・ロッテ連勝ならず…守護神・益田が“誤算”9回1死も取れないまま降板、3安打3失点で5敗目(スポニチ)
今日も楽天戦でした。8回裏に相手のエラーで同点に追いつくも、直後に「益田劇場」で突き放され…という試合でした。ただその前に事実上のブルペンデー的な楽天継投策で17残塁ってのも。むしろそっちの方が深刻かなと。
◇パ・リーグ ロッテ3―5楽天(2023年9月13日 ZOZO)
ロッテは13日、本拠での楽天戦(ZOZO)に3―5と敗戦。2―2の9回から登板した守護神・益田直也投手(33)が1死も取れないまま降板。いきなり無死満塁のピンチを迎えると、岡島に左中間を破る適時二塁打を浴び5敗目を喫した。
11勝目を狙う先発の種市は4回までノーヒットピッチング。初回に島内を見逃し三振、2回は辰巳から空振り三振、3回には小郷を空振り三振に仕留めると、奪三振リーグトップの山本由伸(オリックス)を抜く146奪三振を記録した。
1―0の5回には辰巳に初安打となる8号同点ソロを被弾。試合を振り出しに戻されてしまったが、6回までわずか1安打と安定感抜群の投球を披露した。
しかし7回、2死三塁から岡島に勝ち越しとなる左前適時打を浴び落胆。打球が三遊間を抜けると、思わず天を仰いだ。それでも7回を投げ切り許した安打は3本のみ。奪三振3、与四球1の2失点で101球の熱投を見せた。
好投する種市を援護したい打線は5回、7回と2死満塁のチャンスを得たがブロッソーが2度とも凡退。白星をつけることは出来なかったが8回、2死二、三塁から中村奨のボテボテの当たりが投ゴロ適時失策を誘って、ようやく同点に追いついた。
だが9回、3番手の守護神・益田が無死満塁のピンチを迎えると岡島に左中間を破る適時二塁打を浴び意気消沈。1死も取れないまま降板となり、0/3を3安打3失点(自責点1)で5敗目。降板後はベンチから遠くを見つめる姿もあった。
しかしブロッソー氏に関しては実に評価しがたいんですよねえ…5打数3安打、ただし打てなかった2打席が満塁でチャンスを潰しているというのがなんとも惜しい、というかこれは難しい。
「打てる試合とそうでない試合の時のギャップが激しい。けども年間トータルで見れば.280ぐらいは打ってる」とか「ちっとも打てないけど、巡ってきたチャンスだけはめっぽう強い」とか「打率は低いけど出塁率を含めればそこそこ」みたいな選手も中にはいるんですが、そういう意味では果たしてブロッソー氏へのプロ・玄人の評価はどう映るんだろうな、と。今回は三塁を守る安田尚憲が不調で2軍調整を経て再昇格してきたブロッソー氏をちょっとスタメンでという吉井監督以下首脳陣の考えはわかるんですが。
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明らかにブロッソー氏と千葉ロッテのチームとの相性が悪すぎて…。
・ロッテ、楽天に競り負け2位陥落の危機…17残塁の大拙攻、3失点の益田5敗目(Baseball King)
で、あえて益田選手会長の肩を持つような書き方をすれば、「17残塁のうちのいくつかを得点チャンスに活かしてれば、そもそもセーブシチュエーションにならずに益田会長の出番もなかったんじゃね?」と。
● ロッテ 3 - 5 楽天 ○
<24回戦・ZOZOマリン>2位のロッテは17残塁の拙攻が響き逆転負け。貯金は4となり、3位・ソフトバンクに0.5ゲーム差、4位・楽天には再び3ゲーム差に迫られた。
ロッテ打線は初回から再三塁上を賑わすも、不安定だった楽天先発・藤井から4回までに1点しか奪えず。5回と7回は二死満塁としたが、いずれも7番・ブロッソーが凡退した。1点を追う8回は敵失で同点に追いついたが、なおも二死満塁で5番・山口が空振り三振。3点を追う9回は8番・岡の適時打二塁打で2点差に迫り、なおも二死二、三塁と楽天守護神・松井裕を攻めたが、最後は代打・田村が空振り三振に倒れた。
ロッテ打線は楽天を上回る11安打に加え8四球を選んだが、好機で一気に畳みかけることができず複数得点イニングはゼロ。残塁数は17を数えた。
先発の種市は7回2失点と力投するも11勝目はお預け。同点の9回表は益田が一死も奪えぬまま3安打3失点(自責点2)と崩れ、守護神は5敗目(2勝35セーブ)を喫した。
そして今日の先発の種市篤暉も7回2失点で102球。これが17残塁のうち3分の1ぐらい活かしてれば、5点ぐらい取って5-2のまま完投ペースだったかもしれないと考えると…惜しい。
それとこれはブロッソー氏本人の責任ではないんですが(←ここは強調しときます。じゃないとさすがに気の毒すぎますし)、なぜかこの選手がスタメンとかで試合に出るとチームバランスがビミョーに崩れてくるのはあれはなんなんでしょうかね。「チームとの相性」の問題としか言いようがないだけに本人からすれば「確かに満塁で2回も打てなかったのは悪いと思ってるけど、俺、今日は猛打賞だぜ?」って言いたくなる気持ちもあるでしょうし、なんだかなーって感じですね。
