・ロッテ・荻野、プロ初の「3番」当確!2試合連続の先制打に井口監督も手応え(サンスポ)
去年まではだいたい1番、たまに2番を打ってた印象が強い荻野貴司が今年は3番で打つことになりそうで…いや、そういうアイデアは正直思いつかなかった。そしてそれが結構効果があるってことも(^_^;)
【6/13 M2-3xL(練習試合)】
先発の種市投手は5回4安打無失点の投球。マーティン選手がホームラン、荻野貴選手が昨日に続きタイムリーを放ちました。#chibalotte pic.twitter.com/S5eEcD9HXu— 千葉ロッテマリーンズ (@Chiba_Lotte) June 13, 2020
(練習試合、西武3-2ロッテ、13日、メットライフ)11年目を迎えるロッテ・荻野貴司外野手(34)が19日の開幕戦(対ソフトバンク、ペイペイドーム)でプロ初の3番に座ることが確実となった。13日、西武との練習試合で適性を示した。
「2死から2人(1番福田秀、2番角中)がつないでできたチャンス。自分も後ろにつなぐ意識で打席に立った」
三回2死一、二塁で中前に運び、今季初めて3番に入った12日に続く先制適時打を放った。
昨季までの10年間で1番での先発出場が最多の405試合で、クリーンアップ経験はゼロ。特に井口監督就任後は不動のリードオフマンだった。ただ通算31本塁打ながら、昨季の二塁打(35本)と三塁打(7本)はリーグトップで、OPS(出塁率+長打率)は・842。得点圏打率・347とともにチーム1位だった。
昨季に中村奨を中心に組まれたチーム3番打者のOPSはリーグワーストの・739。泣きどころだった。井口監督は「貴司が3番に入ると小技も効くし、いろんな作戦が立てられる。今はこの1、2、3番が一番マッチする」と手応え。開幕延期で生まれた新3番で開幕ダッシュを狙う。
去年以前は角中勝也か中村奨吾、またはたまに清田育宏が3番ってイメージがあるんですが、角中はここ数年あまり調子が良くないし、中村奨吾はできれば「これほど調子の善し悪しが極端かつ「わかりやすい」選手も珍しいし、もうちょっと下位打線の方ででノビノビ打たせれば?」って感じの選手だったしで。たぶん昨年までの藤岡裕大や平沢大河みたいに8番・9番に置くと、「第2のクリーンナップ」みたいな感じでもっと気楽に打てるようになるんじゃないですかね。
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問題は福田秀平も荻野貴司も「通年で」活躍した経験が殆ど無い、と。
・ロッテ中村奨吾が頭部死球受け途中交代 打撲と診断(日刊スポーツ)
とはいえ、昨日のこの中村奨吾の頭部死球のように「何があるかわからない」のも事実でして。いやはや、本当にお大事に…。
<練習試合:西武3-2ロッテ>◇13日◇メットライフドーム
ロッテ中村奨吾内野手(28)が13日、西武戦の4回の打席で頭部死球を受け、途中交代した。
試合後に埼玉・所沢市内の病院で診察を受け、頭部打撲と診断された。14日の西武戦の出場は、当日の様子を見て決める。
で、1番打者候補の福田秀平にしても、この荻野貴司にしても「プロ生活でほぼ1年フルに出まくった年はほとんど(いや、「全く」と言っていいほど、か?)なかった」タイプの選手なんで、シーズン短縮および6連戦ばかりのタイトなスケジュールをフルに出場できるかどうかは正直未知数。荻野貴司に至っては一昨年はなかなか好調なシーズンだったのに、同じく西武戦で死球を食らって指を骨折してそこからシーズンを棒に振る結果になり、チームも本拠地連敗が続いたまんまシーズンが終わる羽目になっちゃったしで。
となると、あくまでも福田秀平-角中勝也-荻野貴司の1-2-3番プランはあくまでも「プランA」であって、彼らの好・不調や怪我などのアクシデントに対応する「プランB」に抜擢(?)されるように、レギュラーや1軍枠の当落線上の多士済々な面々がいつ起用されてもいいように怪我に気をつけてトレーニングはしっかりな、と重ね重ね申し上げたい次第ですね、はい(笑)
※そこが見た目よりも意外に(?)タフで通年出れて活躍もできた鈴木大地の代わりに、福田秀平がどこまで試合に出れるか…ですな。
昨日はぴりっと引き締まった接戦の試合でした。
・ロッテ・種市 「収穫あり」の5回零封 フォークで3K(スポニチ)
昨日は先発ローテ候補、そして「次のロッテのエース候補」ともいえる種市篤暉でした。
ロッテ・種市が開幕2戦目となる20日のソフトバンク戦へ、万全の仕上がりを見せた。西武打線を相手に「収穫あり」の5回4安打無失点。「前回(7日の楽天戦)は変化球で三振を取れなかった。変化球を練習してきたのでよかった」と5三振中、フォークで3三振を奪った。
直球では果敢に内角を突いた。前日は4投手が16安打9点を許した。「練習するつもりで内角に投げた。5割ぐらいは決まったかな。本番が始まってもやっていきたい」。この日の最速は146キロ。外角中心でしのげる相手ではないと攻めた。
昨季はチームトップタイの8勝を挙げた。開幕から石川、種市、美馬と起用していく井口監督も「一年間、しっかりとローテーションで回って、結果を残してほしい」と種市の大ブレークを求めている。
最終的には、
僅差の接戦の末に抑え(確か益田ではなく東妻だった記憶がありますが)がサヨナラ弾を打たれるという昨日の試合の結末でしたが、それはそれとしても…いやいやあの「投手陣が10点取られても9回までに11点取れば勝ちだろう?」な(大汗)「山賊打線」をきりきり舞いさせたの自信がついただろうな、とは思いますね。
なお今日も午後1時からメットライフドームでの西武との練習試合です。以上です。
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