【千葉ロッテ】まさかここで「単独首位」に立つとは全く思ってもいなかったな…(苦笑)

ロッテ 対ソフト3連勝で吉井体制初単独首位 声援帰ってきたZOZOマリンで9勝1敗(スポニチ)

昨日のソフバン戦の話の続きになりますが…。

ロッテ6-2ソフバン、いやーまた平沢大河と佐藤都志也で4点取ってなかったら今日もやばかった(苦笑)

2023年4月23日

とにかく先発の種市篤暉の勝ち星を消さずに済んだのが一番何よりですな、はい。

◇パ・リーグ ロッテ6-2ソフトバンク(2023年4月23日 ZOZOマリン)

 ロッテは23日、ソフトバンク戦で投打がかみ合って快勝。3連勝で21年10月24日以来、546日ぶりに単独首位に浮上した。移動日以外でも試合前に個人練習を取り入れるなど、今季から指揮を執る吉井理人監督(58)のチーム改革も奏功。コロナ禍では禁止されていた、ZOZOマリンの名物でもある声出し応援にも背中を押され、これで今季の同球場は10試合で9勝1敗となった。

 勝利のハイタッチにも力がこもる。日々、頼もしさを増していくナインに、ねぎらいの声を掛け続けた。21年10月24日以来の単独首位。吉井監督は「あまり関係ない。毎日、全力で頑張るだけ」と日米で活躍した現役時代のマウンドさばきのように、冷静に語った。

 6回までに打線が3点を奪って主導権を握り、先発・種市も5回無失点と役割を果たした。4点リードながら9回は沢村が2死満塁とされたが、最後は栗原の痛烈なライナーを二塁・中村奨が好捕。開幕カードで敵地で3連敗を喫した相手に、ZOZOマリンで3連勝を決めた。これでコロナ禍では禁止されていた声出し応援で、特に大歓声を受けることができるホームでは今季10試合で9勝1敗だ。

 昨秋、電撃辞任した井口監督の後任として就任した吉井監督にとっても初の単独首位。現役時代に日米7球団でプレーし、引退後は3球団で投手コーチを務めながら筑波大で野球のコーチング論を学んだ理論派は、チームに大きな改革をもたらした。

 この3連戦は試合前練習を3日間とも全体練習ではなく個人練習とした。打撃ケージも普段の2カ所ではなく1カ所のみ。21日の3連戦初戦のように移動日以外では異例と言える措置を「体力の温存です」と説明し「投手の僕からしたら、野手はあんなに(練習を)やる必要があるのかと思っていた」と笑う。疲労の蓄積を避けると同時に、発展途上の選手らに自ら考えて行動させる狙いもある。

 守護神を含め救援陣の起用法を固定せず、捕手も先発投手に応じて併用制、この日は好調の藤原を休養させ、1番に平沢を起用するなど打線は開幕から19試合で19通り目。その平沢が3試合連続適時打を放つなどナインも起用に応える。チーム打率・223はリーグ4位ながら首位。まだまだ先は長いが、74年以来、遠ざかっている勝率1位でのリーグ優勝への期待も高まる。

 「シーズンは勝ったり負けたり。最後に他のチームより少し上にいれば優勝なので」と吉井監督。その視線は一切ブレることなく、秋に向けられている。(大内 辰祐)

 ≪直近V05年は勝率2位≫ロッテの直近のリーグ制覇は05年。当時はシーズン勝率順ではなく、プレーオフV球団がシーズン優勝だったため、勝率2位の・632でシーズンを終えながら、POで勝率1位のソフトバンク(・664)を倒し優勝を決めた。シーズン勝率1位での優勝となると、2期制時に前後期合わせて勝率・580をマークした74年が最後だ。なお、現12球団で最もVから遠ざかっているのは、98年が最後のDeNAで、勝率1位のVからとなると74年のロッテになるが、49年ぶりの勝率1位Vを果たせるか。

しかし現状、ホームのZOZOマリンで9勝1敗とは…あまりに上出来すぎてなんか凄まじい。しかもこの中には澤村拓一が逆転3ラン喰らった直後に平沢大河が逆転2ラン打ってひっくり返したり、いつもだと「劇場」発生で意気消沈して9回裏に抑えられて…が多いのにそこに至らないのがなんか去年以前とチガウ、明らかにチガウ(苦笑)。

