うっかり油性ペンで書いちゃったモノを消す方法…ぐらい検索して調べろや。

・3歳の保育園児、研磨スポンジで頬こすられやけど　京都・右京(毎日新聞)

バカだなあ。日焼け止めとかマキロンみたいな消毒液をそこに塗って濡れタオルか濡れティッシュで拭けば一発で済むのに…保育園の先生、そういうトラブルも経験したことがなかったのか、スマホで検索して調べりゃいいじゃんか…。

京都市右京区の認可保育園で今年6月、2歳児クラスの男児（3）が60代の女性保育士に研磨作用のあるメラミンスポンジで頰をこすられ、やけどを負っていたことが分かった。
　母親や同園によると、男児が油性のペンで顔に落書きし、保育士が洗っても落ちないためメラミンスポンジを使ったという。母親が迎えに行った際、頰が赤く腫れていたため園に説明を求めて経緯が発覚。保育士は7月末に自主退職した。男児は全治1カ月のやけどと診断され、現在も受診が続くという。
　母親は「事故発生後すぐに連絡がなく、対応が不誠実。息子のやけどは痕が残る恐れがあると言われている」と話す。21日に右京署に告訴した。
　同園の施設長は「保育士は『落書きを顔に残したまま帰ると子供が保護者に怒られると思った』と釈明したが、ありえない対応。申し訳なかった」とし、「謝罪して見舞金をお渡しし、示談金も提示したが、納得してもらえなかった。今後の対応は法人内で話し合っていきたい」と述べた。

60代の保育士さん…らしいんだけど、スマホで「油性ペン、肌、消し方」で検索するぐらいの「知恵」は持とうよ。全くガラケーもスマホも持ってないってことはないでしょう?今の時代。

私の場合、実はクイズサークルの失敗で覚えた「知恵」でしたね。

私自身はこれに関しては、クイズサークルの頃にやらかした失敗で覚えまして。

というのは、うちのサークルでは会議室のホワイトボードに水性のボードペンで得点を書いたり、

ボードクイズなんかでは、

こういう感じで手持ちのホワイトボードに答えやボケを書いたりするんですけども、時折、やらかすんですね。「ペンケースの中に、油性ペンが入っててそれで書いちゃう」というのを(爆)。ええ、最初の時は焦りました。さすがに公共施設の会議室ですし。このまま逃げるなんて当然行きませんし。

で、こういう時は当然、イレイサー(ホワイトボード消しです)で消そうとしても全く消えないのは当然で、さてどうするか…という時にやるのは「その油性ペンで書いた箇所を水性ペンでなぞって、そこからイレイサーで消す」という方法を採ります。これが不思議なことに、さっき書いた分も一気に消えてる…という事になります。ま、これはその時にサークルの例会に来てた友達のアドバイスで「たまたま知った」んで良かったんですが、それ以降も何度かやらかしてまして…。

というのはうちのサークルでは手持ちのホワイトボードは、100均で買ってきて自前で持ってる人とは別に、

こういうタイプの、やはり100均で購入したクリアファイルに、白い紙を入れてそのクリアファイルの表面に文字を書いてもらう「簡易ボード」を20枚ぐらい用意してるんですね、常時(ちなみに当然ですが、水性のボードペンも同じ数だけ用意していて、ペンに関しては半年に一度はインクが薄くなったか否かをチェックして買い替えたりもしています)。ゆえにその20本ぐらいあるボードペンも別の袋に入れて定例会に携帯してるんですが、何を血迷ったかそこに油性ペンを入れてしまったバカ(←ま、これも私なんすけど(泣))がいて、実際に書き始めた後に「あれ、これ油性ペンじゃね?」って気づくと(爆)。

※ちなみにその簡易ボードも、配布時にちゃんと説明しないと自分で持って帰っちゃう人とか、物凄い時は「クリアファイルから白い紙を取り出してそこに書く」という想定外な事をやらかす天然さんな方(笑)がたまー(前のサークル時代から通算すると年に1-2人ぐらいは…)に出てくるんで、配布時に常時説明して文字を実際に書いてみるテストもしてます。

わからん時は検索するぐらいの「癖・習慣」はつけましょうよ…。

まあそれを知ってたので、数年前に「ボードはともかく、さすがに肌とかに水性ペンはきついかもしれないけど、一応、代用する手段はあるんじゃね?」と思って定例会の企画の休憩時間に好奇心と素朴な疑問を抱いて、スマホで検索して調べたことがありました。

そしたら、

・皮膚についてしまった油性ペンの汚れを消す対処法(マイナビニュース)

その時に見つけたサイトがこのマイナビニュースさんの記事でした(それから6年半も経過してるのに、今もあったとはびっくりですわ…)。「あー、日焼け止め、もしくはアルコールの消毒液で代用できるんだなあ」と。

