いい意味で「去年までとは何かがチガウ」のが好いなあ。千葉ロッテも「笑点」も(←ん?)

ロッテ 13年ぶり4月首位締め 延長サヨナラ負けも吉井監督「頑張ってくれてる」(デイリー)

昨日のオリックス戦の話の続きになります。昨日は惜しかったね。そしてそのままテレビをつけっぱなしで笑点も見てて「あ、一之輔師匠の着物の色が決まったのか」と(笑)

「オリックス4-3ロッテ」(30日、京セラドーム大阪)

 ロッテは延長十一回に力尽き、今季初のサヨナラ負け。それでも、2010年以来となる4月を首位で終え、吉井監督は「若い子たちも、ベテランも頑張ってくれてると思います」と選手をねぎらった。

 0-1の三回、佐藤都が右翼線二塁打を放ち好機を演出。1死一、三塁から友杉が右犠飛で追い付いた。六回からは取っては取られてのシーソーゲーム。2-3の八回には1死二、三塁から井上の中犠飛で再び同点とし、逆転の好機を探った。

 延長十一回まで粘ったが、決定打に欠き敗戦。指揮官は「ちょっと(打撃での)積極性が薄れてきたかなっていうところがあった。初球から強いスイングできるようにしたい」と反省点を挙げた。

 山口、荻野、高部と主力が戦線を離れている中での奮闘。「攻撃もピッチャーも積極的に攻めていくっていうのを引き続きやっていきたい」。5月も首位ロードを走る。

で、吉井監督いわく「ちょっと(打撃での)積極性が薄れてきたかなっていうところがあった。初球から強いスイングできるようにしたい」との反省の弁。ここらへんを明言してるのも「あー、今年のロッテは去年以前とは何かがチガウ」としみじみと感じちゃいますねえ(笑)。

そういえばキャッチャーのリードも決して「安全のために」外角一辺倒ではなくなりましたし、昨日は最後に痛打されてサヨナラ負けとなってしまいましたが、それでも最後までオリックスと互角に戦えて、何度もチャンスも演出できて…で、ここに積極性を失わずに打撃陣も果敢にスイングできるようになっていければ昨日のサヨナラ負けは決して大きなダメージにはならずに「次のオリックス戦でまたやり返してやる」という勢いにつながるようになればいいなと願っております。

【オリックス】若月健矢捕手のサヨナラ打で首位タイ浮上 同い年の森友哉加入の相乗効果(スポーツ報知)

なんかここらへんのライバル関係と相乗効果は本当に千葉ロッテをみてるようでいいなあ(笑)

オリックスが今季初のサヨナラ勝ちで、下したロッテと並んで首位に浮上した。3―3の延長11回2死一、二塁で、若月健矢捕手(27)が右越えの二塁打。森と正捕手を競う10年目が、昨年9月以来のサヨナラ打を放った。6番手の2年目・小木田敦也投手(24)がプロ初勝利を挙げた。

 仲間の手荒い祝福が心地良かった。若月が延長11回2死一、二塁で外角スライダーに食らいついた。「何を打ったのか、本当に覚えていないぐらい。絶対決めてやるぞという気持ちで」。コンパクトに捉えた打球は前進守備の右翼手の頭上を大きく越えた。プロ2度目のサヨナラ打で、チームを今季初のサヨナラ勝ちに導いた。

 今季、同い年の捕手の森が西武からFA加入。「僕の出番は多くはないですけど、任されたところで結果を出していければ」と、置かれた立場は理解している。

 ただ、強力なライバルである前に良き仲間だ。埼玉・花咲徳栄高3年時には大阪桐蔭高の森と高校日本代表でチームメート。ドラフト後には「埼玉の俺が大阪(オリックス)で、大阪の友哉が埼玉(西武)だな」と連絡を取り合った。同じユニホームに袖を通した今年も、互いに助言を送り合う。「僕が打撃の下半身の使い方を聞いたり、友哉も守備のことを聞いてくれたりして。素晴らしい選手と一緒にできて楽しい。高め合いながらやれている」

