・「木材破壊王」前夜被弾メヒアのバット真っ二つ、ロッテ澤村の“リベンジ”に驚嘆(Full-Count)
昨日の西武戦の話の続きになります。安田尚憲の起死回生の勝ち越し3ランの後の8回表に登板したのが前日、ロッテ移籍後初黒星を喫した澤村投手でしたが…まさに痺れるようなナイスリベンジを。いやあ凄かった。
移籍後初黒星から一夜…1回無安打無失点で6ホールド目
■ロッテ 6-3 西武(3日・ZOZOマリン)ロッテの澤村拓一投手が3日、本拠地での西武戦に8回から4番手でリリーフ登板し、1イニングを無安打無失点に抑えた。移籍後初黒星から一夜。前日に決勝弾を打たれたメヒアのバットをへし折って“リベンジ”した姿に、ファンは酔いしれていた。
3点リードの場面でマウンドに上がった澤村。先頭の森から147キロのスプリットで空振り三振を奪うと、続くメヒアに対してもスプリットで遊ゴロに。真っ二つになったバットは遊撃付近まで飛んだ。栗山には四球を許したものの、最後は中村を遊ゴロに仕留めて6ホールド目を挙げた。
やられたらやり返す。一夜にして借りを返した姿を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルは「【悪夢振り払う】澤村拓一『マッスルリベンジ成功!』」と題して動画を公開。ファンからは「やっぱ力と力の勝負よ!!!」「バット折るとこ見たら、凄く脅威を感じた」と驚きの声が続々。澤村は9月27日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で川瀬のバットもへし折っていただけに「木材破壊王」との声もあった。
なんつーか、完全にロッテファンの心を鷲掴みにしちゃってるのが凄いな澤村投手。
そして先頭打者の森友哉もフルスイングで対峙してくれまして…。「あー、これはいいガチ対決だな。本当にいいものを見たな」としみじみ思いましたね。そして前日にホームランを打たれたメヒアとの対決はバットをへし折ってのショートゴロでしたし。
まあ長いシーズン、あれだけ曲者強者揃いのパ・リーグでは無失点でシーズンやりきるなんて到底無理でしょうし、そりゃたまには打たれて敗戦投手になる事もあるでしょう。それでもロッテはかつてのコバマサ氏、最近の内竜也と益田直也…とあまりにも守護神の「劇場」が多くて先発投手の頑張りを無しにしてきた事が多かっただけに、たかが1回ぐらい、しかもガチの150キロの剛速球をたまたま打たれたぐらいで信頼を失うようなロッテファンはいないでしょうね。そこは良くも悪くも「鍛えられて」ますから、コバマサ劇場の頃からね(苦笑)
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そして意外にも昨日は唐川の今期初勝利だった模様…。
・ロッテ唐川22戦目で1勝「不思議な感じ」大型補強(日刊スポーツ)
結果、昨日は7回から唐川→澤村→益田選手会長…と継投して見事逃げ切りまして、その唐川が今期初勝利を飾ったそうです。
<ロッテ6-3西武>◇3日◇ZOZOマリン
ロッテ唐川侑己投手が今季22試合目の登板で、うれしい今季初勝利を挙げた。
「ひそかに欲しかったので、白星。別に、何があるわけじゃないんですけど」と話しながら、顔はニヤついた。
7月末から任される7回のマウンドに上がる。3人で抑えると、その裏に安田が決勝3ラン。「安田くん、さまさまですね」と感謝した。14球中8球が得意のカットボール。緩急も交ぜ「捕手陣が引き出してくれるので」と感謝する。防御率は0・83。抜群の安定感で沢村、益田につなぐ。
大型補強で迎えた今季を「秀平さん、美馬さん…そこから(沢村)拓一さんも入ってきて。ぼくが見てきた光景じゃないので、不思議な感じはしています」と笑う。優勝争いもやりがいを感じる。「若い選手も多いので1戦1戦必死にやっているのが、今の僕たちの形だと思います」。ロッテ一筋13年、例年と違う何かを感じながら投げている。
ま、これも意外っちゃあ意外な印象が。それだけ先発投手が責任投手となってる試合が多いんでしょうね、今年のロッテは。ここにハーマンとか東條とかチェン様、東妻…あたりの中継ぎ陣も充実してきて誰が出てきてもそつなく抑えるような「投手王国」になってくれればもっと嬉しいんですけどね。もちろん、先発投手がより7-8回の近いとこまで投げきって試合を作れるようなってくれればそれに越したことはないんすけども。
で今日は西武3連戦の3戦目。美馬をどーにか援護してやってくれ、ロッテ打線。以上です。
↑何でも出るねー、まんじう(笑)
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