【日本シリーズ第3戦】ヤクルトがオリックスに競り勝って遂に勝ち越すとは…今年の日本シリーズは本当におもしろい。

【日本シリーズ】ヤクルトが激戦制し逆転勝ちで2勝1敗!7回サンタナ千金2ラン(中日スポーツ)

例によって(?)、所属するクイズサークルのブログ記事を書きながらテレビ音声をミュートにしてちらちらと中継を視てました。いやーなんか2010年のロッテ対中日の日本シリーズを思い出すシーソーゲームでいいですね、今年は。

◇23日 日本シリーズ第3戦 ヤクルト5―4オリックス(東京ドーム)

 ヤクルトが逆転に次ぐ逆転でシーソーゲームを制し、連勝で2勝1敗とした。

 乾いた音を残した打球は右中間へきれいな放物線を描いた。3―4の7回2死一塁、ドミンゴ・サンタナ外野手(29)がオリックス・吉田凌の外角スライダーを捉え、逆転2ラン。前打席まで8打数ノーヒットだった5番打者の一振りで、試合をひっくり返した。

 0―1の5回には、2死満塁から中村悠平捕手(31)の中前適時打などで3得点して逆転。反発力を見せ続けた。7回2死から1イニング3分の1をピシャリと抑えた4番手・石山泰稚投手(33)がシリーズ初勝利。

 オリックスは6回に4番・杉本が右中間へ同点2ラン、7回には吉田正の左翼線二塁打で1点勝ち越したが、3連投となった4番手・吉田凌が痛恨の一発を浴びた。

まあどーしても千葉ロッテファンとしては「もしこれがロッテ戦だったら」という目で対オリックスの試合を見てしまうんですが、たぶん今季終盤のロッテ戦だったら、6回に先発の五右衛門・小島・岩下あたりがラオウ氏に痛打され、7回に国吉や唐川あたりが吉田正尚に痛打されて勝ち越されてたとしたら、おそらく「良くも悪くも」無為無策な井口監督ではそこから「ひっくり返す」のは難しかったでしょうね(井口監督は試合前にいろいろと策を練ってあとはどっしりと構えているタイプですので。まあ監督経験値の無さがここで響いてるのも事実なんスけどね)。

だからこそ、

「いやー、ヤクルトすげえや。本当にすげえや。」

と改めて思うわけですな。オリックスがヤクルトの上に行くと思ったら、さらに上に行くヤクルト…という図が。

うーん、こと今年に関して言えば、ロッテは日本シリーズに出れなかったのはなんやかんやで良かったのかもしれないね。こんだけ拮抗したいい試合が見れているとそんな事も思う今日この頃です。こんないい対戦カード、こんなに拮抗している組み合わせ。いっそ引き分けも挟んで第10戦ぐらいまでもつれこんでくれねえかな?…なんて書いたら両チームのファンの皆さんに怒られちゃいそうですが(^_^;)

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うーん、巨人。少しは今季のていたらくを反省しよう(失笑)。

今オフ原・巨人の補強策、ターゲットはFA権獲得の大物か(産経新聞)

産経新聞にこんな記事が。しかし懲りてねー(失笑)

【鬼筆のスポ魂】 今オフの巨人のターゲットは阪神・梅野隆太郎捕手(30)か広島・九里亜蓮投手(30)、はたまた中日・又吉克樹投手(31)なのか…。フリーエージェント(FA)補強に対して不気味な沈黙を守る原辰徳監督(63)だが、一連の人事を見るならば「衣の下に鎧(よろい)が見える」という球界内の指摘がある。

クライマックス・シリーズのファイナルステージでヤクルトに敗れ、今季の全日程を終えた巨人・原監督は15日、東京・大手町の読売新聞東京本社を訪れ、山口寿一オーナーにシーズン終了の報告を行った。3年契約の最終年だった同監督に対して、球団側はすでに新たな3年契約を提示し、受諾していた。トップ会談終了後、記者会見に臨んだ指揮官は今オフの補強策に触れると「誰が見ても外国人選手はね。それはオーナーも認めるところ」と、大失敗に終わった新外国人選手の補強の必要性を認めた一方、FA補強については慎重に言葉を選んだ。

「僕が答えをパンと出してしまうのはおかしな話。FA権(を取得した)選手は今年はたくさんいるわけでね。その選手達の権利は大事にしてもらいたい。それが野球界の中で選手として誇れる一つの材料であることは間違いない。その部分というのは、答えない方が僕はいいと思いますね」と話し、「(FA補強に)参加するのがジャイアンツ」と語っていた以前とは全く違うニュアンスを周囲に与えた。

原発言で「今オフの巨人はFA補強よりも自前の若手選手の育成にかじを切ったのか…」と見る球界関係者もいるが、果たしてそうだろうか。オーナー報告会が行われた15日、球団は12選手の自由契約を発表した。田中豊、鍬原、横川、井上温、伊藤優、堀岡、沼田、香月、ウレーニャ、平間、増田陸、伊藤海の12選手。戦力外通告解禁日の10月4日には松井義弥内野手と育成4選手に戦力外通告を行っているが、今回の自由契約選手は「戦力外でクビ」という意味合いではなく、全員が育成選手として再契約を結ぶ方針だ。

12選手にも及ぶ「自由契約→育成で再契約-」の人事にはどんな意味があるのか。答えは簡単に引き出せる。

日本シリーズは20日から行われている。今季中に国内FA権を取得した選手はシリーズ終了後、土日祝日を入れない7日間のうちに権利を行使するならば、表明しないといけない。そして、FA権を行使した選手はAランク(旧球団の年俸上位1~3位)Bランク(4~10位)Cランク(11位以下)に区分けされる。A、Bランクの選手を獲得する球団は旧球団が望めば人的補償が発生する。この際、支配下選手(育成選手は除外)の中で当年のドラフト指名選手、外国人選手及び28人のプロテクトされた選手以外の選手なら、旧球団に誰を指名されても渡さなければならない。

ここで育成枠が生きてくる。オフ期間だけでも育成選手として再契約しておけば、FA補強の際の補償選手の対象にはならない。大量12選手の「支配下→育成」への契約変更を深読みするなら、球団側が今オフもA、Bランクの選手をFA補強で狙っている〝準備〟と捉えるのが自然だろう。

そして、今季で年俸3億円(金額は推定)の5年契約が切れた陽岱鋼(ようだいかん)外野手(34)と来季も契約を結ぶこともFA戦略との関わりを疑いたくなる。今季は1軍で7試合出場、打率・143の大不振。それでも球団側は右打ちの外野手が不足しているチーム事情から残留させるという。ただ、本当に来季、使う気があるのか? 経験豊富な外野手で肩と足は衰えていない。FA補強の際の補償選手としてなら、旧球団にとっては格好の〝商品価値〟がある…と見たのではないか。

育成枠がFAの補償選手逃れになるシステムはどうなのか…はさておき、12選手の育成再契約&陽岱鋼残留の裏にはFA大型補強のにおいがプンプンする。

なんか巨人はいい選手をFAで取るよりも、もうちょっと指導力や戦略がある「監督」とかを取りに行ったほうが強くなるんじゃねえの?と。

ただまあこの産経新聞の記事もなかなかテキトー感が強くて「あー、なんか夕刊フジにこういう物言いをする記者いたね」って感じ。まあこないだ亡くなられたそうですから、あえて「誰」とは言いませんが(失笑)。

以上です。

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