「シーズンは勝ったり負けたり。最後に他のチームより少し上にいれば優勝なので」←いや、まさに吉井監督の言う通りで、ここらへんは自転車レースでの「先頭交代」のようなもんだと思うんすね。大逃げかましてる数人(しかも所属チームがそれぞれバラバラ)で不文律よろしく順番で風よけの先頭を走っては均等に交代して走っていくようなもんでしょう。でも願わくば大逃げ集団ではなくここは冷静に(?)メイン集団の前後でとにかく有能な同じチームのアシスト陣をうまく使いこなして、200キロ近いレースで残り1キロまでどーにか脚とスタミナを温存しておいて、

↑(個人的には敬愛してやまない)マーク・カヴェンディッシュ師匠のように最後の最後に”鬼脚”で集団スプリントを制しちゃえば、と思ってますです。

いやー長いシーズン、うまくいく時といかない時はどっちも交互に来るかも知れないけど、願わくば、ソフバン・西武・オリックスと9月の秋分の日あたりまでに首位集団と3ゲーム差ぐらいに詰めてればワンチャンあるかもしれないな(勝ち星の貯金はできればひとつでも多く稼いでいる状態で)。いや、下手すると今は5-6位に甘んじてはいる楽天・日ハムともかなりの食い合いになって最後の最後の段階で1-6位が5ゲーム差前後まで詰めててくれればもっとチャンスがあるやもしれぬ(苦笑)

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種市篤暉には佐々木朗希と共に凄い投手になってほしい。

5回100球超でも光った“テンポの意識” ロッテを首位浮上へ導いた種市の粘投(Baseball King)

しかし先発で頑張ったピッチャーをベンチで焦らすねー、そこはさすが千葉ロッテ(大汗)

◆ 解説陣称える「テンポだけは良くしようと…」

 ロッテは23日、本拠地でのソフトバンク戦に6-2で勝利し同一カード3連勝。開幕カードで3タテを食らった借りを返し、単独首位に浮上した。

 先発マウンドに上がったのは、試合前時点で1勝2敗、防御率1.84と安定した投球を続けている種市篤暉。制球に苦しみ毎回走者を背負う展開になってしまったが、持ち前の大きく落ちるフォークを武器に要所を三振で凌ぎ、5回103球、4安打無失点、7三振3四球の粘投で今季2勝目を挙げた。

 種市の投球について、23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した五十嵐亮太氏は「球数を使いながらも抑えている中で、テンポだけは良くしようと心がけていて、自分のペースを掴む、という気持ちが伝わってきましたね」と評価。

 ボールの質に関しては「特に真っすぐもそうですけど、フォークが本当に良かったですね。これをしっかりを低めに投げられたからこそ、という所はあったと思います」と、“フォークの制球”が勝利を手繰り寄せたと振り返った。

 また、齊藤明雄氏も「5回で103球と球数は多いんだけど、ゼロで抑えられたことがピッチャーにとって一番大きいんじゃないかと思う」と奮闘した種市を労い、続けて「先ほど五十嵐さんも言われたようにテンポが物凄く良いのかなと思いますね」と“投球テンポ”を重ねて評価した。

 これで防御率は「1.37」に良化。23日終了時点での奪三振率13.73は、チームメイトの佐々木朗希を抑え、パ・リーグ1位と圧巻の数字だ。トミー・ジョン手術からの完全復活、そして優勝へ向けチームを引っ張る種市の投球から今後も目が離せない。

おそらく佐々木朗希がロッテに来てなかったら「わくわくさんの次のロッテのエース」はこの種市篤暉だったと思うので、その種市がトミー・ジョン手術を経ての「完全復活」、そしていろいろと試行錯誤して「持ち味を最大限に活かすやり方」ができているのは本当に何よりですね。で「うまいなー」と思うのは、駄目だった時に貶したりするのではなく、いい時にこそ「いやいや、種市はこんなもんじゃないっすよ」的なことを言える吉井監督だなーと。

願わくば、この3連戦で勝利投手になれた佐々木朗希・西野勇士・種市篤暉、そして去年は大車輪の活躍だったのに打線の援護がなくて大変だった小島和哉…を軸に、メルセデス氏とか美馬学とか五右衛門とか、そして種市といえば忘れちゃいけない「高卒でドラフト指名して、じっくり育て上げてきた」岩下大輝・二木康太の再起もぜひぜひ。できれば2005年シーズンみたいに「2ケタ勝利投手が6人」みたいな多士済々っぷりが理想なんすけどね。

