【千葉ロッテ】田村龍弘は今季51試合しか出てなかった割には、実にいい仕事をしてたような気がする(笑)

ロッテ・田村龍弘、今季も厚かった投手陣からの信頼 バットでも8月は月間打率.310(Baseball King)

今年は佐藤都志也の方が捕手としてのスタメン起用は多かったんですが、それでも田村龍弘がところどころでいい仕事をしてた印象があったんすけどね、この記事を読んで「ああ、なるほどなー」と思った記事でした(笑)

ロッテの田村龍弘は今季、西野勇士、石川歩、ダラス・カイケルが先発した時にスタメンマスクを被るなど、51試合に出場した。

 長年バッテリーを組む西野との相性は抜群だった。西野は「僕が(配球を)考えると言うよりは、ほとんどキャッチャーが考えてくれています。ある程度イメージだけ持ってマウンドに上がっています」と田村に全幅の信頼を寄せた。今季の西野は交流戦前の取材から8月上旬にかけて何度もストレートを課題にしていると口にしていた中で、その日その日で良い球を見つけて抑えていき、6月25日の楽天戦から7月26日の楽天戦にかけて4連勝。西野の良さを引き出したのが田村だった。

 西野は「タムが受けて感じて選んでくれているので、そういう意味ではタムに感謝したいと思います」とし、「タムがすごいんじゃないんですか、投げているだけじゃわからない。受けている側の方が絶対にわかると思うし、あいつが選んでやってくれているから、配球もそうですけど、それがなんとか自分が納得する調子じゃなくても抑えられている一つの要因ではないかなと思います」と感謝の言葉を並べた。

 田村が西野の良さを引き出したことが、西野の好投に関係していたのだろうかーー。

 田村は「あんまり関係ないと思いますけど」としながらも、「10年以上バッテリーを組んでいるので、これがダメならこれ、これがダメならこれという引き出しは持っているつもりなので、それがうまくはまっているだけかなと思っています」と話した。

 西野はベンチで次のイニングに備えているときに「(田村とは)そんなに(話は)しないですね。どういう攻め方をする、確認見たいな感じですね。回ってくる打順で」と話していた中で、田村はどうやって良さを引き出していたのだろうかーー。

 「ブルペンから初回受けた感じで、今日これダメだな、これいいなというのをわかったら、それにすぐシフトチェンジしています」。

 それは他の投手とバッテリーを組む時もそうしているのだろうかーー。

 「基本カイケル、西野さん、石川さんなんで、いろんな球を使うピッチャーと組んでいる。これがダメという日はあると思うので、これがダメならこれにしようとか、そうやっていかないといけないピッチャーと組んでいますね」。

 田村は先発出場していなくても、ベンチで小島和哉をはじめ、投手たち声をかけている場面が多く見られる。

 「彼らが聞いてくるだけで、試合に出ている時と試合に出ていない時というのは、バッターの見え方が違いますし、オジ(小島和哉)が投げていて見えているバッターの見え方と、僕がベンチで見ていてのバッターの見え方というのは違うところがあると思うので、そういうところで“どうでした?”と、(佐々木)朗希、オジとか、俺はこう見えたよと言うくらいですね。こうした方がいいんじゃないの、というのは言わないですけど、こういうふうに見えたねとかの話ですね」。

 2月の春季キャンプで田村にブルペンでボールを受けてもらった田中晴也は2月3日の取材で、「ストレートが自分の特徴であるように、ストレートはやっぱり良いボールと言っていただきましたし、その分、ストレートが良いからこそ変化球というところをこれからだねというか、変化球がしっかり投げられるようになれば、幅も広がりますし一軍でも投げられるよねという話をさせていただきました」と話していた。

 今季も投手陣を取材していると、田村への感謝の言葉が多かった。田村は「相手を知る前に己のピッチャーを知らないといけないと思うので、自分の受けるピッチャーのことを勉強することが大事かなと思います」と語った。