まあ似たような意味では、ポランコ様が1日3ホームラン打っている今季2試合とも実は負けてますしね(大汗)。果たしてこれは打線の組み方がよろしくないのか、「チームとの相性までは、実際にプレーしないとわからない」難しさなのかはさだかではないけど…いやー、野球ってスポーツも難しいね、ほんと(苦笑)。ちなみに昨日は猛打賞かつ逆転ホームランまで打ってくれた「俺たちの」荻野貴司は今日は無安打(ただし犠飛で1点と四球あり)でした。
※あ、益田選手会長と種市篤暉に関しては、あんたらはシーズンの疲れが溜まってる筈なんでさっさと家帰ってうまいもん喰って寝るように。ぶっちゃけ「俺等が反省する前に、もっと反省する必要がある奴はいっぱいいるだろ」ぐらいの開き直りをしてもいいと思うし。
いよいよ阪神の「アレ」が(苦笑)
・巨人を零封の阪神にマジック1…DeNAは1点追う九回無死満塁で無得点(読売新聞)
遂に阪神に「アレ」が眼の前に(^_^;)
プロ野球セ・リーグは13日、首位の阪神が巨人に勝ち、2位の広島が敗れたため、優勝へのマジックナンバーは「1」となった。早ければ14日にも、阪神の18年ぶりの優勝が決まる。
阪神4-0巨人(セ・リーグ=13日)――阪神が8月に続いて今季2度目の10連勝。三回に佐藤輝の満塁弾で先行し、継投で巨人を零封した。自身5連勝の青柳が8勝目。巨人は3カードぶりの負け越し。
ヤクルト5-1広島(セ・リーグ=13日)――ヤクルトが7カードぶりの勝ち越しを決めた。一回に村上のソロなどで3点を先行し、七回は長岡の2点二塁打で加点。吉村が5月9日以来の白星。広島は6連敗。
中日2-1DeNA(セ・リーグ=13日)――中日が延長戦を制した。五回に細川のソロで先制し、同点の十一回にビシエドの適時打で勝ち越した。斎藤が2勝目。DeNAは九回無死満塁での無得点が響いた。
「阪神、今季2回目の10連勝」ってしれっと書いてるけどそれも凄い大記録(大汗)。
・優勝目前の阪神、飛び交う言葉は「アレ」ばかり……いったいなぜ?(朝日新聞)
さすがに過去の反省をふまえて(?)、特に在阪メディアは「Vやねん」みたいなことは言わなくなってるのは結構結構(^_^;)
18年ぶりのセ・リーグ制覇へ、プロ野球・阪神タイガースの勢いが止まらない。8月中旬に優勝マジックが点灯して以降、虎党の盛り上がりも高まるばかり。関西のメディアやSNSでは「アレ間近」「今年こそアレして」といった言葉が飛び交う。あれ? ちょっと待って。優勝と言わずに「アレ」を使うのはなぜ?
9月12日の巨人戦に勝ち、マジックを3に減らした阪神。翌日のスポーツ各紙朝刊(大阪本社版)には、「最速アレ見えた」「あすにもアレ」といった見出しが並んだ。そもそもは、昨秋就任の岡田彰布監督(65)が使い始めた言葉だ。選手たちが優勝を意識しすぎないように言い始め、今季のスローガンも「A.R.E.(エーアールイー)」になった。
日刊スポーツ大阪本社の押谷謙爾(けんじ)報道部長(50)は、岡田氏がオリックス・バファローズの監督だった2010年、すでに「アレ」を使っていたのを覚えている。
「交流戦中、優勝と言うのを禁句にしたんです。担当記者だったので尋ねたら、『昔、それ言うて(チームの調子が)おかしくなった』と。その効果もあってか、オリックスは交流戦で初優勝しました」
そして今年。大阪本社版の紙面では、「アレ」の見出しが連日おどる。前田健吾整理部長(53)は、「岡田さんが『こうしよう』と言ったことに、スポーツ紙としても乗っかっています。楽しいことは乗っかって、盛り上げている気持ちです」。
朝日放送テレビ(ABCテレビ)の「おはよう朝日です」に出演する岩本計介アナウンサー(47)は、「ネタにもできるのが関西らしいと思っていましたが、こんなに大きな波になるとは」と影響の広がりに驚く。
ファンにも浸透していることについては、08、21年のV逸を念頭に「あと一歩で優勝を逃してきた歴史も大きい」と国際日本文化研究センターの井上章一所長(68)は言う。
自身も半世紀以上、阪神を応援している井上さん。「優勝と言ってしまうと、『またできないんじゃないか』と思うファンは少なくない。アレと言えば優勝が必ず来るわけでもないですが、それほど気を使って待ち望んでいる心のあり方が表れていると思います」
いやでもね、たぶんこの国には「言霊」ってのはあると思いますよ?とりあえずCS、更には日本シリーズまで気を抜かないように、今から道頓堀の水でも抜いといて、ダイブしようとするニワカな浮かれポンチどもを阻止したほうが(以下略)
異常、もとい以上です。
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