と考えると、あー、今年のロッテ、そこらへんはなんか一昨年・去年のオリックスを見てるようですね(あの「大エース」山本由伸を筆頭に、山岡泰輔や宮城大弥、山崎颯一郎、山﨑福也という多士済々な投手たちが台頭してきて、今年は山下舜平大という凄まじい大型投手まで出てきましたし…)。もともとロッテとオリックスって投打共に似た者同士のチームだなーとは思ってましたが、いきおい、ロッテも投手王国になっていってくれれば…と。

そのためにもどーにか多少、澤村拓一や益田選手会長が「劇場」をやらかしてもびくともしないような援護点を頼むです<野手陣(号泣)。

平沢大河と藤岡裕大の「同時お立ち台」はなかなか感慨深いものも(笑)

ロッテが2年ぶりの単独首位! 5回無失点で2勝目の種市は、お立ち台で「やったぞー!」(スポニチ)

で、昨日の試合で目を瞠(みは)ったのが「平沢大河と藤岡裕大が一緒にお立ち台へ」でしたねえ。厳密には前にも1-2度ぐらいはあったのかもしれませんが、私自身は記憶にないっすねえ。

◇パ・リーグ ロッテ6―2ソフトバンク(2023年4月23日 ZOZOマリン)

 ロッテが2年ぶりの単独首位に立った。

 先発・種市が5回4安打無失点の好投で2勝目。ソフトバンクには同一カード3連戦3連勝で、自身も負け投手になった開幕カードの雪辱に成功した。

 お立ち台に上がった種市は「やったぞー!」と気持ち良さそうに叫んだ。

 5回を7奪三振。1―0の4回には牧原大、柳町を空振り三振に仕留め、今宮への四球を挟みんでガルビスからもフォークボールで三振を奪った。奪三振率は13・73。同僚の佐々木朗の13・50をも上回る。

 20年9月に右肘の手術を受け、今月9日に3シーズンぶりの白星を挙げた。この日は制球を乱して5回で降板。「毎回、制球面が反省になっている。試合中に修正できるようになりたい」と課題の克服を誓った。

というのは前の井口監督の頃は「遊撃手での藤岡裕大or平沢大河」って時代が長かったですしね、しかも両者ぢゃ物足りねーって感じで続々と似たようなタイプの遊撃手(ができる内野手)をドラフトで獲得したり、エチェバリア師匠まで獲得したりと(ただし2018年あたりまでは大河を外野で使うオプションもあったんですが、あれがなくなったのが実に不思議。本人(特に平沢大河)のこだわりだったのかもしれませんけども)。

そこに吉井監督に替わって、「その平沢大河と藤岡裕大を同時併用」した上で「遊撃手のポジションで藤岡裕大にルーキーの友杉篤輝を競わせる」というオプションまでできるんだから、うん、千葉ロッテも変わったんすねえ…。

そして一緒にお立ち台に立った佐藤都志也も藤岡裕大も平沢大河も、ここで一番年下の種市を持ち上げる持ち上げる(笑)。そして奇しくも(?)この野手3選手とも今年はより一層の「激しいポジション争い」を繰り広げての結果を出しているだけに、今後も2度3度ならずとも活躍して、しっちゅうお立ち台に呼ばれるような、もしくは人が多すぎて今日は呼べねー申し訳ないぐらいの活躍を期待してますです。

大下誠一郎、やっぱしいいねえ(笑)

そして最後に、昨日千葉ロッテの公式さんがアップしてた動画なんですが、

いやー大下誠一郎、いいね(笑)。

昨日はスタメンでヒットは打てなかったんですがきっちりと四球とかで出塁もししっかり仕事もしてくれてました。いやー現役ドラフトで実にいい選手が来てくれました。で、今シーズンのどこかで、初ホームランとサヨナラ打でも打ってくれたら、ZOZOマリンのお客さんの心をぐっと掴んで離さないようなそんなキャラクターがありがたい。 やっぱり競争が激しいチーム環境だけど、できることを精一杯やってくれれば嬉しいですね。

以上です。

↑いつもクイズサークルの定例会の差し入れお菓子では大助かりしてます(笑)

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