女性レフリーにわざとタックルして「3年間出場停止」を喰らったアホ(呆)

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女性審判に極悪タックル、ラガーマンに3年間の資格停止処分 (AFP=時事) – Yahoo!ニュース

日本で言えば「185cm150kgの相撲取りが軍配に不服で土俵の上で体重65kgぐらいの行司に突進したら、行司なんか土俵下に叩きつけられちゃうでしょう?」と説明したほうが早そうな話。そんぐらいの体格差があるのに、バカじゃなかろうか。

【AFP=時事】イタリアラグビー連盟(FIR)は15日、国内リーグの試合中に女性レフェリーに対して、後方からタックルを行ったアルゼンチン選手に3年間の資格停止処分を下したことを発表した。

 ラグビーセリエAのレンジャーズ・ラグビー・ビチェンツァ(Rangers Rugby Vicenza)でキャプテンを務めるブルーノ・アンドレス・ドグリオリ(Bruno Andres Doglioli)は、オフザボール時に、23歳のレフェリーに激しくタックルしてむち打ちを負わせた。

 直後には、ドグリオリがイエローカードを受けてシンビンになった一方、タックルを受けたレフェリーは立ち上がって試合終了まで笛を吹き続けた。

 FIRは声明で「レフェリーに対する故意の暴力」として、ドグリオリの行為を非難したうえで、「全競技から3年間」の資格停止処分を宣告した。33歳のドグリオリは今週、チームから出場停止処分を受けている。

総じて(スクラムハーフという背番号9以外の小柄な選手以外は)、殆どがゴリラみたいなガタイしたラグビー選手が、あくまでも体格は一般人レベルのレフェリーにタックルしたら危険に決まってるだろうが。しかもオフザボールで。この時点で既に「論外」なのに、更に審判が女性だったってのは…スポーツマンもへったくれもねえ(-_-;)。

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動画を見たら…1500%確信犯じゃん(怒)

で、どうも調べてたら動画があったんですけども…。

これはひどい。背後からレフェリーにラリアートだなんて今日び、WWEの悪役レスラーでもやらねえや(大汗)。 

つーか、密集でもないし、この選手が審判とぶつかっても不可抗力とか…でもなんでもない場面だし。本人が「ちょっと嫌がらせでタックルしてやろう」という位置じゃないと「ありえない」タックルってのが動画を見れば一目瞭然すぎて。んな、小学生の体育の授業のいじめや嫌がらせじゃないんだからさ(呆)。

「永久追放」でも文句は言えない。

個人的には女性レフェリーって事を差し引いても、

即刻永久追放or引退勧告

でもやむなし、と思うけどな。

大学ラグビー(たぶんラグビーでは共通のルールだと思うんですが)なんかでは審判に意見してよいのはキャプテンだけ、ということもあって、行儀が悪いラガーマンなんかは審判に不平こぼしてよく注意されたり、それが積み重なってシンビン喰らったりしてましたしね。

うちの母校の関東学院大のラグビー部は、当時の名将・春口廣監督がスカウトして集めてた、10年ほど前の全盛期は強かったけど、他方でそういうのもひどかった…結構これで何回か「自滅」してたのも覚えてますね。Jリーグで言えば、大久保嘉人選手みたいな気の荒い選手が多数いた、みたいな(ま、大久保も川崎に移籍して中村憲剛という「相棒」と組んでからは随分大人になったなあ…と思ったんだけど、ひとりでFC東京に移籍して大丈夫なのか?)

それにしてもよく女性審判耐えたなー。いや、途中交代しなかったのも凄いけど、この選手、副審と相談して一発レッドでも全く問題なかったと思うぞ、これ。つーか、それ以前に、副審やマッチコミッショナー(ってイタリアのラグビーの公式戦にいるのかどうかは知らんけど)は何やってたんだろう。

てか、この時、副審とか何をやっていた?

本来だったら主審の判断を待つことなくレッドカード出して、主審も大事を取って交代させるべきぐらいの事案だと思うけどな…。ま、確かに日本のJリーグや、ラグビー・トップリーグ、大学ラグビーでも「お前の目は節穴か?」というレフェリーは少なからず居りますわ。でも、だからといって選手とかがこういうのはやっちゃいかんです。もはや「スポーツ」ではなくなりますから。Jリーグだと間違いなく、副審と第4審判、更にマッチコミッショナーが「動く」でしょうしね。たぶんラグビートップリーグでも同じようなことになるでしょう。

※これがラグビーでなくて日本のプロ野球だったら、審判に暴力振った選手・コーチ・監督とかは無期限出場停止だと思うけどね。昔、実際に阪神にそういうコーチいましたし。傷害事件として刑事事件にまでなりましたしね。

ま、何はともあれお大事に<女性レフェリー