・【ロッテ】ドラ1松川虎生が開幕マスクへ前進 開幕投手・石川歩と初コンビで無失点、井口監督も合格点(スポーツ報知)
今日は鎌ヶ谷での日ハムとのオープン戦でした。五右衛門ともバッテリー組んだルーキー・松川虎生、本当に高卒新人とは思えぬ(^_^;)
先制をするも終盤に追いつかれ、引き分け。#髙部瑛斗 選手は4安打、#岡大海 選手は2打点の活躍。 #平沢大河 選手もマルチ安打!#石川歩 投手は4回無失点の好投をみせました。#chibalotte #gameresult
━━━━━━━
▼ホーム開幕戦のチケット購入はこちらhttps://t.co/uPYnGboa5M#MarinesNation pic.twitter.com/s6dgbvqodP— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) March 8, 2022
◆オープン戦 日本ハム5―5ロッテ(8日、鎌ケ谷スタジアム)
ロッテは、開幕投手を務める石川歩投手(33)が先発し、ドラフト1位・松川虎生捕手(18)=市和歌山高=と初めてバッテリーを組んだ。石川は4回まで投げて毎回走者を背負ったが、粘りの投球で無失点に抑えた。
松川は、開幕投手右腕との初コンビを無失点で終え「シンカーが凄く強かったです。もうちょっと真っ直ぐで押していければ良かったかなと思いますし、カーブやシンカーの使い方を大事にしていければともアドバイスいただきましたので今後意識していきたいと思います」。06年の西武・炭谷(現楽天)以来、3人目となる高卒1年目捕手の開幕スタメンへ、必死にリードした。
井口監督は松川起用の狙いを「(石川と)1回ちょっと組ませてどんな感じか見たかった」と説明。「しっかりとやってくれたと思うし、石川もしっかり応えるように投げてくれたと思う」と合格点を与えた。石川も「配球は初めてだったけど問題なくいい感じだったのですごいなと思いました。キャッチングがいいのでけっこう投げやすかったのはあります。問題なく出来ました」と新人捕手をたたえていた。
ロッテは昨季、江村、柿沼、加藤、佐藤都、田村、宗接、吉田と7人の捕手が1軍で出場。固定できなかったポジションとあって、打力もある松川が開幕でマスクを託される可能性も、現実的になってきた。
とはいえ、去年もシーズン途中で加藤匠馬がどこかのインタビューで言ってた記憶がありますが、ロッテはバッテリーコーチと、1軍捕手陣の田村龍弘・佐藤トシヤ、または柿沼友哉あたりと一緒に研究・対策して試合に臨んでるそうなんで、松川が仮にスタメンマスクをつけたとしても控え捕手に回る選手たちも決して「その存在は小さいわけではない」らしいんですね。
果たして今季は捕手を何人ベンチに置くのかはわかりませんが(佐藤トシヤにしても松川虎生にしても、去年・一昨年の高部瑛斗や平沢大河のように(1軍で出場機会が回ってこない分)2軍で実戦的に鍛える選択肢もあるわけですから)、そこらへんは長いシーズン、決してひとりだけでキャッチャーのポジションをこなすわけではないので、例えば試合終盤に唐川→佐々木千隼→益田選手会長が出てくるタイミングで田村を締めの捕手で使うかも知れないし、または逆説的に基本は田村・加藤(匠)を併用しつつ、松川を佐々木朗希専門で使うかも知れないし(苦笑)で、共に競い合ってチームの戦力自体を底上げしてくれると嬉しいですね。
スポンサーリンク
高部瑛斗が思ったよりも良くてびっくり。
・【ロッテ】高部瑛斗が4安打でオープン戦打率トップに浮上 開幕スタメンへ「ずっと悔しい思いをしていた」(スポーツ報知)
高部瑛斗、いやあいいねえ(笑)
今日は1番で出場し、5打数4安打とアピールが止まらない #髙部瑛斗 選手!!#chibalotte #オープン戦 #広報 pic.twitter.com/PQ6RKYWvoD
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) March 8, 2022
