クイズサークル「岩Q槻」が4月で満8周年に。「なぜか続いてしまった」理由を考えてみました(苦笑)

【精神科医が教える】「続けられる人」「続けられない人」の決定的な違い(ダイヤモンド・オンライン)

今、ほぼ毎月のように「番頭役(主宰者兼雑用係(笑))」として参加しているクイズサークルの「岩Q槻」が今年4月で「創立8周年」、そして9年目に入ることになりました。で、先ほどたまたま目にした記事なんですが…なんか、岩Q槻での自分自身のやり方に近いなーと思いましてちょいと思ったことなどをつらつらと記事を書いてみることにしました(笑)

クイズサークル「岩Q槻」が満7周年を迎えました。そして例会名物の「大量の差し入れのお菓子」事情なども(笑)

2024年4月5日

↑昨年は「7周年の記事」も書いてました。すっかり忘れてましたが(をい)

● 継続するために「準備をしない」という考え方

 何かを始めるとき、特に真面目な人や几帳面な人は、しっかりと準備をしようとするものです。

 例えば、台本を書いたり、原稿を用意したり、それを何度も練習したり、ペース配分を考えたりと、完璧を目指してしまうことがあります。

 もちろん、それは良いことです。しかし、準備にエネルギーを使いすぎると、本番で力を発揮できず、継続が難しくなります。

● 準備しすぎると続かない

 人間の使えるエネルギーには限りがあります。準備に時間と労力をかけすぎると、肝心の本番で力が残っていなかったり、次回へのモチベーションが続かなかったりするのです。

 一度限りのプロジェクトであれば、しっかり準備して臨むのも良いでしょう。しかし、長く続けたいことに関しては、過度な準備がむしろ継続を妨げる原因になってしまいます。

 私自身、VoicyやYouTube、X(旧Twitter)、Instagramなどで発信を続けていますが、ほとんど準備に時間をかけていません。むしろ、「いかにお気楽に発信できるか」を常に考えています。タイトルを決めたら、それに沿って思いつくまま話すだけです。

 YouTubeの動画も、1週間に1回、30分から1時間ほど録音し、前日に編集アプリで簡単にカットして字幕をつけるだけ。アップロードまでにかかる時間は20分程度です。

● 1回のクオリティより、発信量を増やす

 準備を最小限にすることで、その分、発信量を増やすことができます。もし、毎回原稿を作り込んで、練習を重ねていたら、とても続けられません。

 講演会ではスライドを作ることはありますが、あくまで進行のガイドとして使う程度で、細かい配分の練習などはしていません。それよりも、自然な流れで話せることを重視しています。

 これは、ローンの返済にも似ています。一度にたくさん返そうとすると、翌月の支払いが苦しくなりますよね。エネルギーも同じで、準備に全力を注いでしまうと、その後が続かなくなります。継続が必要なことに関しては、計画的にエネルギーを配分することが大切です。

● 長期的に影響力を持つために

 世の中では、完璧なものを一度作るよりも、コンスタントに発信し続ける人のほうが、最終的に影響力を持つことが多いです。どんなに素晴らしい作品も、一度きりでは埋もれてしまいます。それよりも、少しずつでも継続的に発信することで、認知され、価値を高めていくことができるのです。

 「準備しない」という考え方は、一見すると手抜きのように思われるかもしれません。しかし、継続することが大事な場合、最適な戦略にもなり得ます。大切なのは、「準備にどれだけ時間をかけるか」ではなく、「どれだけ続けられるか」という視点を持つことです。

まあ最後の「影響力」は私にはほとんどor全く関係ないですね、はい(^_^;)。半径5メートルの範囲内でわいわいと楽しめればいいと思ってますし。クイズの世界ではいわゆる「競技クイズ」というのがメインストリームになってますが、あっちとはかなり距離をおいて毎回10数人ぐらいの例会をわいわいと楽しんでるだけですので。決して他の人に影響を及ぼすものとは全く思ってません。今後もずっと在野かつ末席を汚す程度でやっていければと考えてます。

うちのサークルは、この競技クイズ的なガチっぽいクイズから、テレビ番組的なバラエティクイズ、ボードゲーム、カードゲーム、はたまたじゃんけん大会まで(笑)、「節操がないほどなんでもやる」のを是としてまして、だいたい毎回の例会では13-16名ぐらい(多い時は20人近くなることもあります)で、大量の差し入れお菓子を皆で合間にバクバク食べながら毎月1回の日曜日をわいわいと楽しく過ごしている次第です。

