【千葉ロッテ】育成契約だった茶谷健太内野手が支配下登録されました。

ロッテ、昨オフ育成契約の茶谷が支配下登録(サンスポ)

同じように楽天を戦力外通告(支配下選手から育成契約を打診)からロッテにテスト入団した西巻選手が先に支配下登録されてたぶん焦りはあったと思うんですが…何はともあれ良かったねえ。ここからがスタートですな。

ロッテの育成選手、茶谷健太内野手(21)がこのオフに支配下登録されることが19日、分かった。2016年に山梨・帝京三高からドラフト4位でソフトバンク入りし、同年に投手から内野手に転向。翌17年にプロ初出場を果たしたが、昨オフに戦力外となりロッテと育成契約を結んだ。

 186センチ、85キロの右打者は今季、イースタン・リーグで118試合に出場し打率・271、6本塁打、48打点。フレッシュ球宴にも出場した。

確か茶谷選手は足が滅法早くて肩も強い(←そこはもともとは投手でプロ入りしたから強味ですな…)、三塁とショートを守れてたような記憶がありまして。

しかしそれでも何より去年は記事にも書いてありますがフレッシュオールスター(2軍のオールスターゲームですな)にも選ばれて出場してたぐらいの「将来を期待されて」ロッテからオファーを受けて1年間、育成契約で頑張ってただけに。

同じように楽天から入団テスト兼ねて秋季キャンプに参加してたほぼ同世代の西巻選手(この選手ももともとは投手をやっててやはり足が速いという特徴があります。ついでに書くと茶谷選手の方が年齢はひとつ上・学年はふたつ上(つまりは早生まれなので平沢大河や成田翔、それと来年デビューの大卒ルーキーたちと同じ学年)になるようです)が先に支配下登録を勝ち取って、少なからず「先を越された」感はあったかもしれないでしょう…そういう意味では「やっとスタートラインに立てた」って感じなんでしょうねえ(笑)

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「さあこい、これからが男のスタートだ」(by立川談志)

ロッテ・茶谷健太 新天地での挑戦、経験を糧に飛躍を誓う/ファーム(週刊ベースボール、10月4日付)

で、これは少し前の記事なんですが…これを読むとあらためて「本当に良かったねえ」って思いますなー。

7月末のイースタン・巨人戦(ZOZOマリン)。試合後、球団幹部との話し合いの場で告げられたのは「今季中の支配下登録を見送る」というものだった。1月にソフトバンクから移籍。「やるからには環境を変えてやってみたいと思った」と、育成から再出発という勝負の決断を選択したが、2ケタ番号は来年以降に持ち越しとなった。

 それでも茶谷健太は悲観することなく、「2ケタ番号を手に入れるために少しずつ、攻守走すべてレベルアップできるように。フェニックス・リーグでもキャンプでもしっかりアピールしたい」と、気持ちを切り替えて先を見据えた。

 昨季は二軍で87試合に出場し3本塁打。一方で今季は118試合に出場し打率.271、6本塁打、48打点。チームで規定打席へ到達したのは安田尚憲と2人だけで、首脳陣の期待の表れでもある。

 出場機会を求めて、本職の遊撃以外に外野や一塁にも挑戦中した。年間を通じて試合に出続けたのは自身初の経験。蓄積疲労から終盤は打撃の調子を落としたが、「この経験をいかに来年に生かすか。好不調の波が激しくならないようにしたい。今が一番きついけど、乗り越えて成長したい」と、強い覚悟を口にする。

 今岡真訪二軍監督は、「茶谷は守備、肩、守備範囲の広さ、安定感がある。僕が1年間見た中で凡ミスは1個か2個ですかね。その辺は大したもんです。力がなければ二軍でも試合に出られないですよ」と評価しつつ、「ただ、この1年間の経験をどう感じて生かすか。オフが大事ですね」と付け加えた。一軍で活躍できる選手になれるかどうか、本人の「意識」次第ということだろう。