気付かぬうちに皮膚に付けてしまった油性ペンの汚れは、洗ってもなかなか落ちませんよね。ゴシゴシ擦れば薄くなる事はあるけど、きれいに落とすのは難しいものです。そこで、身近な物を使って簡単に皮膚に付いた油性ペンを落とす方法をご紹介します。
■日焼け止めで、簡単に油性ペンを落とす方法
夏に使って余っている日焼け止めはありませんか。家の中で眠っている日焼け止めを使えば、簡単に皮膚についてしまった日焼け止めを落とす事ができます。準備するものは日焼け止め・ティッシュです。
1.日焼け止めを皮膚の油性ペンがついてしまった部分に塗ります。
2.そのあと軽く塗り込んでください。
3.最後にティッシュで軽く拭き取るだけです。
■日焼け止めで、油性ペンが落ちる理由
日焼け止めが油性ペンを落とす原理は、とても簡単です。
日焼け止めには紫外線が肌に吸収する事を防ぐために、紫外線吸着剤という成分が含まれています。また、肌への塗りやすさを考えて油分も含まれています。
油分と油分はお互いに溶け合う性質があり、日焼け止めの油分が油性ペンの油分を溶かして浮かせる役割をするのです。さらに紫外線吸着剤が、浮いた油性ペンの汚れを吸着して、閉じ込めてしまうのです。そのため、擦らずきれいに油性ペンが落ちるというわけなのです。
また、UVカットの数値が高いほど紫外線吸着剤の濃度は濃くなっていますので、油性ペンがさらに落ちやすくなります。時間がたって落ちにくくなってしまっている場合には、UVカットの数値が高い日焼け止めを使ってみましょう。
■日焼け止めがない時の対処法
日焼け止めが手元にない場合には、他にもアルコールや口紅などさまざまな身近な物で代用ができます。
消毒用のアルコールなどの有機溶剤には、油分を浮かせて落とす効果があります。油性ペンのついた皮膚にアルコールを染み込ませて、浮いた汚れを布やティッシュに移してしまう方法です。
また、もう使わない口紅でもきれいに油性ペンの汚れを落とせます。口紅には乳化剤という成分が含まれています。乳化剤には油分を溶かす作用があるので、油性ペンの汚れを擦らずに浮かせて落とす事ができます。
さらにミカンの皮でも油性ペンをきれいに落とす事ができます。ミカンの成分にリモネンという成分が含まれており、有機溶剤の役割を果たしてくれます。
いざという時には、ぜひお試しになってみてはいかがでしょうか。

とのことで、「たぶん水性ペンで上書きすると、吸い取るか溶け合う性質があるんだろうな、たぶん」と知ったわけです。で、さすがに肌には水性ペンは染み込んで無理かもしれないんで、万が一の時は近くのドラッグストアに行って日焼け止めか、消毒用のアルコールを買ってこよう、という事は決めてまして、それゆえに「定例会の会場が決まったら、これまた検索して、ドラッグストアや100均のお店の場所もチェックしておく」というのも習慣になりましたね。

※ちなみにうちの「岩Q槻」ではいつも借りている岩槻駅前の公共施設…の真ん前の複合施設に、「スギ薬局」と「キャンドゥ(100均)」があって、会議室から徒歩2分で行けるようになってます。幸いなことに、そういう事をやらかしても常時20本はストックしている水性ペンで用が足りてるんで駆け込む経験はまだないんすけどね…(苦笑)。

まあ私なんかはもうここ15年ぐらい「半分、ネット中毒」みたいなもんで「わかんなきゃとりあえず検索で調べろ」が習慣になってまして、さすがに病気とか命に関わる「重い」話に関しては調べれば調べるほど泥沼にはまりそうでそれは話半分、正確には話3%ぐらいにして、いわゆる「鵜呑み」にするのはやめてるんですけど、こういう「極めて軽い」系な日常的なアイデアやコツ、ライフハック的なのに関しては一応スマホでもパソコンでも調べるようにはしてますね。あとは病院の待合室の本棚に置いてある「サンキュ!」とかは眺めたりとか(嫁もたまに買ってるようですが、基本的には私は家では「義務感が生じる」んであえて読まないようにしています)。

一方で、それをとことんやらない周りの知人・友人・家族もいまして、最初は「調べりゃ5分で事が済むじゃん」と腹立たしい思いで見てましたが「ま、それは自己責任だし、オレに迷惑がかからなきゃあとはどーでもいいや」と距離をおいて諦めるようにしましたね。それもまた処世術であり、自らのストレスを溜めない方法のひとつでもあるのですが。

…ゆえにこの保育園の保育士さん、勿体ないねえ。この人の経験則だけでやらかしたのか、「史上初の出来事」で混乱してたのかは知らんけど、手持ちのスマホ(ガラケーでも可)や、保育園のパソコンで調べりゃよかったのに。ましてや同僚や施設長とかの周りの人にも相談すれば、誰かしらはネットで調べて「あ、日焼け止めがいいみたいですよ?なければ消毒液でもいいらしいから、救急箱のマキロンでも」ってアドバイスしてくれる人もいたでしょうし。持つべきものは友達とスマホかな。子供ちゃんかわいそうに…。