水道橋博士氏の参院議員辞職はやむを得ない…が「残り期間を5人でローテ」はダメだろ(失笑)

・水道橋博士氏　参院議員を辞職、辞職届受理　昨年１１月から休職(デイリー)

少し前の話の続きになりますが…。

いやー、まさか水道橋博士が本当に参院選比例区で当選しちゃうとは(^_^;)

2022年7月11日

いや、国会議員の方は冗談抜きで入院でもして徹底的に休んだほうがいいわ、水道橋博士氏。

2022年11月1日

ここらへんはまさに「命あっての物種」の言葉通りで何より心身の健康を優先してほしいなと思ってのでこれは致し方ない。ただ「その後のれいわ枠の議員のとこ」が問題なんだろうけど。

　れいわ新選組の水道橋博士参院議員が１６日、議員辞職した。同日に山本太郎代表が国会内で発表した。議員辞職届を提出して受理されたとした。
　山本代表は会見で「れいわ新選組の参院議員水道橋博士氏が本日、議員辞職いたしました。本日午前９時半に辞職届けを出されました」とコメントした。
　山本代表は、辞職までの経緯として、水道橋博士自身から、これまでも「複数回、強く辞職したい旨を伝えられてきた」というが、党側として、博士氏の心身状態が不調の時の決断は避けた方がいいのではないかという医師の助言もあり、決断をしてこなかったという。
　ただ博士氏は当選させてもらったにも関わらず、活動ができない焦りや申し訳なさが「どんどん強まっていった」といい、主治医に判断を仰ぎ、「本人が判断できる状況」であることから、「博士が今、一番望む形として辞職を受け入れた」と説明した。医師によると、病状は改善しているという。
　水道橋博士氏は昨年７月の参院選で初当選。政治家活動に専念する姿勢を示していたが、同年１１月１日にうつ病を公表し、休職を申し出ていた。
　今後について、山本代表は「（博士氏は）才能、知見、見識をお持ちの方。今後ともれいわ新選組の党の仕事をしてもらいたいとお願いしている。どのくらいお任せできるかに関しては、体調、症状を見て決めたい。話し合っていきたい」とした。

衆参両院の小選挙区選出ではないからいわゆる「金帰火来」、つまりは週末を中心とした選挙区への涵養(有権者・支持者への政局報告やその他の付き合いなど)はひとまず必要ない立場なだけに、果たしてうつ病が再発してどーするんだろう…と思ってたら、やはり「決断」をしましたか。

個人的には「まあ参議院の比例区選出だったら、こんぐらいでもいいんじゃね?」って思ってますけどね(意見には個人差はあります(byさだまさし(←をい)))。自民党だって維新の会だって「あの人は今?」みたいな人を擁立してそれなりに知名度と組織票で当選させているわけですから(20数年前の自由連合の総倒れは逆に凄かったですけども(苦笑))。むしろガーシー氏のようになんだかよくわかんないけど日本に帰ってこれねえで議員活動もしてねえ、みたいな人に比べれば「議員活動する意思はあるけど、身体も心もついていけない」んで葛藤して決断する方がまだ有権者の人たちに対して(当然批判はあるでしょうが)まだましかなあとも思いますです。

※あとは民主党執行部と揉めて「いきなり」参議院議員を辞職した大橋巨泉氏とかも懐かしい(苦笑)

しかし5人で1年ごとの「ショートリリーフ」はないわー(失笑)

・れいわ代表、水道橋氏の残り任期「５人でローテ」(産経新聞)

で、博士氏の辞めた後の代わりはどーすんの?と思ってたらこんな事を。

れいわ新選組の山本太郎代表は１６日の記者会見で、同党の水道橋博士参院議員の辞職に伴い、今後、同党の繰り上げ当選者が１年ごとに辞職し、令和１０年７月２５日までの残り任期を５人が交代で務めると明らかにした。
れいわは昨年の参院選の比例代表で水道橋氏ら２議席を獲得。水道橋氏の辞任後は、個人の得票順で３位以下だった大島九州男▽長谷川羽衣子▽辻恵▽蓮池透▽依田花蓮－の各氏が１年ごとに辞職し、繰り上げで順番に参院議員を務めるという。
山本氏は会見で「れいわローテーション」と命名し、「多様で多彩なメンバーが国民の負託に応えていくことを目指す」と語った。

しかしよく考えるわー。でもあえて言わせてもらえばいくら参議院だって一応国会なんだから、

寄席の代演じゃねえんだぞ(失笑)

と。もしくは「あっさり先発がノックアウトされちゃった、ロッテないし日ハムの3回から始まる継投策」みたいなと(以下略)

いずれにしても博士氏にはお大事になさってください、と申し上げたいっす。以上です。