そうなのか50試合強しか出てなかったのか。なんかそんな印象はないんですけどね。たまたま見てた試合が西野勇士とか、ベテランの五右衛門とかの試合が多かったから「投手との相性次第でキャッチャーもスタメン起用」してた試合と遭遇する率が高かったのかも知れないですね(^_^;)。

しかし投手陣から感謝される(しかも凄いのは直接バッテリーを組んでない投手たちからも)ってのは本当に捕手冥利に尽きるんじゃないのかなと。あとは昔、広島カープで大野豊投手がリリーフエースで活躍してた頃、そのタイミングで達川光男捕手が交代して出てきてたんですが、その時に大野投手と共にブルペンカーに乗ってマウンドの手前までやってきてたのを今でも忘れられないんですね。

もしかしたら今後は、澤村拓一とか益田前選手会長とかとの、リリーフ陣との相性が良ければもしかしたら田村龍弘もそういう感じで「8回9回から登場」ってこともあるのかもなー…なんて、そんな事も思う今日この頃です(笑)

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できればもうちょっとバッティングの方もね(笑)

で、記事の続きに戻ります。

◆ 故障から復帰後に打撃で存在感

 バッティングでは故障で5月21日に一軍登録抹消された後、「二軍で怪我をした時にサブロー監督と相談しながら、いろいろ試してちょっとこれって、しっくりくるのがあったので、調子戻って結果が出てきた。それは継続してやりたいなという感じですね」(6月19日取材)と、シーズン序盤はバットを担ぎ気味のフォームで打っていたが、一軍復帰してからは打撃フォームを変えた。

 7月10日の楽天戦で6打席中4打席で満塁の場面で回ってくる中、3安打6打点の大暴れすれば、8月は月間打率.310をマークした。

 これまでの田村はセンターから逆方向の打球が多かったが、今季はこれまでに比べて引っ張った打球が増えた。

 「そうですね、ヒット方向は引っ張りによっていますけど、それはいいんじゃないですかね」。

 引っ張った打球が増えた理由について田村は「反対方向を意識したらファウルが多くなるので、若いカウントは引っ張るくらいのイメージで行っています」と教えてくれた。

 もちろん、進塁打が必要な場面はこれまでと同じように、反対方向に走者を進める打撃を行った。状況と場面に応じて引っ張りと逆方向を使い分けていた。

 マリーンズで優勝するために昨季FA宣言をして残留した田村。今季は佐藤がメインで先発マスクを被り、若手の松川虎生、寺地隆成といった期待の捕手がいるが、田村の経験値はまだまだ必要だ。シーズン中は、球場に早く来て準備し、シーズンオフも毎日コツコツとトレーニングを積む。来季も1試合でも多くチームを勝利に導いてほしい。

佐藤都志也もそうですが、記事にも書いてあるとおり、松川虎生、寺地隆成などの若手もどんどん伸びてくると思うんで、ますますスタメン争い、1軍の出場不争いもまもなくベテランの域に入ってくる田村龍弘からすれば「より厳しく」なってくる…んではと思います。が、どこのチームもそうらしいんですが特にロッテの場合は「捕手=ライバルであり実は研究仲間」という点もあって、そこでいい役割を担っているという側面もあるんですね、田村捕手は。

あとはできれば決して多くないチャンスで、打撃の方ももうちょっとよろしくということで(笑)。とにかくこの田村龍弘と、来季から現役ドラフトで西武に行く平沢大河に関しては「送りバントを見ていてえらいヒヤヒヤする」選手で「うーん、もうちょい練習しろ」とツッコミを禁じ得なかったんですが(しかしあれほど生真面目で練習熱心だった平沢大河がバントをうまくなかったのは…たぶん本当に苦手だったんだろうな彼は。ぜひ鳥越ヘッドコーチに鍛え直してもらってください(^_^;))。

来季はたまーに「確変」して岡大海のようなスコーンと長打を打ってくれたらロッテファンみんな大喜びすると思うので、そのあたりもぜひよろしくです、はい。

以上です。

 

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