・ロッテ“神がかり”ついに11連勝!4戦連続で9回に同点劇のミラクル、延長11回に愛斗の劇的打で2戦連続サヨナラ 驚異の15戦負けなし(日テレNEWS)
今日はデーゲームの阪神戦でした。さすがに「プチ益田劇場」で勝ち越されて9回裏2死2塁、「さすがに4日連続、9回に同点はねえだろーなー」と思いつつ中継を見てましたら、
今日も9回に追いつく!代打 #中村奨吾 選手が2ベースで出塁すると、#友杉篤輝 選手が起死回生のタイムリー2ベースを放ち同点!#chibalotte #MarinesBaseball pic.twitter.com/qvK5503DnX
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) June 1, 2024
本当に4試合連続土壇場で追いついたよ、おい( ゚д゚)ポカーン
◇プロ野球セ・パ交流戦 ロッテ3×-2阪神(1日、ZOZOマリン)
5月14日の勝利から14試合負けなしの10連勝(4引き分け含む)と絶好調のロッテは、この日も強さを見せつけ、連勝を11に伸ばしました。
プロ初登板となった高卒2年目の田中晴也投手が先発。田中投手は最速150キロを超えるストレートとスライダーを中心に好投。阪神打線を5回まで被安打2、6奪三振の無失点に抑え、試合を作ります。
ロッテは4回、6番安田尚憲選手のタイムリーツーベースで先制するも、追加点は奪えず。すると6回には2番手・中村稔弥投手が、満塁から押し出しの死球で同点。9回には、守護神の益田直也投手が勝ち越しの犠牲フライを許し、1-2と逆転を許します。
それでも、9回裏に驚異の粘り。1アウトから代打・中村奨吾選手がセンターへの2塁打で出塁。その後2アウト2塁から、8番友杉篤輝選手がレフトへの2塁打。 阪神・岩崎優投手から起死回生の同点打を放ち2-2。これでロッテは4試合連続で9回の同点劇、そして4試合連続の延長戦に突入します。
2-2で迎えた延長11回は、阪神5番手の西純矢投手を攻め、2アウト2塁のチャンス。最後は愛斗選手がライトオーバーのタイムリーツーベースで2試合連続となるサヨナラ勝利となりました。
これで引き分けをはさみ11連勝。15戦負けなしです。
うーん、なんちゅうか本中華(←昔、こういうセリフの大橋巨泉氏出演のハウスのインスタントラーメンのCMがありました。わかる人はたぶん昭和生まれです(爆))。
なんだろうな…この土壇場の粘り。昔、大関・貴ノ花…横綱・貴乃花、若乃花兄弟のお父上(そして師匠)にある初代の貴ノ花関が息子さんと違い軽量の力士だったんですが、物凄い土俵際での粘りが持ち味だったんですね。その巨漢力士相手の逆転勝利の多さに「貴ノ花の足腰にはもうひとつの生命がある」とまで言わしめるほどだったんですが、なんかこの「9回の土壇場の粘り腰」のロッテはそれを彷彿とさせるなーとしみじみと思った次第でした。
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そして毎回「日替わりヒーロー」が出ているのが凄すぎる。
・ロッテ・愛斗がサヨナラ打 歓喜のウオーターシャワー「水じゃないやつがいた」「やっと一員になれた」(スポニチ)
現役ドラフトで西武からロッテにやってきた愛斗選手、改めて千葉ロッテにようこそ(感涙)
延長11回裏 #中村奨吾 選手がヒットで出塁!#佐藤都志也 選手が送りバントを決めると #愛斗 選手がライトオーバーのタイムリー2ベースを放ち、2日連続のサヨナラ勝利!#chibalotte #MarinesBaseball pic.twitter.com/7B1EgaIbFX
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) June 1, 2024
しかし特定のスタメン選手だけではなく、「日替わりで」活躍する選手が出てくるのが今回のロッテの強さなのかもしれないね。
◇交流戦 ロッテ3xー2阪神(2024年6月1日 ZOZOマリン)
ロッテの愛斗外野手(27)がサヨナラ打を放った。2-2の延長11回、右越えの適時二塁打とし、05年以来19年ぶり11連勝に導いた。4試合連続の延長戦はプロ野球タイ記録で、球団では初。
今季、現役ドラフトで加入。初めてのサヨナラ打、お立ち台に「ファンの声がすごい届いたので、やっとロッテの一員になれたなと。感動しました」と喜びをかみしめた。歓喜のウオーターシャワーを振り返り、「水じゃないやつがいたので、ちょっと探します」と笑わせた。
2-2の9回2死二塁で代打に立ったものの、空振り三振に倒れた。「前の打席で代打で出してもらって三振していたので、絶対次は僕が決めるという気持ちで入りました」。延長11回2死二塁、再びめぐってきたチャンスで右越えの適時二塁打を放ち、サヨナラ勝利に導いた。