◆オープン戦 日本ハム5―5ロッテ(8日、鎌ケ谷スタジアム)
ロッテの高部瑛斗外野手(24)が、「1番・右翼」でフル出場し、5打数4安打1打点、1盗塁と大活躍を見せた。オープン戦6試合で21打数9安打の打率4割2分9厘。12球団で打率トップに躍り出た。3年目で初の開幕スタメンを狙う若武者は「球が見えているというよりは、ちゃんとタイミングを意識して、できているんじゃないかなと思う。やっぱり必死にやらないといけない立場なので、そういう面でちゃんと準備できているんじゃないかなと思う」とうなずいた。
神奈川・寒川町出身の高部は、東海大甲府高、国士舘大を経て19年のドラフト3位でロッテに入団。昨季までの2年間は5、33試合の出場にとどまり、定位置奪取は遠かった。昨季、2軍で盗塁王(28盗塁)を獲得するなど存在感を示してきたが、1軍では4盗塁どまり。持ち味を出せなかったとあって、「この2年間やりましたけど、ずっと悔しい思いをしていた。今浮かれているということもない。その気持ちがあるので。この悔しかった時の気持ちを忘れずに今できていることが、もっとできるように、新しいこともできるように、と常に考えている。ちょっとずつやって結果、開幕スタメン出れたら」と今季へかける思いは人一倍だ。
井口監督は活躍をたたえながら「しっかりと今やってくれているので、開幕までこの状態でいけたらもうレギュラーもあるんじゃないかなと思う。(藤原)恭大に関しても、まだそこまで調子が上がってきていないし、まだまだレギュラーのポジションというのはあると思う」と開幕スタメンへの抜てきの可能性を示唆。左翼は荻野、右翼はマーティンが君臨するが、荻野は出遅れていまだオープン戦は出場しておらず、中堅のレギュラーは流動的だ。高部にも十分チャンスはある。
じきに荻野貴司とマーティン様はスタメンに名を連ねるぐらいに調子をあげてくるでしょうが、今のとこはまだまだ流動的。最終的には藤原恭大と和田康士朗とのポジション争いになるとは思いますが…。
それでも「オープン戦で絶好調な打者が公式戦ではどーなるかはわかんない(長いシーズンで打てなくなることもままある)」というのはよくありますが、それでも「オープン戦でチャンスを与えられつつも打ってない打者が公式戦で打てるわきゃない(ただしレギュラーが確約されてるゆえに自己調整が許されている超一流どころは除く)」というのはほぼ確実にあるわけで(特に必死こいてアピールしなきゃならん選手たちにとっては、練習試合・オープン戦といえども死活問題ですから…)、長い一年ってよりも、選手個人個人が「開幕ダッシュ」できるように今は必死に頑張れ、って言いたいですね。
いいぞ平沢大河。もっとやれ(←定期(笑))
・【ロッテ】平沢大河が3年ぶり1軍出場へ2の2、オープン戦打率5割5分6厘「やってきたことができている」
そういう意味では、高部瑛斗と共に「いいぞ、もっとやれ」って感じなのが平沢大河というわけで。そういや↑の高部瑛斗とは同じ1997年12月生まれだそうで…。
◆オープン戦 日本ハム5―5ロッテ(8日、鎌ケ谷スタジアム)
ロッテ・平沢大河内野手(24)が、3回の守備から途中出場。三塁と二塁を守り、打っても2打数2安打と存在感を見せた。オープン戦6試合の成績は9打数5安打で驚異の打率5割5分6厘となった。
限られた機会の中でも、必死に結果を残している平沢。「しっかり間が取れて、足を使って振れている。そこがいいところかな」と冷静に好調の要因を分析した。井口監督も「打席では選球眼も常にいいし、その中でしっかり、今捉えられてきているので、これが最後の最後まで三塁なり遊撃なりのレギュラー争いをしてくれたらいいなと思っている」と目を細めた。
