荻野(貴)が「怪我がゼロになれればいいな」と、背番号4→0に変更するそうで…。

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ロッテ荻野背番0に「ケガがゼロになればいい」 – 野球 : 日刊スポーツ

2年前まで同じ苗字の荻野(忠)投手がつけてた番号なんすけどね。背番号0って。

ロッテ荻野貴司外野手(31)が来季から背番号0になることが決まった。

 15日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、現状維持の3280万円でサイン。今季は71試合で、打率2割5分、3本塁打、21打点だった。

 俊足巧打の好選手だが、今年もケガに泣かされた。4月末に左脇腹を痛め登録抹消。2カ月後に昇格したが、9月後半には右太ももの肉離れを起こし、再び登録抹消された。

 背番号4から0への変更は、自ら申し入れた。「ケガが0になればいいと思いました。初めてつける番号ですが、他球団では足が速い選手がつけているイメージ。まずはケガをしないこと。そして、スピードあふれるプレーを見せいたい」と、決意を口にした。(金額は推定)

この選手はデビュー年から「選手として絶好調の時になぜか怪我をして戦線離脱をする」という実に気の毒な選手で、たぶん満身創痍ゆえに練習前のストレッチとか、リハビリと似たような日々の鍛錬、怪我をしない工夫とかもしてるんでしょうが、それでも毎年のように怪我をしてしまう、というタイプの選手なもので…。

さすがに荻野(貴)も、30代に入って「このままだと現役が早く終わってしまう」という危機感もあるんでしょうね。野手も「巧打を打てて走れて守れて」というタイプが多くなりましたし。それで心機一転、背番号を替えてみよう…と思ったのかもしれないですね。

ちなみに同じ苗字の荻野忠寛投手は2014年に戦力外通告を受けて現在はプロに入る前に所属していた本田製作所に出戻る形で今もプレーをしてるんだそうです。なのでロッテには荻野という選手はもうこの荻野(貴)しかいないんですが、前々からの名残で、どうしても荻野(貴)と表記してしまうのはねえ。

以前、ロッテには先発ローテの一角に小林宏之と、抑えの守護神だった小林雅英という二人の小林選手がいたんですが、どっちかが欠けてもやはり小林(宏)、小林(雅)って表記してましたし。それだけ愛着のある選手ということなんでしょうね、きっと。

※余談としては以前は同時期に大村巌、大村三郎というふたりの大村選手がロッテにいたんですが、後者は入団後すぐに登録名を「サブロー」にしたという逸話も(笑)。

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にしても歴代の背番号0の多士済済な…。

それにしても千葉ロッテの背番号0。退団した荻野(忠)の前は、確か今は編成担当からスカウトに転じた諸積兼司選手が長年つけてましたし(1997-2006まで10シーズンつけていたそうです)、それよりも、もっと前は1を付ける前の小坂誠、6を付ける前の初芝清といった選手もつけてたという、冷静に考えれば実に多士済済な選手ばかりで…(笑)。

※ちなみにJリーグでは背番号0ってのは認められてないらしいですね。昔、マガジンで連載してた「Jドリーム」という漫画の主人公・赤星鷹は背番号0で当時はまだ弱かった浦和レッズでプレーしてたもんでしたが…これまた懐かしい。