で、FA補償はロッテの酒居知史投手と楽天の小野郁投手と発表されまして。

楽天 美馬のFA人的補償でロッテから酒居獲得 今季54試合登板20ホールド「仙台で頑張る」(スポニチ)

わくわくさんの金銭トレード、ハーマンのロッテ加入のニュースの直後に、一気に「動き」まして…。あー、そう来ましたか、ロッテと楽天の両チーム(苦笑)

楽天がFAの人的補償でロッテから酒居知史投手(26)を獲得すると発表した。

 美馬のFA移籍にともなう補償で、先発・中継ぎをこなせる3年目の右腕を獲得することになった。

 酒居は大阪ガスから16年ドラフト2位でロッテに入団。3年間で通算88試合に登板し、12勝11敗21ホールド。今季は54試合に登板し、5勝4敗20ホールドだった。

 酒居は球団を通じ「昨日、球団から連絡を受けてビックリしました。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけだと思っています。ドラフトで指名をしていただき、ここまで育ててくれた千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちでいっぱいです。満足いく結果を残すことは出来ませんでしたけど、マウンドに立つ自分を常に声援で後押しをしていただけたのはありがたかったですし、支えになりました。今後、ZOZOマリンスタジアムで投げる際に応援をしてもらうというのはさすがに厳しいと思いますが、少しだけでも気にかけていただけるとうれしいです。仙台で頑張ってきます!」とコメントを発表した。

 楽天はロッテから金銭トレードで涌井秀章投手(33)の獲得も決めている。

いやー、誤解を恐れずに言えば、「本命・加藤翔平、対抗・わくわくさん、大穴・五右衛門or清田育宏」って予想だったんすけどね。

もっとも加藤翔平に関して言えばもう千葉ロッテには要らねえよ…では決してなく「そんだけの素質を持っててあのていたらくだったら、いっそ他球団に移籍してリスタートした方がいいと思うぞ?」という意味でして、わくわくさんと五右衛門、更に清田に関しては「もしかしたら年齢的にプロテクトかけてねえとこに楽天さんが」かな?と思ってたんですが…そういう意味で、わくわくさんの金銭トレード発表にはよりびっくりした、という始末でした。ま、見方を変えれば「わくわくさんのプライドを守れた」という側面もあるんですけどね。

…しかしそれにしても酒居知史ってのは予想外だったなあ。佐々木千隼と同期でまだ3年目だと言うのに。全く同じ大卒・社会人からドラフト2位で入ってきた関谷亮太をわずか4年目の今年、戦力外通告(→引退して打撃投手に)したのと同じぐらいこれまたびっくりですわ。

ちなみに酒居投手の楽天での背番号は「28」番。逆に鈴木大地のFA補償で千葉ロッテに来る小野投手がつけてた背番号になるそうです。

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で、楽天から来る小野郁(おの・ふみや)投手は。

ロッテが楽天小野郁投手を獲得 鈴木大地の人的補償(スポニチ)

ま、ロッテからすれば、実質的には小野プラス西巻って感じなんすけどね(笑)

ロッテが19日、国内FA権を行使し楽天へ移籍した鈴木大地内野手の人的補償として、小野郁投手(23)を獲得したと発表した。若手投手が台頭し、先発投手がそろいつつある中、中継ぎ投手を補強ポイントに挙げていた。2年連続イースタン・リーグでセーブ王に輝いた若手右腕に白羽の矢を立てた。

若きセーブ王に目を付けた。小野は今季イースタン・リーグで35試合に登板し2勝3敗、14セーブ。防御率3・32の成績を収め、2年連続のセーブ王に輝いた。1軍登板は5年で39試合と多くないものの23歳と若く、まだまだ伸びしろもある。

松本球団本部長は11日に人的補償のリストを受け取った際に「ある程度想定内。(金銭でない)可能性は高い。難しいけど、即戦力だとある程度経験がいるので、若くて生きの良いのがいいかとは思います」と話していた。

今季は益田が60試合に登板し、絶対的守護神として君臨した一方で7、8回を固定できず。試合終盤で逆転負けする試合も多く見られた。今オフにはかねて狙いを定めていた、元広島のジャクソンを獲得。元楽天のハーマンの加入も決定的だ。小野は1軍での実績は少ないものの、2軍では2年連続セーブ王を獲得。環境を変えることで一気に開花する可能性も十分だ。

国内FA権を行使し元ソフトバンク福田、元楽天美馬も加わった。井口政権3年目での悲願の優勝に向け、積極的な補強が光っている。

で、調べたら小野郁(「ふみや」と読むそうです)投手は高卒5年目。年齢としては平沢大河のひとつ年上のようで(ということはオコエ瑠偉の1年先輩や、楽天からロッテに来た西巻賢二の3年先輩になるんですな)、ロッテの選手とは、岩下大輝と同い年でやはり同じ高卒入団ということになるようですね。

記事にも書いてあるように1軍の登板実績はさほどではない代わりに、ここから鍛え上げれば、ちょうど入れ替わりで楽天に行く酒居知史がロッテに入団した時とほぼ同年齢になりますので「まだまだ鍛えようはある」ということで白羽の矢を立てた…のかもしれないですね。まあ楽天からすればこの投手をプロテクトを外してたのはよかったのか悪かったのかは判断しかねますけどね。

※ちなみに前の記事で「楽天からは安楽智大投手あたりがいいなあ。彼も加藤翔平と共にリスタートすればまだまだ行けるでしょう」なんて書いたんですが、小野投手は2014年のドラフト2位指名だったそうで、その歳の1位指名が安楽投手でした。いやあこちらの予想はニアピンか(←違うわw)

この結果、現時点ではロッテから鈴木大地・わくわくさん・酒居知史の3人が楽天に行き、楽天からは美馬学・西巻賢二・ハーマン・小野郁の4人がロッテに来る、という次第に(もっとも西巻とハーマンは戦力外通告or自由契約になってからなんですけども)。しかし納会でくしゃくしゃに泣いてた鈴木大地選手会長をまさにそばで見てたわくわくさんや酒居はまさか自分らも一緒に楽天に行くことになるとは思わなかったろうなあ。ま、顔見知りがひとりでも多いほうが最初はいいですって。新天地でもがんばれ。(^_^;)

↑まさに「リアルグラゼニ」って流れですな…。

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