※追記しました(2020/03/02)
・大迫傑が日本新!日本人トップ 五輪代表大きく前進(日刊スポーツ)
しかし「このままだったらたぶん大丈夫だろうけど、万が一、自分の記録=日本記録が破られたら五輪出場資格を失うかも」という状況下で、日本新記録を叩き出して再び1億円ゲット!!とはなんとも凄まじい。いやはやおそれいりました(苦笑)
↑ちなみに「1回目」の1億円ゲットはこちらの記事で(苦笑)
<陸上:東京マラソン兼東京五輪代表選考レース>◇1日◇東京都庁前~東京駅前(42・195キロ)
日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)が、東京五輪代表へ大きく前進した。自らの日本記録2時間5分50秒を更新する2時間5分29秒でフィニッシュ。日本人トップの4位に入り、五輪代表3枠目の最有力候補になった。8日のびわ湖毎日マラソンで記録を破られなければ、東京五輪代表に内定する。
スタート時は気温約12度。ナイキの新厚底シューズ「エアズームアルファフライネクスト%」を履いた大迫はその中で、スタートから2時間3分台を狙う先頭集団で果敢に攻めた。集団の中でも前の方で戦った。中間点も1時間2分1秒で通過の超ハイペース。中間点を超えると、大迫が先頭集団から離れた。先頭集団の背中は遠くなった。井上大仁とは大きく離れた。
しかし、そこから粘った。難しい単独走でも、32キロすぎ、井上を含む集団に追いついた。32・7キロで井上の顔色をうかがった。苦しそうな表情を見ると、集団を引き離した。
MGCでは2位の服部勇馬とは5秒差で、五輪の代表内定を逃した。自信はあった。それなのに、まさかの3位。足りなかった。残りの選考レースで自らの日本記録を破られなければ、のちに五輪切符をつかめる可能性はあった。
しかし、待つことはせず、東京マラソン参戦を決めた。自分を変えるために、今までにない挑戦に挑んだ。約2カ月半のケニア合宿。標高約2300メートルの高地で、ケニア人のランナーと一緒に練習した。「彼より質の高い練習ができるんだと自信になった」。新たな刺激を受けて、成長を遂げた。
自らの力で、東京五輪の代表にも大きく前進した。
結局、スタートから最後まで中継(今年はフジテレビでした)を見てたんですけども。やはり最終的な感想としては…ねえ?(苦笑)
↑これに尽きるでしょうな。
↑で、またTwitterの「サッカーの」大迫選手の方に勘違いコメントが殺到するんだろうか(苦笑)
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さすがにこの記録を破れる選手は直近ではそうなかなか…。
井上大仁がなかなかいいペースでほぼ先頭集団に、少し遅れて大迫傑が走り、設楽悠太が自分のペースで30秒ぐらい後ろの12-13位あたりぐらいの集団で走っていて「差果たしてこのままレースが終わるんだろうか」と思ってた矢先に、大迫傑が単独走から井上が走ってる2番手集団に追いついて、更にそこの集団で先頭に立ってぶん抜いた…のはびっくりしました。
で、途中までは2時間3-4分台でフィニッシュ予想すら出てたペースだったがゆえに、大迫選手もラスト5キロでは脇腹を何度も抑えたりして苦しそうに走ってましたし、結局は井上選手は最後はスローダウンしちゃったんですけどね。
しかしこの石畳を走って曲がったゴール地点が、東京駅の真ん前という画が本当に素晴らしい…。
ちなみに設楽選手は16位だったんですが、それでも2時間7分45秒。実は同じ集団で走ってた選手(しかもほぼ全員日本人の実業団選手)たちがことごとく2時間6-7分台で走り、ほぼ全員がパーソナルベストを更新したというどえらいハイペースな大会だったようです。ま、天気も良かったし、例のナイキのシューズの影響かもしれませんが…しかしなんとも凄いレースでした。
で、これで大迫選手は2度目の新記録更新で1億円ゲットとなり、ここから「東京五輪マラソンの3枠目」を他の選手が狙うとした場合は、「2時間5分50秒→2時間5分29秒」よりも早い記録を、来週のびわ湖毎日マラソンで出さねばならなくなったという次第に。
ただ、びわ湖毎日マラソンの方はなぜか側道みたいな狭い道とかも多くて、はっきり言えば「東京マラソンのコースよりも走りづらい」傾向があるんで…よほどこの大迫と勝負できるような選手であれば、むしろみんな東京マラソンに挑んでると思われるので、たぶんこのまま大迫選手が3枠目確保、というのは変わらないんでしょうね。
で、それなのになぜか奇跡的な走りを見せて誰かが次のびわ湖毎日マラソンで日本新を出したら、そしたら大迫選手は苦笑いするしかなく「ま、それはそれでしょうがねえ」となるでしょうが、隣で「え、また1億円??」って陸連の偉い人が涙目になりそうだ(爆)。
追記:いっその事、ナイキにメインスポンサーになってもらって(謎)
・会長悲鳴マラソン1億ボーナス消滅…原資残800万(日刊スポーツ)
さすがにもうカネが無えって「本当に」泣きが入りました(爆)
<陸上:東京マラソン>◇1日◇東京都庁前~東京駅前(42・195キロ)
日本新の1億円ボーナスが消滅-。今大会は2時間7分台以内に日本人10人の記録的な高速レースとなった。日本実業団連合は15年7月から男女マラソンに報奨金を設定。今大会の報奨金は計1億7000万円で報奨金原資は残り約800万円であることが1日、判明。同連合の西川会長は「うれしい悲鳴か」と問われて「悲鳴です! こんなに7分台が出るとは。目録も足りない」と絶句した。
今大会は日本新の大迫に1億円、設定A=2時間6分台の選手1000万円+チーム500万円が2組、設定B=同7分台の選手500万円+チーム250万円が6組。対象選手が2人出たヤクルトとGMOのチーム報奨金は高額のものが1度きりのため、2チームで500万円が“浮いた”形になるが、焼け石に水だ。
同制度は、20年3月で終了。最後の対象大会は8日に同日開催の男子びわ湖毎日、女子名古屋ウィメンズ。両大会で日本新と設定Aが出ても満額は不可能。阿相事務局長は「設定B(選手500万円+チーム250万円)ならぎりぎりセーフ」。報奨金額が残金をオーバーした場合は、残り800万円の中から3分の2=約533万円を選手に、3分の1=約266万円をチームに支払って打ち止め。日本新なら1億円のはずが、約533万円になる。
西川会長は「この制度は早いもの勝ちです。早くゴールした人がもらえます」ときっぱり。号砲は名古屋ウィメンズが午前9時10分、びわ湖毎日が午前9時15分だが、男女のタイム差を考えると男子が約10分先にゴールする。ナイキの厚底シューズもあって底上げが進んだ日本のマラソン界。西川会長は「日本記録(1億円)が3つ出たからいいんじゃないでしょうか。底上げは間違いなくできました。いやあー、しかしなあ…」と目を丸くしていた。
そこはもう、いっそのことナイキに100億円単位でスポンサーになってもらって、いわば「マップポンプ状態」に(以下略)
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