↑一応、コロナ禍も一段落しまして、サークル名物の(?)山盛りポテチと、山盛りキャラメルコーンが復活できたのが何よりでした(笑)

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まあ「準備しすぎる」と、おもしろさが半減しちゃう感じなんですね。

で、ここのブログでは以前、こんな記事も書いてました。

「趣味に義務感が生じるようになったらさっさと辞める」ようにしてます、特に今のクイズサークルでは。

2022年7月17日

「趣味に義務が生じるようになったらオシマイ」って話でした。「もしそうなったら俺、いつでもやめるから」と。

こんな中で僭越ながらいくつか、前のサークルの時の反省をふまえて、この「岩Q槻」での自分の基本スタイルみたいなものを書かせてもらったんですけども、

・基本的に、俺のやりたいように「ヌルく」やる。

・定例会の参加人数の多い少ないは俺の責任ではない。

・企画業務は「趣味の範囲を超える」ことは一切やらない。

・企画は基本的に各人の持ち込みで、俺も好きにやるから皆も好きにやれ。

・サークルの総会はやらない。

・よそのサークル・他人との比較は一切しない。我が道を行く、しかもヌルく。

・そもそも会員制度は設けず、一度でも参加したら「メンバー」として受け入れる。

・来る者は拒まず、去るものは追わず。

…という感じでした。

結果的にはこれが非常にうまく行ったようで、更に言えば前のサークル時代に疲弊しきってた煩雑なサークル業務を岩Q槻では9割減を成功させて、より負担を軽量化させたことによって「精神的に煮詰まることがなくなった」のも大きかったようです。

結局のところ、準備しすぎると→気合が入りすぎてしまう→予測不可能な事態に対応できなくなる(気持ち的に余裕がなくなるから)→自分や他人のどっちかを責める心理になってしまい、クイズやゲームが楽しくなくなってしまう…という負のループに入ってしまうので、このサークルに関しては「準備はそこそこ。当日の流れは当日の面々に身を委ねる」のがベターなんだろうな、と思っています。

あとは、私自身は、8年目から9年目に入る現時点ではここのサークルでは、

いかに手抜きして、大いに楽しみそして笑い転げることしか考えてない

んですね、実は(爆)。これが「企画は基本的に各人の持ち込みで、俺も好きにやるから皆も好きにやれ。」とした最大の理由だったりします。

まあ実際は年間でだいたい60-70企画ほど(そのうち、私の企画は多くても10企画程度でしょうかね)、基本的には参加者有志の企画持ち込みで開催しているのですが、その企画の概要によっては「いやーこれはあまりうまくいかなかったねえ」というのももちろんあります(もちろん、それはあくまでも内心で思うだけで間違っても口に出して言いませんけども)。それは想定してた参加人数よりも多かったor少なかったとか、周りのリアクションがしにくい企画だった、もしくはクオリティ的には非常に良かったけどこの時に参加してる面々にはなかなか刺さらなかった企画だった…などなど。ただその割合としては年間でも1割あるかどうかなので、特段サークルとしては問題になることは全くありません。まあ中には無理くり盛り上げて、テンションを更に意図的に高くして次の企画者の人に丸投げしてしまうことも(をい)

それは「わざわざ準備をして企画をやってくれて本当にありがたいっす」という気持ちのほうが上回っているから、ですね。むしろそう考えないと「私自身がいかに手抜きして」ができなくなりますので、その際は、時にプレイヤーとして、時に補助スタッフ(得点係や写真撮影担当などをやることもあります)として立ち回るときには、「できるだけ、その企画のいいとこ探し」をするように心がけてますね。「あそこのポイントは、笑いのツボに入りましたねえ」とか「あのあたりの問題チョイスはいろいろとうまいとこを突きましたねえ」とか。

そして基本的には、「企画がうまくいったか、いかなかったか」に関しては岩Q槻で企画をやってくださる方々は皆、自分自身には厳しい目をもって見れる人たちが揃っているので、わざわざプレイヤーや主宰者側からそれを指摘して「傷口に塩を塗る」ような真似をしなくても、次の企画でちゃんと挽回してくれるから…という「次の企画への期待」と「その人達への感謝とリスペクト」を欠かさぬようにやっているからというのも大きいです。一番もったいないのは下手に上から目線で批評して二度とやるチャンスを失う(それは企画者本人がやる気をなくして更におもしろくなるチャンスを失ってしまうことも含みます)ことですし、その点は「皆も好きにやってくれ」(※)を徹底するようにしています。