 今は推定年俸300万円だが、そこから“一獲千金”を狙えるのがプロの世界。「野球は仕事。もちろん稼ぎたい」。野望を抱く茶谷の挑戦は続く。

で、今岡二軍監督の言うとおりに「オフが大事ですね」の言葉通りになった次第ですなー。

願わくば更に二軍でできるだけ活躍して、そして二軍首脳陣の強い推薦を持って一軍でも抜擢されて「どこでも守れる、いつでも打てる」ように、それこそ茶谷選手・西巻選手共に競り合って頑張って欲しいですね。

そしてロッテの内野事情も、特に遊撃手は藤岡裕大・平沢大河・三木亮が熾烈なポジション争いをしてるとこに、今年ドラフトで法政大から福田光輝という即戦力も期待されている選手も取ったわけでより一層激しくなると思われるので、できれば一塁も二塁も三塁もどこでも行けます、みたいな感じで「ここからが勝負だ」と。(笑)

↑なんか毎年、千葉ロッテと甲府(そして浦和も)の紆余曲折なシーズンを見てるたびにいつもこの言葉が去来しますわ(苦笑)。

ポストシーズンの、こんなチェス・将棋のような心理戦がたまらないなあ。

一見4対3の大型トレードも…楽天とロッテの狙い(日刊スポーツ)

何しろ今の所、ソフバンと西武が「図抜けてる」だけに。その他パ4球団は気を抜くとすぐに「ぶっちぎりの最下位争い」を余儀なくされるひりひり感がなんとも凄いなあと。

今オフの楽天-ロッテ間は選手の移動が激しく、一見すると「4対3の大型トレード」が成立したように映る。しかし、その内容を追っていくと実情は違う。

美馬と鈴木は自身の意思で国内FA権を行使し、行き先を選んだ。ハーマンは自由契約。西巻は戦力外通告を受け、ロッテが目を付けた。涌井は一方通行の金銭トレード。純粋な入れ替えは、人的補償の小野-酒居だけだ。

楽天石井GM (人的補償とトレードが)たまたまタイミングが同じくらいになった。まとめてではなく、別で進めていた。

ロッテ松本球団本部長 結果的に4対3のトレードみたいになっただけ。ウチは考えながら本気で補強して、優勝を目指している。楽天さんもそう。ウチと楽天さんが激しい感じになりました。

パ・リーグは現在、西武とソフトバンクが頭ひとつ抜けて強い。楽天とロッテは2強に食らいつくべく、泣きどころを埋めようと補強にまい進した。日本ハムは、オープナーなどの新しい戦略で風穴をあけようともくろむ。オリックスは、出来高含め2年総額1000万ドル(約11億円)という大金を払い、メジャー通算282本塁打の超大物アダム・ジョーンズを獲得。大きな核を据えた。強化の方法論は違えど目標は同じ。来季のパは激しくなる。

個人的には昨日も書きましたが、こういうお互いが頭を悩ませつつ、チェスや将棋のような心理戦も含めたトレード戦略とかは「それもプロ野球の醍醐味なんだろうね」と再確認できるきっかけになって、ポストシーズン・ストーブリーグも含めてプロ野球ファンが一喜一憂できるのは「極めていいこと」なんじゃないかな、と思う次第ですね。将棋で言えばお互いの角を交換するような戦術のようなこともやってますしね。今回で言えばエース級の美馬とわくわくさんとか(苦笑)

もっとも、当事者となったチームのファンの人たちは「え、そんなに大移動すんの?」と内心ヒヤヒヤなんでしょうけど…ま、私自身はそういうのはサッカーのヴァンフォーレ甲府で慣れちゃってるのもあるんでしょうね。「活躍したらすぐに強豪チームに主力選手、ともすれば監督を引き抜かれて、下手すりゃスローガンまでパクられる」とかで、な、「ヴァンフレッチェ」広島?(号泣)

↑やっぱりその含蓄は結構奥が深いんすわ、談志師匠って(笑)

↑長らくサッカーは甲府と浦和を掛け持ちしてまして、移籍後も応援してる元・浦和の選手の一人ですね。よかったねえ、湘南J1残留できて(笑)

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