 課題の打撃も、森加入の相乗効果から、12試合で打率2割8分6厘(35打数10安打)と高水準。エース山本が登板した全4試合など8試合で先発マスクをかぶり、この日は6回に二盗を阻止した。

 チームは連勝で今シーズン最多タイの貯金4とし、ロッテに並んで5日ぶりに首位に浮上した。中嶋監督が「(首位は)どうでもいいっす。4月の終わりですよ」と先を見据えれば、昨季までの連覇に貢献した若月も「これからも頑張ります」。背番号2が縁の下の力持ちとして、猛牛軍団を支えていく。

「素晴らしい選手と一緒にできて楽しい。高め合いながらやれている」と言えているのは本当にいいチームだなーと思いますね。しかしオリックスさんにはあの大下誠一郎選手を現役ドラフトでリリースしてくれてロッテに移籍してきて物凄くベンチの中のムードがよくなったという点では本当に感謝してますです。大下選手も夏場過ぎて皆が疲れてきた頃になんかホームランとか打ってくれそうな予感も(笑)

【隠しマイク】ロッテ・吉井監督「あれ?山口はどこ行ったん?」 登録を抹消明言したのは監督自身です(スポニチ)

こういう小ネタ集、好きだねえ(笑)

◎試合前練習時に報道陣の姿を見つけたロッテ・吉井監督は「あれ?山口はどこ行ったん?」。前日、(登録を)抹消すると明言したのは監督自身のはず。おちゃめな人です。

◎キャッチャーフライの練習で、ボールを2度もスタンドに打ち込んでしまったロッテ・金沢バッテリーコーチは「やっちゃったよ。お弁当ひっくり返しちゃった」。梶原広報室長がスタンドまで謝罪へ。おわびの品はもちろんロッテのお菓子でした。

◎DeNA・三浦監督は、前日の試合で死球を受けて途中交代した桑原について「もう3時間たったから、大丈夫ですよ」。前日の試合後に桑原は「全治3時間」と言ってたそうです。

◎注目の大物助っ人バウアーの1軍デビューについて聞かれると、DeNA・三浦監督は「来月になります。今月は厳しいです」。今月(4月)はこの日(30日)で終わりです。

そしてセ・リーグは横浜が絶好調。なんかパ・リーグだとオリックス・楽天の両球団が「他人とは思えぬ」似た者同士感があるんですが、セ・リーグだと横浜と中日がなんかそんな「ロッテと似てるなあ」という感じを覚えて仕方ない今日この頃ですなー。横浜も優勝したのが確か1998年以来だから25年前なんすねえ。

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余談:笑点の春風亭一之輔の着物の色が決まりました(笑)

春風亭一之輔、芸人の「ChatGPT」事情明かす 「どんな落語をやればいい?」聞く先輩も〈週刊朝日〉

で、オリックス対ロッテ戦を見終えた後にそのまま「笑点」も見てたんですが、新加入の一之輔師匠の新しい着物の色が決定してました。

↑6代目円楽師匠よりも少しだけ濃い紫色でした。そして昨日はペッパーミル・パフォーマンスのお題が(笑)

落語家・春風亭一之輔さんが週刊朝日で連載中のコラム「ああ、それ私よく知ってます。」。今週のお題は「人工知能(AI)」。

*  *  *

『ChatGPT』。最強AI。聞けば何でも答えてくれるというアイツ。役に立つけど、ちょっとヤバいんじゃないかって恐れられてもいるアイツ。

 開発者の話では「ChatGPTは日本人にとって『ドラえもん』のような存在になる」らしい。頼りになる『友達』なんだから、怖がらずに仲良くやろうよ!……ということらしい。まぁのび太だってドラえもんに全依存してるわけじゃないし、ドラえもんのアドバイスや小言をスルーしたり、逆らったりもしてる……ていうか、それで失敗するんですけどね、アイツ。

