ロッテ6-2ソフバン、いやーまた平沢大河と佐藤都志也で4点取ってなかったら今日もやばかった(苦笑)

・【ロッテ】平沢大河、５年ぶり「１番」で２安打１打点「打たなかったらファームと思っている」(日刊スポーツ)

今日もソフバン戦でした。いやー開幕3連敗のリベンジの如く3連勝を飾るとは。そして今日一番のびっくりは「1番打者・平沢大河」と更に3連戦3試合連続タイムリーでした。いいぞもっとやれ(笑)

#MarinesWIN
FINAL: Hawks 2, Marines 6
CLMユニホームで3連勝！先発の #種市篤暉投手は5回無失点で今季2勝目！#平沢大河選手は3試合連続となるタイムリー、#佐藤都志也選手が今季1号となる3ランを放ちました！https://t.co/47gWnF5paC #chibalotte pic.twitter.com/Id5w1hurlS
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) April 23, 2023

＜ロッテ6－2ソフトバンク＞◇23日◇ZOZOマリン
　競争原理がロッテを押し上げた。打線が10安打6得点とつながり3連勝。開幕カードで3タテを喰らったソフトバンクに“3連勝返し”を果たし、21年10月24日以来546日ぶりの単独首位に立った。
　好調の藤原が休養日だったため、代わりに1番に入った平沢大河内野手（25）が適時打を含む2安打1打点。打てなければ2軍という危機感が、原動力となっている。
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　一塁に達した平沢は誇らしげだった。自軍ベンチに向かって左手を掲げ、右手で2度、胸をたたく。チームに浸透してきたポーズに、マリンの熱気がグッと上がった。「なかなか打席がない中で大下が仕事をしてくれた。点を取りたかった」。1－0の4回、無死一、二塁で8番の大下が1球で犠打を決めるも、9番岡が凡退。しぼみかけた好機でソフトバンク大関の甘い146キロを右前に運んだ。
　5年ぶりの1番で存在感を見せたが「反省もあります」と浮かれなかった。初回は初球を振って中飛。振り抜いた積極性は悪くない…とはしなかった。「種市が（表で）30球ぐらい投げていたのに、初球を打っちゃって。申し訳ない」。先発投手のことも考えて、打線の先頭に立つべき。その反省が、3打席以降の2安打につながった。
　喜びは一瞬だ。3試合連続安打で3連勝に貢献しても「毎日が勝負なので。ファームには高部がいます。打たなかったらファームと思っている」と、昨季盗塁王の存在に口元を引き締めた。そう話す平沢が守るのは右翼。超高校級の遊撃手として入団したが、思うような成績を残せずにきた。遊撃のこだわりを捨て、試合に出ることに専念する。だから、現在の登録が内野手のままなのか問われ「どうなんでしょう。分からないです」と真顔で答えた。
　7回は佐藤都が3ラン。直後に2点を失っただけに、田村と併用される捕手の1発は大きかった。固定メンバーで戦うチームではない。競争が強くする。吉井監督は「（単独首位は）関係ない。毎日全力でやるだけです」。指揮官の言葉どおり、出場した選手が全力で勝ちをつかんだ。

いやーこれだよ、これ。井口監督の頃に絶対的に足りねーと思ってたのは<明るい競争原理。

そして平沢大河も気づけば3試合連続タイムリー。もっとも1打席目が先頭打者で初球を打ってセンターフライ、2打席目は2死満塁から粘った後の打ちそこねた感じのセンターフライ…で、「さすがにやばい、これはやばい」と思ったんでしょうね、

で、3打席目はチーム2点目となるライト前のタイムリーヒットでこれで3試合連続タイムリーヒット、となった次第でした。ついでに書くとこの後、もう一本ヒットを打ちまして、打率を.216まで上げておりました。

…にしても↑のYouTubeのパ・リーグTVさんの動画でも出てますが、大河のヒットの瞬間、ベンチを飛び出て喜ぶ大下誠一郎(←今日はスタメンで出てました。死球は大丈夫だったかしら)をカメラで捉えていたのは「いやーさすが。わかっておられる」と、見てる側もにんまりですた(^_^;)

そして大河の口から「毎日が勝負なので。ファームには高部がいます。打たなかったらファームと思っている」と同い年の高部瑛斗の名前が出てくるとは。

当然、その大河が今季1軍昇格するきっかけとなった太もも裏肉離れで戦線離脱を余儀なくされた「俺たちの」荻野貴司も怪我が癒えれば超強力なライバルとなるわけで、更に外野手だと一緒に出てる山口航輝・ポランコ氏・藤原恭大ももちろんのこと、角中パイセン、岡大海、今は2軍で打撃絶好調の和田康士朗、ポニョ菅野、ダイナマイト山本…などなどの多士済々なライバル・競争相手がいる現状。

しかしそれでも今のところは「ちゃんと結果を出して(←ここが一番大きい)、他の選手たちを押しのけて、スタメンで居座るor居残っている」わけですので…ここらへんの緊張感が大河本人もそうですし、チーム全体に波及していって、「明るい競争原理」がもっと千葉ロッテのチーム内に広がっていってくれれば、そして言うまでもなく「俺らも大河or大河サンには負けん」と他の選手も頑張ってくれれば…それだけでもチームの勢いはついていくんではないかと思ってますです。

