【千葉ロッテ】福浦和也御大には、実りのある最後の一年になる事を祈りたい。

・ロッテ福浦、今季で引退　気持ち揺らいだ２軍打撃コーチ打診「中途半端ではダメ」(スポニチ)

本当は「今季で引退」のニュースを知った昨日の昼間に更新しようと思ったんですが、原因不明の体調不良で寝込んでしまいまして(号泣)

今シーズン限りで現役引退を表明した福浦選手。「最後のシーズン、優勝したいね！」とマウエ↑のポーズ。(広報) #chibalotte pic.twitter.com/cXLPtv9S5U
— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) January 24, 2019

ロッテの福浦和也内野手（４３）が２４日、今季限りで現役を引退することを表明した。兼任する２軍打撃コーチとして都内のホテルで行われたコーチ会議に出席し「やりきったとは言えないけど、気持ちはすっきりしている。相談したのは家族と父親だけ。“十分じゃない？”と言われ、そうかなと思いました」と語った。
　気持ちが揺らいだのは２軍打撃コーチの打診だった。「若手を育てるには中途半端ではダメ」と思った。１月の自主トレは例年通りだったが、キャンプは指導が主になる。残りの時間で打撃練習などをやっていく考えだ。
　昨年９月２２日の西武戦で通算２０００安打を達成した。今季は選手としての役割もあり「一年間楽しんでやりたい。最後、打席に立ちたいよね。マリンでホームランも打ちたい」と１１年４月１４日の楽天戦以来８年ぶりとなる本拠地アーチを目指す。「幕張の安打製造機」と呼ばれた男は自ら終着点を決め、そこへゆっくり歩を進める。

ま、正直言えば去年2000本安打を花道に引退…していてもおかしくないと思ってたんですけどね。たぶん球団も、

過去記事参照

・【千葉ロッテ】9月16日の楽天戦で「福浦安打製造所創業25年祭」を実施へ。(2018/07/13)

この「マリーンズ・セプテンバー」なる謎イベントで、

「もしかしたらここが福浦の引退試合になるかもしれんな」と考えてたのかもしれないですね。最終的には現役続行および2000本安打手前で「創業25年祭」になったわけですが。

たぶん今年の9月のどこかの日曜日に「マリーンズ・セプテンバー」なる特別試合を組むか、すでにこうして福浦御大の引退を発表してるので、この名称を使わずにここで引退試合を…という事になるのかもしれませんね。いずれにしても実りのある「最後の一年」を。

ルーキーの藤原選手にはぜひ福浦御大の後継者に…。

・ロッテ藤原、今季で引退の福浦は「父と同じ年齢。レジェンド」(スポニチ)

同じ左投げ左打ちの走攻守を兼ね揃えてる選手ですし、球団は背番号9を準永久欠番にするらしいんですけども、一年も早く「福浦さんの9番をボクにください」といえるような選手になってほしいですね。

ロッテのドラフト１位・藤原（大阪桐蔭）は２４日、ロッテ浦和で新人合同自主トレを行った。福浦が今季限りで現役を引退することを伝え聞くと「父と同じ年齢なんです。レジェンド。まだ会ったことがないけど、学べることばかりだと思う」と話した。
　キャンプ以降は同じユニホーム姿で練習などを行う。「ちょっとでも間近で見て吸収したい。特に長くプレーするためのトレーニングやケアを聞きたい」。この日大阪に戻った藤原は、２６日に卒業式に出席する。

本来だったらコーチor監督と高卒ルーキーとして同じチームにいるぐらいの年齢差(つーか、藤原選手のお父上と同い年とは(汗))なのに、大先輩・同僚として同じ時代にチームに在籍してるというこの奇跡たるや。

将棋の世界で、プロの最年少記録を持ってた加藤一二三九段の記録を60数年ぶりに破った、藤井聡太四段(当時)のデビュー戦の相手が、今やプロの最年長記録を更新しようとしていた引退直前の、その加藤一二三九段になったという事を知ったときに、

過去記事参照

・藤井聡太四段のプロデビュー戦の相手は、あの大先生に…。(2016/12/02)

・加藤一二三九段と藤井聡太四段の対局が実現しました。(2016/12/25)

しかもその対局日がクリスチャンである加藤先生らしい(?)クリスマスイブだった、というのを知って、「いやあ、将棋の神様も粋なことをするなあ」と本当に唸らされた…のを思い出しますね。そして引退した加藤先生が、というか、昭和の鬼才・升田幸三名人に「加藤君はワシの後継者じゃ」と呼ばれ、「神武以来の天才」と呼ばれてた加藤一二三九段をして「やっとボクの後継者が出てきた」と公言され、実際に藤井四段が物凄いスピードで昇段してもう七段まで到達してるのも凄いなー、と。

この加藤九段にしろ福浦御大にしろ、「その歳まで現役で続けることが出来た」からこそ、世代的には自分の息子、加藤九段の場合は孫のような年齢の若手の子と同じ時代に現役選手として相対できること自体が、もはや奇跡であり、つまりは「無事是名馬」であったんだなあ、と。

そういう意味では、本当に藤原選手には二軍コーチとして一緒にいる時間が多いかもしれない福浦御大からできるだけいろんな経験や技などを吸収して、一年でも早く一軍のスタメン選手になれるように、そして一年でも早く背番号9をゲットできるように頑張ってほしいなーと思いますです。…で、平沢大河が井口監督の6番を継承して、背番号5の安田尚憲も含めて次世代の千葉ロッテおよびパ・リーグの顔になれるように(笑)