・ロッテ 池田来翔が右手薬指を骨折も抹消せず 吉井監督「2、3日様子見て」「本人はやる気満々」(デイリー)
昨日の巨人戦で154km/hの剛速球の死球を食らってた池田来翔でしたが…うーん、やはり指を骨折してたのか。
「ロッテ-巨人」(31日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・池田来翔内野手が、30日・同戦で右手に受けた死球で、右第4指末節(右手薬指先端)を骨折した。吉井監督が「骨折です」と明かした。痛みの程度によっては出場可能だというが「まだ痛そうなので、2、3日様子見て。きょうはもうプレーはさせない」と話した。
池田は、前戦の七回1死の第4打席で、巨人・鈴木康が投じた154キロの直球が右手に直撃。そのまましばらく悶絶し、手を抑えて動けなかった。出塁はしたものの、八回の守備からはベンチに下がり、試合後に病院へ行っていた。
選手登録を抹消する予定はないといい、指揮官は「本人はやる気満々なので、その気持ちを大事にして、すぐ抹消はしないです」と説明した。
もちろん本人は「出たい」っていうでしょうな…あんだけ1番打者でヒット打ちまくっててしかも今季は下馬評が決して高くはなかった千葉ロッテ好調の要因そして牽引役にもなってたわけですしね。ただだからといって「じゃあ出ろ」とも言えないのも指揮官および首脳陣なわけで。いや去年までの井口監督だったら、
右手人差し指剥離骨折(つまりは「骨にヒビが入った」状態)の田村龍弘を無理やり強行出場させてパスボールとかで試合を落とした挙げ句、その翌々年にスーパールーキーの松川虎生が入ってきた途端に干しあげたりとか「俺のその時のお気に入り以外は大事にもしないし、ともすれば使わない」というそういう事をする人でしたけど、そこは井口前監督のそばでよーく見てた吉井監督や福浦ヘッドコーチとかが「絶対にさせない」と思うんですよね。
そこは「お前の気持ちはわかるが、それは無理だ」と。明らかにチーム個々のパフォーマンスは落ちるし(昭和の頃のスポ根時代ならばまだしも)、ともすれば池田来翔の将来にも関わるかもしれないしで。大小関わらずちょっとした怪我がきっかけでその人の持ち味が失ってしまうことも過去のプロ野球を含めたスポーツ全般にもよくあった話ですし、池田来翔自身がこれで打撃のバランスを崩してしまってそれっきり…という事も無きにしもあらずですので。なので、近いうちに治療に専念することにはなるんでしょう(とはいえ指の先端なのでリハビリとかは不要でちょいとしたギプスのような固定したのをつけることにはなると思うんですけども)。もし登録抹消せずに1軍帯同するんだったら、「声出し番長の元気者」大下誠一郎のそばでしっかりチームを鼓舞しつつ、自チームそして対戦チームともどもベンチでプレーを「観察してじっくり研究する」という時間も作って欲しいなと思います。
あと、池田来翔にぶつけちゃった鈴木投手、この人は先日トレードでオリックスから巨人にやってきたんですが、
これは決してわざとぶつけたわけじゃない(というかあんな針の糸を通すようなとこに「わざと」投げられるんだったらとっくに先発起用されて大投手になってるでしょう?)んだから、本人への誹謗中傷はしないように。本人のいない酒の席とか内輪でブーブー言うのは仕方ないとしても決して本人の耳に入らないようにはしろ、と。
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うちの妻もやりましたわー、4年ぐらい前に。
※しかし指の先端の骨折という件を知りまして、図らずとも、
うちの妻が、息子の座位保持装置(先天的な発達障害がある障害児なので、この翌年に特別支援学校で使うための木製の車椅子を作ったんですね、この時に)で、着脱できるテーブルの間に指を挟まれて、
こんなになっちゃったらそりゃ整形外科に連れてくわー、と大の病院嫌いの妻を無理やり整形外科に連れて行った結果、
右手の小指を骨折が判明したのを思い出しましたわ(^_^;)。こちらも指の先端といえば先端でしたね。結局、ギプスor添え木が取れるまでに3-4週間ぐらいかかりましたかね。なので池田選手も本当にお大事に。そこは「急がば回れ」の精神ですぞ。
巨人・亀井打撃コーチのコメントに今年のロッテの好調の要因が垣間見えるなと。
・巨人・亀井打撃コーチ “塁に出る努力、進める努力、つなげる努力”の大切さをチームに説く(日テレNEWS24)
こちらは余談。うちの妻が大の巨人ファンで昔は清水隆行選手、今は亀井打撃コーチの大ファンなんすね。背番号35→9繋がりですな。
◇プロ野球セ・パ交流戦 ロッテ2-1巨人(30日、ZOZOマリン)
ロッテの先発、西野勇士投手の前に打線がつながらず、4連敗となった巨人。
特に8回にマウンドにあがった澤村拓一投手について、亀井善行打撃コーチは「やっつけたいですよね。まっすぐ速い、フォークのピッチャーですから」と一言。「速いまっすぐも捉えられるようにキャンプからしてきたし。そういう準備してきた中で打てないのは、歯がゆいところはありますよね。悔しい思いはしていますね、みんなね」と続けました。
打撃コーチ陣からはチームに対して、「先頭打者が塁に出る努力。ランナー出たら進める、あとはつなげる努力。(ランナーを)かえす努力をもう一回各自で工夫しながらやっていこう」と伝えたということです。
この日のロッテの先発は昨季まで巨人に在籍したメルセデス投手。巨人打線の導火線に火が付くのか、注目です。
ま、皮肉にも(?)これが今年のロッテが「できている」のが好調の要因なんでしょうね。「先頭打者が塁に出る努力。ランナー出たら進める、あとはつなげる努力。(ランナーを)かえす努力」。
そういう意味では、吉井監督以下首脳陣が、今月は打撃不調ながらもかろーじて四死球や犠打でいい仕事をして塁には出ている平沢大河とか和田康士朗とかを(荻野貴司、高部瑛斗、藤原恭大の怪我の不在という事情はあれども)、鍛えながらスタメン起用or途中から起用をしてるんだろうなと思う点は強いですね、その意味では田村と競わせている佐藤都志也とかも。あとは大河も和田康士朗も「外野で要所の守備でエラーをしない」というのも大きいですね。彼らにもぜひ復調および打撃の研究・鍛錬をした上での「6月反抗」を。史上最強の下位打線でもっと相手チームを粘っこく揺さぶるような打線になって欲しいなと思いますです。
以上です。
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