・佐々木朗希 今季ワースト4失点で2敗目、今季初被弾 侍対決で牧に勝ち越し打浴びる(スポニチ)
というわけで交流戦最終戦の横浜との一戦でした。まあ佐々木朗希をここまで攻略した横浜打線、ロッテ打撃陣を封じ込めた横浜投手陣、やっぱり強かったねえ…完敗でございました。
◇交流戦 ロッテ1ー6DeNA(2023年6月18日 横浜スタジアム)
ロッテの佐々木朗希投手(21)が18日のDeNA戦(横浜スタジアム)に今季9度目の先発登板し、6回に今季初めて本塁打を浴びるなど6回6安打7奪三振4失点。4失点は今季自己ワーストとなった。チームは逆転の1-6で敗れ、佐々木朗は6勝目ならず今季2敗目を喫した。
プロ入り後、横浜スタジアムのマウンドに上がるのは初めて。初回、1番・関根に対し161キロ、162キロと160キロ台を連発し、一ゴロ。楠本にも163キロを軸に、フォークで空振り三振に仕留めた。佐野に対しても161キロを投げ込んで最後は2者連続の空振り三振を奪い、三者凡退で立ち上がった。
2回は4番・牧との侍対決。真ん中高めの160キロを打ち返され、あと一歩で本塁打の左翼フェンス直撃二塁打を浴びたが、続く宮崎は162キロを連発して二ゴロ。1死三塁とした。6番・ソトにも162キロを連発。一ゴロとし、茶谷の好送球もあって本塁もアウトとなり、無失点で乗り切った。
中村の先制弾で1点のリードをもらった4回、先頭の関根に四球を許し、2死から再び牧との対決。追い込みながら高めに入ったフォークを左前に運ばれ、同点適時打を許した。
5回は先頭のソトに右前打を許し、1死二塁から京田が160キロを強振。折れたバットもマウンドへ飛んでヒヤリとさせられる場面だったが、佐々木朗はうまくライナーの打球をキャッチ。後続を断って勝ち越しを許さなかった。
しかし、6回先頭の関根に中前打を許すと、2死二塁から牧と3度目の対決。初球のフォークを左中間に運ばれ、勝ち越しを許すと、続く宮崎に右越え2ランを浴び、今季初被弾。6回までに4失点を喫した。佐々木朗は広報を通じ、「先制してもらいましたが、逆転されてしまい申し訳ないです」と悔しさをにじませた。
佐々木朗希をしても調子の良し悪し、そしてあの160キロを超える剛速球をフツーになげる「怪物」相手であっても「攻略方法」は必ずあるもので、それを横浜打線がきっちりと「遂行」できたのが、「いや、それはすごい」の一言に尽きましたね。そして奇しくもセ・リーグの首位争いをしてる首位・阪神、2位・横浜が佐々木朗希攻略に成功した、という点も。
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横浜は交流戦首位に。で、ロッテはとりあえず借金2でしのげたのが…。
・DeNA快勝!交流戦首位浮上で初V王手!牧4安打大暴れで大集結のそっくりさんが大喜び「本物と証明できた」佐々木朗を攻略(デイリー)
選手間同士の交流も増えた侍ジャパンの効果とかもたぶんあるんですが、少し前の「交流戦も日本シリーズも(そしてオールスターも)人気のセ、実力のパ」とか言われてた時代は完全に別れを告げて、これはもうセ・リーグもパ・リーグも本当に実力が拮抗してきたんだなーと思う今年の交流戦でした。
「DeNA6-1ロッテ」(18日、横浜スタジアム)
DeNAは牧が4安打2打点と大暴れし、快勝。交流戦首位に浮上し、最終戦を残して優勝に王手をかけた。
難敵、佐々木朗希の攻略に成功した。主役は牧だった。二回は160キロの直球を仕留め、左翼フェンス直撃の二塁打。さらに、四回は左前に同点の適時打。六回には左中間へ勝ち越しの適時二塁打を放った。八回には東妻からも安打を二塁打を放ち、4安打とした。
この日は試合前、球団が募集した牧のそっくりさんが集合。ロッテに対してのビックリ大作戦を仕掛けていたが、集結したそっくりさんも客席で大喜びした。牧は試合後、「全国から集まっていただきましたが、本物だと証明できた」と笑いを誘った。
先発の石田は5回1失点の力投。計5投手の継投でロッテの反撃を許さなかった。
交流戦首位だった巨人が楽天に2連敗したことで、チャンス到来。DeNAは19日の日本ハム戦に勝つと、交流戦初優勝が決まる。
そして気づけば横浜が交流戦の首位に立ってました。ついでに書くと今日はロッテ以外のパ・リーグ5球団が全て勝った(だからこそ巨人が負けて横浜が勝って交流戦首位に立ったわけですが)という「ロッテひとり負け」という日にも。まあそれでもロッテは7勝9敗2分け。序盤の巨人→阪神に負け越した時点で「できれば勝率5割に向けて頑張れ」と思ってたんですが、最終的には借金2で負えられたのはこれはこれで善戦したんでは?とも思ってます。
↑結局、今年の交流戦「完勝してた」のは、奇しくも生観戦しに行ってた6月7日のヤクルト戦だけでしたな…(^_^;)
で、明日からの3日間で、残る横浜対日ハム(横浜)、ヤクルト対楽天(神宮)、楽天対中日(仙台)が行われるとのことですが…天気がいいとありがたいんだけどね。千葉ロッテ御一行はオフを入れるのかそれとも室内練習場とかで練習をさせるのかは知りませんが、まあ休める時に休んだほうがいいんじゃね?とも思いますです。
しかしここまで来ると、もうセ・リーグ・パ・リーグの各球団の実力差はないに等しいんだなとしみじみと感じますね。いやーすごい時代になったなと。
以上です。
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