昨日、数日前に楽天ブックスから購入した本が2冊届きまして、ひとつはうえやまとち先生の「クッキングパパ(153巻)」、そしてもうひとつは落語家の立川談慶師匠の「教養としての落語」という本でして…共に所用からの帰宅後、珈琲を飲みながら一気読みするほど楽しく読んでしまいました(笑)
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「落語、それは知性の塊である」という帯の一言がいいなあ…。
昨日の午後、自宅の新聞受けの中に、
こういう楽天ブックスの封筒が結構ぎゅーぎゅーに入っておりました。で、封を開けてみると、
数日前に楽天ブックスでネットから注文した本2冊が入ってました。しかし前日に「発送しました。日本郵便でお届けします」というメールが来てたので新型コロナ禍で郵便事情が良くないと聞いてたんですがまさか2日後にはもう届くとは。
で、クッキングパパの最新刊はもう第153巻。私自身は手持ちのiPadにクッキングパパを40冊ぐらい(一時期、110巻以降の新刊を買い漁って、全て自炊してpdfにしました)を入れて、出先のスタバとかミスドとかでお茶するときの暇つぶしの友(笑)としてます。
なお、この漫画、掲載誌の「週刊モーニング」に掲載されてからほぼ1年の差があるんで、このままあと10年ぐらい連載が続けば200巻で終わった「こち亀」やもうすぐ200巻に到達する「ゴルゴ13」と同じペースで200巻に到達するんだなあ、と。ついでに書くとこの巻の中で元号が「令和」になってます(苦笑)。
そしてもう一冊は、
「ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語」という立川談慶師匠の本でした。今年の1月に新刊として発売された本でして、個人的には談慶師匠の御本としては少し前に買った、
「談志語辞典」がめちゃくちゃおもしろくて、最近もTwitter等でよくこの「教養としての落語」の本を見かけるんで、クッキングパパの新刊の発売と合わせて買ってみることにしたのでした。
で、まず最初に「ぐっ」と来たのが、
「落語」それは知性の塊である。
の裏表紙の帯のとこに書かれていた一言、でしたねえ。確かにあの落語というもの(というか漫才やコントも含めた「お笑い・演芸」全般にも言える話でもあるんですが)は、元々単純なバカにはできないとも思ってまして…。
個人的には今の自分の好きなお笑いの嗜好や趣味の傾向は、中学の時にハマったさだまさし、高校の時にハマった伊集院光御大…の両氏に物凄く影響をうけていて(しかもどちらとも「ラジオから」というのがまた)、奇しくもさだ氏も伊集院御大もバックボーン的には「落語」(伊集院御大は6代目円楽師匠のお弟子さんである元落語家であり、さだ氏も高校時代落研に所属していて、高校時代の時点で寄席を借りて落研の発表会をやってた上に、その頃に「立川談志という「天才」がいる以上、俺はあの人には敵わない」と落語家になるのを止めたという逸話がある人でしたので…)があって、更にあの話芸の下地となってるのは「該博な」知識があるのはもう言うまでもないわけですし…。
おお、昨日読んでた「大宰相」に出てた逸話がこっちにも(驚)
で、談慶師匠の御本はもともとが読みやすい文体、そして行間の間がよくてスラスラと読めるのがいいんですが、今回も200ページちょっとの本を味わいながら読みつつ(あ、私、例えば本屋で立ち読みするハウツー本みたいなのは速読ができるんで300ページぐらいの本を20-30分足らずで読んじゃうんですね)、個人的には一番びっくりした話がありました。
それは「まえがき」で書かれていたここの部分でして、
選挙活動中にコートを着たまま演説している吉田茂が「外套(がいとう)をとれ!」と野次られた際に、「外套(がいとう)を着てやるから街頭(がいとう)演説なんです」と言い返した、というエピソードが紹介されてました。
実は私、昨日の夜に寝る前にたまたま見ていた、
(楽天Koboで購入した電子書籍の)「大宰相(さいとう・たかを)」の第1巻の中に、
…とまあこのネタが(笑)。なのでもうまさに「つかみはOK」って感じでスイスイと楽しく読んでしまいました(苦笑)。
歴史劇画 大宰相 第一巻 吉田茂の闘争【電子書籍】[ 戸川猪佐武 ]
しかし読了後の感想としては「本当に知性がないとお笑いはできないんだなあ」と。感性的におもしろい天才的な芸人さんも多いのは事実ですが、いろいろな知識や経験(下積み時代など)を積み重ねて「おもしろく」なった芸人さんの方がどちらかと言えば好きなので、そこらへんの感覚はやはり間違ってなかったんだなあとしみじみ考えてしまいました、はい。
そんなわけで、両方とも所用を終えて帰宅してから自宅で珈琲を飲みながら楽しく一気見してしまいました。物凄く読みやすく、帯にも書いてあるように「2時間ですっすっと読めて、ついでに語れてしまう」ぐらいおもしろいので、もしよかったらぜひぜひ(笑)
※で、私も昔っから「どこぞの本などで得た知識」を別のどこかで語っちゃうようなある意味で悪い癖がありまして…(^_^;)
余談:来週月曜日の「伊集院光とらじおと」にさだまさしが…(^_^;)
で、昨日の夜、たまたまTwitterで知ったんですが、
来週の『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)のゲストは……
18日(月)=さだまさし(シンガーソングライター)
19日(火)=上田慎一郎(映画監督)
20日(水)=田中みな実(アナウンサー)
21日(木)=玉袋筋太郎(お笑い芸人/浅草キッド)もはやスペシャルウィーク!
— 『ラジオの時間』編集部 (@time_of_radio) May 15, 2020
いやー、月曜日に伊集院×さだまさしという私にとっては人生の影響を多大に受けた「2大バックボーン」な2人が(大汗)。
※で、木曜日が玉袋の兄貴ってのがまた最高じゃないすかー。確か伊集院と玉袋の兄貴って同い年で長年の交友関係もある両人ですし(笑)
ただ、不思議なことに、さだまさしを中学生の頃にハマってから30年ちょっと、伊集院御大に高校時代にハマってからもうすぐ28年ぐらいになるんですが、伊集院御大の番組(月曜夜の「深夜の馬鹿力」)でさだまさしのネタがちょくちょく出たり、伊集院御大の落語家時代の師匠である6代目円楽師匠とさだ氏の交友関係ってのはよく知ってるんですが…伊集院×さだという絡みはこの28年間で一度も見たことも聞いたこともなかったんで、「えー、ここでか?!」と(爆)。
ま、さだ氏は新しいアルバムもリリースされることですし、文化放送とNHK一辺倒と思われていたさだ氏も最近はニッポン放送に出たり、そもそも「伊集院光とらじおと」の前の同時間帯の番組だった「大沢悠里のゆうゆうワイド」では火曜日のパートナーはさだ氏の妹さんでその絡みでTBSにも出たことは何度かあったようですから…いやーこれは楽しみですわー。
たぶんNHKの「SONGS」で大泉洋×さだまさし、という「芸能界2大おしゃべりマシーン」が共演したときのように「うわー、放送時間短けっ。録音で収録して月-木で全4回で流せよ」みたいな時間の短さを感じるんでしょうな、ええ(苦笑)
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