 同じ藤子不二雄作品([A]先生)の『笑ゥせぇるすまん』では喪黒福造が迷える子羊に一度は夢を与えておいて最終的に「ドーーンッ!」。谷底へ突き落とす……流れとしては『ドラえもん』とほぼ同じだ。喪黒福造って『悪意のかたまりのドラえもん』だと思うのだが、前述の開発者は『笑ゥせぇるすまん』の存在は知ってるのだろうか?「ChatGPTはあなたのそばの『喪黒福造』」じゃ誰も寄りつかないから、わざと知らんぷりしてるのかも。ちょっと気をつけたい。

 寄席の楽屋でもChatGPTにハマってる仲間が多い。「今日はどんな落語をやればいい?」と某先輩がChatGPTに聞いた。「お客様のニーズと季節感、そしてあなたの持つレパートリーから最適なものを選ぶのがいいでしょう(概略)」。「正論ぶちやがって!」と先輩。いやいや、それがコイツの仕事でしょ。「もっとチャレンジングなアドバイスすりゃいいのにな。『今日は芝浜一択!』とか『アドリブで新作落語を!』とか」「従わないでしょ?」「まーね」。せっかく答えてくれてるのに遊んでるだけ。こういう輩は無視していいぞ、ChatGPT。

「『カミさんに浮気がバレたらどうしたらいいですか?』って聞いてみて!」。横から口を挟むB先輩。ChatGPTいわく「あなたの浅はかな行為が元凶です。原点に立ち返り奥様に心から謝罪の意を示し、それでもかなわない場合は相当のリスクを覚悟するべきでしょう(概略)」。「そんなことはわかってんだよっ!! クソがっ!!」。怒ったってしょうがない。「もっと気の利いた、芸人らしいことを言ったらどーだ!」。芸人じゃないし。「黒門町の師匠(昭和の名人・八代目桂文楽)は『たとえ女と布団に入ってるところをカミさんに見られても認めちゃいけません! 具合が悪そうだから介抱してやってたんだ、ぐらい言うんです!』って言ってたらしいぞ! それくらいのこと言ったらどうだ、GTP!」。TとPが逆なのは自分でもよくわからなくなることがあるのでもういいとして、AIに求めることが先輩は独特でゲス。

 すべって楽屋に戻ってきた芸人が「今日の客はバカですよね?」とChatGPTに聞くとそのうち「もちろんですよ~、兄さんがウケないなんてどーしょうもないっすね!」と慰めてくれる日も遠くないかもしれん。奢らなくてもいい愛想のいい後輩ChatGPT。甘えてばかりいるとそのうち「ドーーンッ!」と谷底に突き落とされるかもしれないから気をつけよう。そういう後輩けっこういるし。

なんか笑点も、6代目の円楽師匠がこんなに早く亡くなってしまうとは全く予想してなかったんですけども、その後釜は大変だろうな…と思って毎週のように見てたら、これがなかなかしっくりいってるのが凄いっすねえ。今年の吉井監督の千葉ロッテと同じで「うん、この人が入ってから俄然と笑点がおもしろくなったなあ」と。極めていい意味で「何かがチガウ」と(笑)

そして一之輔師匠の「パッと見、実に気難しそうに見えてたまに毒も吐くけど、それでもなんかおもしろい」キャラクターってのは、自分が笑点を毎週のように見るようになった昭和50-60年代の頃の(たぶんまだ50代そこそこだった頃の)桂歌丸師匠も彷彿とさせる感じで、それも「実になんか懐かしい」(笑)。それと桂宮治師匠との丁々発止のやりあいもそうなんですが、他の大喜利メンバーとのノビノビとしたやりあいも見てると、やっぱりこの人は頭が切れるんだなあ…とさりげない立ち回りのうまさは凄いなあと感じてますです。

それと上記の動画はYouTubeでアップされたんですが、木久扇師匠っ、

↑千葉ロッテには「平安藤原」時代が到来しつつありますぞ(^_^;)

で、話をロッテに戻しますと、今日は試合がなくて明日から仙台での楽天戦となります。以上です。

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