【千葉ロッテ】今季限りで引退した松永昂大選手が育成投手コーチに就任するそうで…。

・【ロッテ】今季限りで現役引退の松永昂大が育成投手コーチに就任「指導すると言うよりは寄り添いながら」(スポーツ報知)

先日、タナヤス投手とともに引退を発表した松永投手が、ロッテの育成投手コーチに就任することになったそうです。あー、なんか最初のコーチ経験としてはいいポジションかもしれないね、これは(笑)

#松永昂大氏の育成投手コーチ就任が決まりましたのでお知らせします。
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— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) November 1, 2022

ロッテは１日、今季限りで現役を引退した松永昂大投手が育成投手コーチに就任することを発表した。
　松永は１３年に大阪ガスからドラフト１位で入団。タフなリリーフ左腕として活躍し、通算３５９試合に登板。１６勝１５敗１セーブ、１３５ホールドをマークしたが、２０２０年を最後に１軍登板はなく、今季限りでの現役引退が発表されていた。
　松永は球団を通じ、「最初は手探り状態になるとは思いますが、つい最近までプレーしていた選手ばかりなのでコミュニケーションを取りながらやっていけたらと思います。指導すると言うよりは寄り添いながら活動していきたいです」とコメントした。

で、少し前にこんな記事も書きました。

【千葉ロッテ】吉田裕太が戦力外通告、タナヤス・松永昂大が現役引退ということに。

2022年10月6日

【千葉ロッテ】ファン感謝デーで松永・タナヤス両投手の引退セレモニーをするそうで…。

2022年10月27日

ドラフト1位で入団して期待されて即戦力で中継ぎで大車輪の活躍をして、選手晩年はFA移籍でうまくいかなかったり怪我で育成契約も経験したり…と、多面的なもっといえば「通常のプロ野球選手3-4人分ぐらいのいろんな経験をしてきた」投手だっただけに、まずは2軍を中心とした育成投手コーチから始めて、もしうまく行けばジョニー黒木氏や吉井監督のような1軍投手コーチとかも経験する日が来るんでしょうね(または配置転換されてスコアラーとかスカウトとかも経験することになるかもしれないしで)。

そういう意味ではもちろん、コーチになって最初は慣れぬ部分も多くて気持ち的に苦労する部分も多いかもしれませんが「指導すると言うよりは寄り添いながら」ともご本人もコメントされてますし、良い意味での兄貴分のような立場で指導を始めて行ってくれればいいなあと思ってますです。

そしてここらへんはロッテ球団も(もちろんその選手当人の素行や資質、その言動等を見極めた上で)ちゃんとセカンドキャリアの道を用意してくれるのはありがたいですね。巨人やソフバンのように3軍(ともすれば4軍)を置くほどの練習環境等はないゆえに育成ドラフトも比較的少数精鋭(とはいえ多くても5人ぐらい)で「成長して結果を残せば支配下登録への道」をちゃんと用意もしてくれてるので。ここらへんのファミリー感は意外にいいのかもしれないですね、一歩間違えるとヌルイだけで終わってしまうのが玉に瑕だけど。

さてFA移籍はどうなるんだろう。

・ロッテ・吉井監督　ＦＡ権取得の中村奨＆田村に残留熱望「がっつり決めてほしい」(デイリー)

さてFA権云々の季節になってきましたが、中村奨吾と田村龍弘はどうするんだろうな…。

ロッテの吉井理人新監督（５７）が３１日、今季国内ＦＡ権を取得した中村奨吾内野手（３０）と田村龍弘捕手（２８）の残留を強く願った。
　来季のＶ構想へ欠かせない戦力と熱く訴えた。中村奨は今季不動の二塁手として１３８試合に出場した主将で、「もちろん残ってほしい」と訴えた。田村は８月に新型コロナウイルスに感染するなどしてコンディションが整わず、２試合の出場となったが「ピッチャーの信頼も厚いので、残って」と訴えた。
　ただ、本人の権利を尊重する姿勢。自身もヤクルトからＦＡ権を行使してメジャー移籍した際には、周囲に圧力をかけられたことがあり「残ってほしいけど、人の意見に左右されないで、がっつり決めてほしい」と納得した上で結論を導くことを願った。

個人的には「使えるもんは権利としてどんどん使ったほうがいいし、もっとプロ野球もFAやトレード、または戦力外通告・自由契約等での選手の行き来を激しくしたらどう?」って思ってる方ですね。それこそ1970-80年代ぐらいの3対3トレードみたいなものだって。

しかし生え抜き云々でこだわるようになったのはどこらへんなんすかねえ。王さん長嶋さんの頃からなんでしょうかね。単純に夕刊紙等がうるさいだけなのかもしれないけど(苦笑)。田村龍弘はわかんないけど、中村奨吾は意外に巨人が楽天の浅村大先生とかを取れなかった時のプランBで獲得しにきたりしてね。今後のキャリアを考えれば瞬間最大風速的にロッテの年俸の数倍ぐらいを複数年で貰って、もし現役引退が見えてきたら次の道に…というのを考えるのもありかもしれないね。それにしても鈴木大地のFA移籍はあまりにも井口政権下がロコツすぎてあれは気の毒で仕方なかったけども。

あとはプロ野球の「戦力外通告」という表記。ここはJリーグみたいに0円契約(=事実上の戦力外通告でもあります)でももっと強いチームに引き抜かれでも、そこは「契約満了で退団」って表記にしたらどう?とは思いますがね。とはいえそのJリーグみたいに移籍があまりに激しすぎて、通年でスタメン張ってたのに年俸で折り合えずに契約満了とか、あっさり引き抜かれて「え、この選手、今はここでプレーしてるの?」みたいな往来が激しすぎて浦島太郎状態になるのも困っちゃうんすけど(^_^;)

以上です。