・ロッテ・西野 リーグトップの無傷3勝目 今季最長7回を無失点「凄くホッとした」(スポニチ)
昨日のロッテ対ソフバン戦の話の続きになりますが…しかし昨日の西野勇士はストレートも変化球もキレッキレで凄かった。西野と同じ右肘手術→リハビリから復帰した今日の種市篤暉も続いてほしい。
◇パ・リーグ ロッテ6-0ソフトバンク(2023年4月22日 ZOZOマリン)
ロッテ・西野が内野安打2本だけで今季最長の7回を無失点。無傷の3勝目を挙げ、後輩の佐々木朗らに並んでリーグトップに立った。「勝ってはいたけど点を取られていた。こういう結果になって凄くホッとした」。かつての守護神で、右肘手術を乗り越えて今季先発に再転向した右腕は「(7回まで)ちゃんと投げられるんだな、と思いました」と冗談交じりに話した。
▼ロッテ・友杉(ドラフト2位。2安打2打点の活躍に)出来すぎ、友杉です。(初のお立ち台は)試合より緊張した。
なんつーか、抑えも中継ぎもそして先発も経験してきただけに実に頼もしいの一言に尽きますわ。もっとも先発投手の場合、後続の投手が痛打されて勝ち星が消えちゃうこともたびたびあるんで(去年は小島和哉は気の毒なほどでしたな…)、どこまで勝ち星の数を伸ばせるかどうかはわかりませんが、願わくば、佐々木朗希…ほどまでは行かないものの、10勝15勝に近いとこまで貯金を稼いでくれると今年の千葉ロッテはおもしろいとこまで行くかも知れないね。
それと記事の最後に出てきたルーキーの友杉篤輝、昨日はプロ初めてのヒーローインタビューでした(笑)
できすぎ友杉!プロ初お立ち台にあがった #友杉篤輝 選手にカメラが接近した動画を公式YouTubeに公開しました。ぜひ、ご覧ください!
▼https://t.co/CQyYze5S3v#chibalotte #広報カメラ pic.twitter.com/h8oTELkxaI
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) April 22, 2023
まさか数年来の、平沢大河vs藤岡裕大(With似たようなタイプの選手(三木亮、茶谷健太、エチェバリア師匠、福田光輝、小川龍成などなど)たちの)の「千葉ロッテ正遊撃手争い」の戦いが、ドラフト2位のルーキーが一気に来て収まる(?)とは思わなかったっすねえ。しかも交互に出てる藤岡裕大も調子がいいし、「さすがに守備位置はどこでもいいから頑張らねえと、さすがにやばい」と数年ぶりに外野手もやるようになった平沢大河も結果を出し続けているしで(←で、昨日は西野勇士・平沢大河・友杉篤輝の3選手がお立ち台に呼ばれてました)。
本日のヒーローはこの3人!
本日2安打、貴重なダメ押しタイムリーを放った #友杉篤輝 選手!⁰7イニング無失点のナイスピッチング #西野勇士 投手!
試合の流れを掴む先制タイムリーを放った #平沢大河 選手!⁰最高の笑顔です。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/8hl6G43SF9— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) April 22, 2023
で、そんな大河が外野に転じた(しかもソツなく守備もこなしている)ことでうかうかしてらんなくなった選手も続々出てきたのはいい傾向でしょうな。ついでに友杉選手には今はまだ緊張感バリバリだろうけど、何度かお立ち台に呼ばれるようになってきたら「ちょっとだけ広報氏に言われてやらされてます」ぐらいのこなれた感じが出てくるとむしろいいキャラクターになりそう(笑)。
・ロッテ・平沢 先制V打でチームは392日ぶりに首位「何とか気持ちで打つことができた」(スポニチ)
で、そんな平沢大河、なんやかんやでヒットにならずに野手の正面についたり、ファインプレーでアウトになってしまった打球も力強さが戻ってきたような気がしますね。
◇パ・リーグ ロッテ6-0ソフトバンク(2023年4月22日 ZOZOマリン)
銀河の星の流れを連想させる、その名は「大河」。ロッテ・平沢の「逆襲」が始まった。15年ドラフト1位戦士が今季こそ、レギュラーに定着する。
「先に点を取りたいと思って何とか気持ちで打つことができた」
仙台育英時代に甲子園と高校日本代表で活躍したみちのくの「スター」は伸び悩み、20、21年は1軍出場なし。昨季も13試合にとどまったが2軍では首位打者に輝いていた。