仙台育英高から15年ドラフト1位でロッテ入り。1年目の16年から1軍での出場機会をつかみ、3年目の18年には112試合に出場した。だが、右肘手術などもあって、20年からの2年間は1軍出場なし。毎年のように加入する若手の台頭にも負けじと、再起に燃える7年目だ。「1試合1試合やることは一緒だと思う。先を見過ぎても僕の立場では良くない。1試合1試合やれることやって、あとは開幕を迎えるだけかなと思います。秋のキャンプ、春のキャンプでやってきたことができているので、それを開幕まで維持できるようにやっていきたいなと思います」と平沢。この日守備に就いた三塁は本職ではないが、「これからもっと練習して慣れていかないとだと思いますけど、そこまで嫌な感じはしない」と無難にこなした。
内野では、この日からレアードとエチェバリアが合流。二塁には不動のレギュラー・中村奨も君臨しており、定位置争いは開幕へ向けて激化していく。「スタメンで出たらしっかりと結果を残して、途中から出てもしっかり準備していきたいなと思います」。19年以来、3年ぶりとなる1軍の舞台へ、平沢は必死にもがいている。
昨日の記事にも書きましたが、
「おお、大河、今日も打ったか」と、なぜか我が事のように嬉しいですな。で、Twitterの千葉ロッテの公式アカウントに大河が出てくると、
途中出場ながら2打数2安打とアピールを続ける #平沢大河 選手!#chibalotte #オープン戦 #広報 pic.twitter.com/djXT0MJya8
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) March 8, 2022
「いいぞ、平沢大河。もっとやれ」とまさに定期のようにつぶやけるのか何よりうれしい(笑)。
いっその事、「史上最強の下位打線」になって天下を取らないか?と(笑)
個人的には特に高部瑛斗と平沢大河には、できれば千葉ロッテ打線の弱点でもある「下位打線が本当に打てない」とこにテコ入れしてほしいなあと思いますね。
で、上位の1-5番あたりで、荻野貴司と中村奨吾とレアード様、そしてマーティン様が出てボコボコ打って暴れまわった(?)あとの、問題は6-7番あたりからガクッと打てなくなるんで、もし1軍で使うだけの総合力としての目処がつくんだったら、佐藤トシヤ(←彼も1998年1月生まれなんで、高部とか大河とは同学年になります)か、いっそのこと(この記事の冒頭に紹介しました)高卒ルーキーの松川虎生を起用して、高部→松川(ないしトシヤ)→大河…で、
7-9番の「もうひとつのクリーンナップ打線」を組んで1番の荻野貴司にチャンスを回す
…みたいなことになると、ロッテ打線のチーム打率が2分(0.2)ぐらいあがってチーム全体がより活性化してくると思うんですけどねえ。
※ちなみに去年のロッテのチーム打率は.239(西武と共に4位タイ)で、リーグトップがオリックスとソフバンの.247だったんで「0.2」あげればまさに効果てきめんな…(^_^;)
でも平沢大河には「がけっぷち」な必死さを感じれていいですね。彼の場合はなんか天才肌的なものを感じるんでむしろ緊張感がずっとあった方が半端ない集中力で気づけば3割バッターになってるかもしれないですね。タイプは違いますが気づけばオリックスの吉田正尚選手のような広角なバッティングができて打率部門の上の方で戦える選手になってるかも…とか。「史上最強の9番打者」となって”次の打者”の1番の荻野貴司と共に高打率・高出塁率で活躍してくれると嬉しいですね。
※ついでに書くと、松川は右打者なんで高部→松川→大河となると、打者が左→右→左とうまく交互になるんですが、いっぽうで佐藤トシヤは左打者なんで、7-9番がずっと左打者になるのがネックですかね…。まあ高部を起用する場合は2番打者(去年までだったら藤原恭大んとこ)って可能性もあるんですけども。
で、今日の試合じたいは終盤に日ハムに追いつかれて引き分けということになりましたが、まあ打たれちゃった投手陣(成田翔とか)、どんまい。
以上です。
▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。