チームは12連勝した05年以来19年ぶりの11連勝で15戦負けなし。今季10試合目の延長戦で、5勝5分けと延長戦での強さを誇っている。「僕もロッテの一員になったので、ロッテに貢献できるように頑張ります」とロッテファンを前に誓った。
吉井監督はサヨナラの場面について「代打も考えたんですけど、金子コーチが“右だけど、この投手、愛斗合うかもしれないよ”と言ったので、そのまま愛斗いって、うまくいきました」と振り返った。
しかし9回2死同点の後のチャンスに三振で3アウトになってるのを見てただけに、愛斗に関しては「どんな形でもいいから生きて塁に出てくれると嬉しい。次は岡大海が何かやってくれそう」と思ってたんですけどね…まさかライトオーバーのサヨナラ打を打って試合を決めちゃうなんて。
そして愛斗もついこないだまでは登録抹消されて2軍のイースタン・リーグの試合に出ていたわけですが、そんな愛斗のサヨナラ打を見て思い出したのが、
昨年春に荻野貴司の怪我で久々に1軍に呼ばれた最初の試合で決勝ホームランを打ってくれた平沢大河でしたねえ。いや、今、1軍に居るけどなかなか試合に出れない選手も2軍の方でプレーしている選手も「シーズン終わるまでには何があるかわからん」から、せめてその持っている武器の刃は研いでおけ、って言いたいですね。たぶんロッテというチームはこういう日替わりで誰かが活躍する方がチーム的にはちょうどいいのかもしれないですね。で、その上でスタメンで出ている選手が地味だけど攻守に貢献してくれれば…と。
#中村奨吾 選手がファインプレーでチームを救う!ベンチ際の打球を身を乗り出してナイスキャッチ!#chibalotte #MarinesBaseball #MarinesBigPlays pic.twitter.com/1wk0vFTTVr
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↑そういう意味で、実はこの試合の「陰のMVP」は延長11回表2アウト2塁からの、阪神ベンチに身を乗り出してフライキャッチした中村奨吾ではなかったかとも思いますです(^_^;)。そして愛斗のサヨナラ打もピッチャー返しで出塁してましたからね。いろいろと言われてますが中村奨吾に関しては「試合に出る時は」さほど目立たなくてもいいんでコンスタントに攻守で安定して活躍してくれれば、と願ってます。
※ところで愛斗は水の他に何をかけられたんだろう。今年はキリンがドリンクサプライヤーらしいけど(以下略)
去年の王者・阪神だって、そりゃ苦しい時はあるでしょうよ。
・交流戦前の嫌な予感が的中 5連敗の阪神・岡田監督「もう、ええやろ」と2戦連続取材に応じず 4番・近本苦肉の策も実らず(デイリー)
ま、阪神も昨年のリーグ優勝・日本一の時は「神かがった」勝ち方をしてましたしね。
「ロッテ3-2阪神」(1日、ZOZOマリンスタジアム)
阪神は悪夢の2戦連続サヨナラ負けで5連敗。1点リードの岩崎が九回2死から追いつかれ、十一回に決勝点を奪われた。
この日は4番に近本を入れ、大山は7番に降格した。大幅の打順変更の効果もなく、11イニングでわずか5安打で2得点。押し出し死球、犠飛で奪った2点で勝つのは「野球の神様」が許してくれなかった。
試合後、岡田監督は前日と同じく取材に応じず、「もう、ええやろ」の言葉だけを残して球場を後にした。
交流戦前の巨人戦で負け越し。5月26日、次カードの交流戦を控え、岡田監督は「そら打つ方があまりにも酷すぎるよな。これから交流戦やから余計やで。真っ直ぐが打てんから。もうちょっと考えなあかんわな。だからパリーグのピッチャーなんかこれからな、強いストレートくるよ。もっと点入らんわ、交流戦なったらな、今の状態じゃな」と危機感を口にしていたが、悪い予感が的中。交流戦4戦全敗と苦しい戦いが続いている。
そしてロッテも今の感じが「(いろんな意味で)ちょっとおかしい」んであって、わずか1ヶ月前はそれこそ阪神の岡田監督じゃないけど「そら打つ方があまりにも酷すぎるよな。」でしたから。たぶんこれも順巡り。ともすれば半月後ぐらいのロッテはまた「打つほうが酷すぎる」みたいな感じになって、その時に吉井監督や福浦ヘッド、金子参謀がどういう決断をするか…が、たぶん今季の肝の部分だと思うので、正直今の「11連勝」に関してはあまり実感がないのも事実です、はい。
というか、こんなに負けないロッテ、1998年の18連敗から判官贔屓で応援しはじめて全く記憶にないので「どういう感じで受け止めりゃいいのかはっきり言ってよくわかんない」ってのが本音ですかね。おそらくやまない雨はないですし、止まらない連勝もないでしょうから…と、今はしみじみと考えてる今日この頃ですはい。
ところで明日は雨予報らしいんですが…(^_^;)。以上です。
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