【千葉ロッテ】平沢大河が(古典落語の)「居残り佐平次」みたいになってくれると嬉しい。

2023年2月17日

↑まさに「居残り佐平次」状態になってます。「おーい、いのどーん」ならぬ「おーい、大河ーっ」と(笑)

まあ、怪我が癒えて実戦復帰も万全となった高部瑛斗が戻ってきた場合の実際の使い方はまだわかりませんが、それでも「高部瑛斗と平沢大河を併用して使う」と仮定した場合、いわゆる「平安藤原」の3人に加えてここに高部瑛斗が戻ってきたらなんか7-2番打者あたりが打って走って…が、物凄いことになりそう。

特に後述する佐藤都志也がスタメンマスクをかぶる日は、例えば今は2番を打つことが多い藤岡裕大or友杉篤輝が7番に下がって、8番佐藤都志也→9番平沢大河→1番藤原恭大→2番高部瑛斗なんて打線が“本当に機能”したら、クリーンナップ以外のとこでの得点力が倍増するわけで、いやーこれは佐々木朗希どころか西野勇士も種市篤暉も15-20勝ぐらい行くかも知れないね、いや冗談抜きで。更に6月ぐらいに荻野貴司が戻ってきたら…うん、これはマジで福浦ヘッドや吉井監督は片頭痛が起きるぐらい悩みそうなスタメンですな。レギュラーポジション安泰な選手が誰もいなくなって毎試合、ビミョーにスタメンの選手がチガウんじゃね?というぐらいに。ボビー・バレンタイン監督の頃を思い出しますね、これ。

それとこれは決して贔屓目ではなく、「打てば、スタジアムのお客さんも人一倍大喜びして盛り上がる」というあの大河の稀有なキャラクター。あれはやっぱり凄いっすね。子供の頃からプロ野球を見てきましたが、ああいう選手、私の記憶の中では巨人の中畑清、ロッテの初芝清の両選手ぐらいしかいなかったような。なんだろう、あのなんでもできそうなセンスの良さと、あの生まれ持ったキャラクター的な魅力なんすかね。実に不思議だ(苦笑)

結果的には金曜日同様、大河と都志也の殊勲打がなかったらえらい事に(^_^;)

・３戦連続適時打のロッテ・平沢、「ショーハで打ちました」…タカを破る(読売新聞)

「ショーハ」。これがどうもキーワードのようです(笑)ロッテ６―２ソフトバンク（パ・リーグ＝２３日）
――ロッテの平沢が３試合連続となる適時打を放った。１点リードの四回二死二、三塁から、真ん中付近の直球を右前へ運んだ。直後の球団広報を通じたコメントは「『ショーハ』で打ちました」。「ショーハ」とは「ショートスイングでハードに打つイメージ」を略したフレーズで、福浦ヘッドコーチや村田打撃コーチが打者陣に打席での意識付けとして伝えている。大振りしてしまいそうなチャンスでも教えをしっかりと実践し、貴重な追加点を挙げた。

というのは、

・【ロッテ】女房役の佐藤都志也が会心一打「ショーハでいきました」福浦ヘッドらの教えを体現(日刊スポーツ)

一昨日の佐々木朗希が投げたソフバン戦でも、2点タイムリーを打った佐藤都志也が全く同じことを言ってたんすね。

＜ロッテ3－2ソフトバンク＞◇21日◇ZOZOマリン
　女房役のロッテ佐藤都が打でも佐々木朗を援護した。
　4回2死一、二塁からソフトバンク武田の直球を捉え、左中間を破る2点適時三塁打。「ショーハでいきました。ショートスイングでハードに打つイメージで」と福浦ヘッドや村田コーチの教えを体現。三塁塁上でのガッツポーズに「朗希に勝ちをつけるってところで、舞いあがっちゃいました」と会心の一打だった。

そしてこの佐藤都志也も、平沢大河同様、強烈なライバル(田村龍弘、松川虎生、最近だと江村直也などなど)がいる捕手のポジションで、バッテリーを組む投手次第ではありますが、試合に出れる日と出れない日もあり、もっとも一塁手や外野手も守れるんでそうなるとやっぱり各ポジションでの競争も激化していくと思うんで、たぶん都志也としても大河が言ってることは「結果を出さないと高部が戻ってきたらやばいってのは、痛いほどわかる。だって俺もそうだもん」って感じなんじゃ…と思いますです。

で、今日は結果的には終盤の8回に「唐川劇場」と9回に「澤村劇場」が勃発しかかり(?)まして、

先程の4回の大河のタイムリーと、この7回の都志也の3ランがなかったら、たぶん「劇場」喰らって負けてましたねえ。

つまりは、

【千葉ロッテ】佐々木朗希の快投のち「あわや益田劇場」。いやー、都志也と大河で3点とっといて良かった(^_^;)

2023年4月21日

佐々木朗希の3勝目がついた金曜日と非常に似てたんすね。うーん、やはり去年のロッテとは何かがチガウ(苦笑)。

なお先発で実にナイスピッチングをしてくれた種市篤暉の話や「劇場」の話、そして「おや、「千葉ロッテ仁義なき正遊撃手争い（？）」の当事者だった平沢大河と藤岡裕大が1-2番でコンビを組んで、しかも共に大活躍して一緒にお立ち台だなんて、たぶん初めてみたぞ」な話…などはまた明日の朝に別記事で書きますです。

以上です。