※唯一の例外が「ドッキリカメラ的な誰かを貶めるだけの企画」の時。岩Q槻ではありませんでしたが、前のサークルではそれをやろうとした人がいて、さすがに幹事団全員で必死に食い止めたことはあります。誰かを貶めて笑いものにする、その人にとってはつらい思いをさせるのは本望ではないですしね。なお岩Q槻ではその手の企画の場合は事前チェックが入ることもあります(幸いにそんな企画をやろうとした人は未だ皆無ではありますが)。

たぶん私が思うに「こんな緩いサークルが8年も続いた理由」としては「最初からお気楽な雰囲気でほぼノートラブルだったこと」「人との出会いの幸運が多く続いたこと」が最大の理由だったのかもしれないですね。ま、私自身は前のサークルで毎月のようにそれこそ春闘よろしく(?)トラブルが勃発してたのに嫌気が差してたので「そこで経験した全てを反面教師に活かした→絶対に怒らない。何があっても淡々と対応する胆力を持ち続ける」というのも大きかったとは思いますが、やはり私以外の参加者の皆さんが実に好意的にいろいろと(ご自身が無理をしない程度に)頑張ってくださってた。これが最も大きかったんではないでしょうか。本当にありがたいです。

誰もが無理せず、お気楽に楽しめるサークルでありたいですね(笑)

そして4月から9年目に入ります。基本的には「来るものは拒まず、去るものは追わず」のサークルですので、それなりに人の出入りもありまして、多少の常連メンバーの入れかえも発生はしています。

ただこれはうちが40-50代が中心のサークルでして(その分、たまに若い20-30代の方がいらっしゃるとこれがまたいい押しを見せてくれてとても心地よい刺激を受けるんですね(笑))、さすがに仕事とか家庭とか健康上の理由その他いろいろな諸事情を抱えて毎月・毎回の参加は無理…という人が出てくるのは致し方ないところであります。私自身も主に家庭の事情でこの月1回の例会がほぼ唯一の遠出をするきっかけでして、そこはやはり妻の理解を得て息子の留守番を託しているからこそ毎回、安定して出席できているのようなものですので。

また、日曜日が月に4-5回しかない(土曜日や祝日を含めてもおおよそ毎月平均で10-12回程度しかありません)ので、大きなクイズ大会やクイズイベントとかち合うこともままありまして、そんなわけで「来るものは拒まず、去るものは追わず」はかなりシビアなほど徹底しているのも事実です。その代わり、新しいご新規の参加者の方が毎年、ある程度(おおよそ2桁に到達するぐらいの人数で)ご参加いただいてまして、常連になったり、たまに参加されてはサークルに慣れて企画も打ってくれる方になったり…という方も出てきてまして、そこに半年ぶり、1年ぶり、ン年ぶりに登場するような方もふらりと飛び入り参加のような形で現地に登場されたりして、で、思った以上に岩Q槻というサークルが参加ニーズがあるんだね、というのは毎回びっくりしてますです。

一昨日はクイズサークル岩Q槻の年内最後の例会で、新しい自作早押し機の2号機が正式デビューしました。

2024年12月3日

↑まさか岩Q槻オリジナルの20端子の早押し機(しかもメンバー自作の「2号機」として)が登場する日が来るとは(^_^;)

それにしても諸事情…というかあまりにもトラブル続きでさすがに心身ともに限界が達して前のサークルを辞めたのが2016年6月、そこからひょんな事から旧知の仲間たちと「岩Q槻」を立ち上げて活動開始したのが翌年の2017年4月でして、現在までの、この8年近い間に何人かの20年以上の付き合いがあった旧友たちの中には既に物故した人も何人かいます。私も含めて50代になった面々、ともすれば還暦に達した面々が果たしていつまで元気ハツラツに楽しくのんびりワイワイとやっていけるかはわかりませんが、とりあえず1回1回の出会いと偶然と笑いの神様のやらかしっぷり(笑)を大いに楽しむ緩い趣味として遊び倒せればいいなーと思う今日この頃です。

以上です。

 

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