頃の双葉山のような…。

(以後の話は、「前向きに考えましょう」というノリで書いてますので念の為。)

とはいえ、先日の松本戦でのゴール裏コアサポと吉田監督・佐久間GMとかとの話し合いで出た「3連勝しなかったら監督交代」云々の話は、どうやら「売り言葉に買い言葉」ということでそれは取り消された、「なかったことになった」感はあるようですけど、もしかしたらこの2引き分けでちょっとチームの上の人たちは動くかもしれないね。

次節は好調・山口戦とのことですが、「どの相手でもそれなりにいい守備をして、それなりに攻撃に苦労してる」感は強いんですよね。完全に守備が崩壊されられた試合はほとんどなく、しいて言えば開幕戦で1-2で負けた大宮戦と、4-3で勝つも3点も取られた岐阜戦ぐらいで、それ以外は負け試合は0-1のわずか1失点で来てるのも事実です。つまりは「完全に守備が崩壊してボッコボコに負けた試合」もなければ「ゴールラッシュで完膚なきまでに叩き潰して勝った」という試合もほとんどないのですわ。それこそ岐阜相手にこれが先制された1失点で済んでればそういう試合になったんでしょうが…。

これらを見て思い出したのが昭和・戦前期最強のの大横綱と呼ばれた双葉山定次の若き頃のエピソードでしたね。それは双葉山が十両から幕内に入ったあたりは、まだそれほど強くはなく毎場所、大勝ちもしなければ負け越しもなかったんだそうです。その最大の理由は「幕内力士の中では比較的体重が軽かった」ことと、「相撲が正攻法すぎたから」だったそうで、先輩力士や相撲協会の幹部連中からは「相撲が雑で工夫がない」とか「双葉山は誰とやってもちょっとだけ強い」と評されたそうですね。

ただ、それに対して双葉山到来直前の最強横綱だった玉錦三右エ門(若き頃の双葉山に稽古をつけたりといろいろと可愛がってたそうです)が「双葉山の相撲はあれでいいんだ。いまに力がつけば欠点が欠点でなくなる」と庇ったんだそうで、実際にそれから間もなく、双葉山が体重を増やした後あたりから玉錦ですら勝てなくなるぐらい「化けて」強くなっていったという凄い逸話があったんだそうです。

ちなみに、その双葉山が激変した理由は「持病の蓄膿症の手術・入院で稽古ができなくて体重が増えたから」という実に妙な「きっかけ」があったんですけども、果たして甲府には何か「化けるきっかけ」が到来するのかどうか。

厄除けでもしてきませんか?例えば成田山とかに(←ん?)

まあ一番の特効薬は「(しっかりとした代替プランが用意できた場合は)監督交代」か「リアルに徹して戦略をがっちり固めて、具体的にはさっさとゴラッソ級の凄い得点方法で2点ぐらい取って逃げ切れる態勢にする」かのどっちかだと思うんですが、まあ実際はどうかなあ。吉田監督に関しては単純に「持ってない」「攻撃のプランが薄い」だけで、守備大崩壊した2016年よりかは全然ましなんだけどな…。セットプレーやシュート練習を増やすぐらいしか方法はないと思うんだけど。

または武田神社以外の厄除けにでも行くとか。どう?成田山新勝寺なんか。千葉ロッテマリーンズがここ数年、必勝祈願に行ってるけどさ。

今だったら、開基1080年祭で盛り上がってるよ?(←どうでもいいわw)

プロの目で「結果」を見るか「内容」を見るか。

例の「3連勝」の公約(?)は売り言葉に買い言葉としてなかったことになったようですが、これが「2連敗ないし3連敗」であれば決断をせざるを得なくなるんでしょうが、蓋を開けてみれば「2分け」。しかも2戦目は「残り5秒まで勝ってたとこから」ゆえ、これは甲府のGMとか上の人たちは「いやあ、まいった。ここで2分けかー。これはどうしよう。むしろ悩むじゃないか…」って悩む展開かもしれませんね。

↑いい事いうなあ(感涙)

うーん、私個人としては、こればかりはなんともいえないですわ。しっかりプロの目で試合内容も熟慮して、「このまま行っても大丈夫」と思うか「やっぱり無理」と思うか。プロとしてのある程度の決断をよろしく頼むです(苦笑)。

 

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