9番で出場し、両チーム無得点で迎えた5回だ。1死満塁で、開幕から2試合12回2/3を連続無失点だった藤井のフォークを引っ張った。先制の右前適時打。「先に点が入って良かった。僕自身もヒットが出て良かった」と一塁ベースで笑った。
「遠い昔…」にも思える高校では、当時の佐々木順一朗監督から「誰にも見えない速さでスイングしろ」とハッパを掛けられ、シャープなスイングを磨いてきた。当時は練習以外の時間は寝るか、野球を見るか、野球ノートを書いていた。その努力と才能は必ずプロの世界でも開花する。
8日の楽天戦の4年ぶり本塁打に続く殊勲打は、2試合連続の適時打でもあった。2連勝でチームを昨年3月26日以来、392日ぶりに西武と並ぶ首位に押し上げた。「明日勝って3連勝したい」。開幕カードで3連敗した相手への逆襲打でもあった。
意外に彼の場合は、ライバルが多士済々で常に「尻に火がついてる」「がけっぷち」の方がより練習も研究もするからいいのかもしれないね。もちろん逆に言えば、例えば怪我明けの高部瑛斗や、2軍で絶好調の和田康士朗、新進気鋭のD山本なども「大河サンが頑張ってる。俺らも頑張んねえと」と、チームにとっていい傾向になる事を祈る次第っす。
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西武対オリックス戦も熱い、そして4チームによる首位大激戦も(大汗)
・125球目に自己最速157キロ 高橋光成が山本由伸との防御率0点台対決を制す 完投で3勝目(日テレNEWS24)
そして現時点ではロッテと同率首位となった西武ライオンズ、昨日はオリックス戦で髙橋光成が山本由伸に投げ勝つとは…こちらも熱い(笑)
◇プロ野球パ・リーグ 西武4-2オリックス(22日、京セラドーム)
西武の先発・高橋光成投手が9回125球2失点の完投で、リーグトップタイの3勝目を挙げました。
ここまで3試合に登板し、防御率0.39と安定した投球を見せていた高橋投手でしたが、0対0で迎えた4回。
1アウト2塁のピンチを招くと、5番・杉本裕太郎選手に2ランホームランを打たれ、オリックスに2点を先制されます。
それでも5回は得点圏にランナーを背負うも無失点で切り抜けると、6回と7回を3者凡退に抑え、味方の援護を待ちます。
すると西武は1-2で1点を追いかける8回、ここまで粘りの投球を見せていたオリックスの山本由伸投手から5番・マキノン選手が同点タイムリーを打ち、山本投手を降板させると、さらに後を受けた宇田川優希投手から満塁のチャンスを作り、9番・児玉選手のタイムリーで西武が逆転に成功。
援護をもらった高橋投手は8回も3者凡退に抑え、9回のマウンドに上がると、ここからさらにギアをあげます。
2番・宗佑磨選手をセカンドゴロ、3番・中川圭太選手をショートゴロに打ち取り2アウトとすると、最後は4番・森友哉選手に対し125球目にもかかわらず、外角低めに自己最速となる157キロのストレートで見逃し三振に仕留めました。
高橋投手は9回を125球の熱投で、8奪三振0四死球2失点。2020年9月以来の完投勝利で3連勝としました。
試合前時点で、防御率0.75だったオリックスのエース・山本由伸投手との、防御率0点台同士の投手戦を制した高橋投手は「疲れました。(山本投手との対戦で)気持ちが入りましたしそういった中で勝ててよかったです」と試合を振り返りました。
また「後半に向けてどんどん調子が上がってきて制球力も良くて、最後自己最速も出てすごいうれしいです。どんどん相手に向かっていく姿勢がよかった。攻めの投球ができたと思います」と語りました。
これで2位対決を制した西武は、ロッテと並び首位浮上となりました。
そしてオリックスの山本由伸もここまで凄いエースになると対戦相手の投手もエース級をぶつけられる傾向になるゆえに。ロッテの佐々木朗希と西武の髙橋光成、防御率0点台同士の対決ってそれもまた凄まじい。
そして現時点の順位はこんな感じに。
うーん、まさかロッテ(と西武)がここで首位に上がるとは。そして4チームがこんなに序盤で鍔迫り合いのような大激戦になるとは(^_^;)
で、千葉ロッテは今日もソフバン戦です。
冒頭にも書きましたが、西野勇士も種市篤暉も右肘のトミー・ジョン手術と長いリハビリを経て「復帰」してきた共通点があるんですね。うーん、ぜひとも続いてほしい。ただしソフバンの大関友久も実にいい投手で、開幕3連戦の時はあっさりと抑えられてましたし…いやー投手戦になるんだろうかな、防御率も1点台で共に凄いからなあ。
以上です。
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