「千葉ロッテ弁当の呪い」のジンクス…の舞台裏(?)は、こうなってたのか。

※以下はあくまでも「ネタ」(ただし自嘲気味濃度多し)も含まれてます。ご注意を。

マリンに個性的なフードメニューを 元ロッテ投手の新たな挑戦(文春オンライン)

いつもおなじみの千葉ロッテの広報担当・梶原氏の記事なんですが、個人的にはかなり「興味深い」話が。なるほどなー、「ロッテ弁当の呪い」ジンクスの「舞台裏(?)」はこうなってたのか…。営業部門とか企画部門とかではなく「飲食担当」がいたんだな…(苦笑)

初仕事は井口資仁監督へのプレゼンだった。若者は緊張した面持ちで立ち尽くしていた。試合前練習を終えた指揮官が食堂に入ってきた。席に座ると、昨年現役を引退し、今年1月からマリーンズの飲食担当として働く黒沢翔太さんは挨拶をした。「おお、クロ(黒沢)」と笑顔で応えてくれた。

 まず提案したメニューは豚骨ラーメン。春季キャンプ中に事前にお願いしていたアンケートで「細麺の豚骨ラーメンしか食べない」という事前情報を収集していた。だから、それにこだわったメニューを提案した。「いいね。美味しいよ。選手食堂にも出して欲しいぐらい」。そう言ってスープまで飲み干した。「井口監督のザ・豚骨ラーメン」が完成した瞬間。今シーズン開幕戦からZOZOマリンスタジアム内で販売となる。

井口監督は「いろいろなものにワサビをつける」

 もう1点は異色の一品。その名も「強炭酸ワサビハイボール」。監督がハイボール好きということで練り出された、こん身の一品だ。

「監督のアンケートに『いろいろなものにワサビをつける』と書いてありました。それを見て、ああ、これだと思いましたね。白い山ワサビを入れたハイボールが話題になっているとも聞いていたので、それが一つに繋がりました」と黒沢翔太さんは自信満々に説明をした。

 最初は「ハイボールにワサビ?」と少し怪訝な表情をしていた指揮官も若者の熱意と説明に押され納得。試合前だけにアルコールを試飲することは出来なかったが、ジンジャーエールバージョンで味わいを確かめ、笑顔でOKサインを出した。これにて「井口監督の強炭酸ワサビハイボール」というちょっと風変わりなドリンクが誕生。こちらも今シーズン開幕戦から登場となる。

「現役時代はそんなに接点はないですけど、球場とかでは声をよくかけてもらっていました。今日は緊張しましたね」

 プレゼンを終え、開幕戦からデビューとなる井口監督の新メニューは無事にレールに乗った。撮影も終えると充実した表情を浮かべた。

以前、昨年現役引退して、やはりマリーンズの球団職員になった古谷投手の話は紹介したことがありました。

その古谷投手と同じような形でプロの選手として戦力外通告を受けて、球団職員に転じたのがこの記事に載っている黒沢翔太氏。しかしその新天地(?)が、まさか「選手にちなんだプロデュース飲食物」の担当だったとはねー。

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つーか、こういう感じで「考案」もされていくんだな…(苦笑)

で、記事の続きに戻ります。

「特徴がない選手」と言われ続け……

 黒沢さんは10年ドラフトの育成1位でマリーンズに入団。13年7月に支配下選手登録をされると、一軍で14試合に登板をした。プロ初登板は13年8月29日の福岡ソフトバンクホークス戦(ヤフオクドーム)。最初に対戦をした打者は細川亨捕手(現イーグルス)。内野手がファンブルして内野安打を許した。初奪三振は松田宣浩内野手。そしてプロ最終年となった17年は2試合に登板。最後に投げたのは昨年のジャイアンツ戦(東京D)。阿部慎之助内野手をライトフライに打ち取ったのが最後のアウトとなった。

 その年のオフに戦力構想から外れたが、その場で球団から「残らないか?」と提案を受けた。最初は現役続行も視野に入れたがマリーンズ愛が勝った。今後は陰から支える側になる事で貢献をしたいと思った。打撃投手などのチームスタッフかと思っていたが提案されたのは職員だった。今度は営業職を想像したが、具体的に指示されたのは飲食担当。漠然としかイメージは思い浮かばなかったがすぐに面白さを感じた。

「元選手だから今の現役選手ともコミュニケーションをとりやすい。選手メニューを充実させられるかもしれないと思った。挑戦したいと思った」

「存在感のあるメニューを作りたい」

 1月から出社をするとパソコンでの資料作りなどを覚えながら2018年シーズンに向けて監督、選手の飲食メニュー11点を考案した。石垣島で春季キャンプを行っていたチームの選手全員にアンケートの提出をお願いした。回収されたアンケートを目にして意外だったのはパフェ好きの選手が多いことだった。自身もパフェなどのデザートメニューを充実させたいという想いもあり、女性人気の高いプロ3年目の平沢大河内野手のメニューはパフェにした。黒蜜きなこパフェだ。

「食事の締めにパフェを食べるのが流行っている。ぜひスタジアムでも『締めパフェ』の流れを作っていきたいと思っています」

 オープン戦が始まると売店のあるコンコースを歩いてファンがどのような商品を買っているのか視察を繰り返す毎日。時には気付かれ、「頑張ってください」と声をかけられることもある。プライベートでもフードコートや高速道路のサービスエリアでどのようなフードが売れているかが気になるようになってきた。一日も早く新しい職場で存在感を出せるように日々、研究を重ねる。そんな時、ふと現役時代に言われ続けていたことが頭をよぎった。

「自分は全部が平均的な選手でした。悪い意味で特徴がなかった。サイドから投げているぐらいで、もう一つ何かを身につけないといけなかった。それはずっと言われ続けていたことだったのですが、なかなかそれを見つけることが出来なかった。だから今度こそ、ひと際、存在感のあるメニューを作りたいんです。特徴のあるフードメニューを作ってマリーンズに話題を作りたいです」

 29歳で始まった第二の人生に目を輝かせながら、取り組む姿がまぶしい。プロ野球生活で打たれた本塁打は中田翔(ファイターズ)、大谷翔平(当時ファイターズ)、マギー(ジャイアンツ)の3本。いずれも名のある強打者。悔しい想いは現役を引退した今もあるが、なぜか誇らしい気持ちも芽生えている。

 2018年、昨年までユニフォームを着ていた元選手が企画考案した選手メニューから目が離せない。今季の千葉ロッテマリーンズはフィールドはもちろん、大谷から打たれた男が次なるフィールドでどのような存在感と個性を出すかにも注目をして欲しい。

去年の「白星サワー」。まあご存知の通り(?)、昨年の千葉ロッテはなかなか勝てずにこの「試合に勝つと売り出される」白星サワーもなかなか日の目を見なかったわけですが(泣)。ああいうのは誰がどういう風に考えてんだろうってのが皮肉も含めて「実に不思議」だったんすよね。勿論、この球団に長年「ジンクス」として残っちゃってる「弁当の呪い」との兼ね合いはどうなのよ?と。

まあ「大事な収入源」だから止められねえな、こりゃ(爆)

って感じですね。まあ親会社の資金提供(損失補填も含む)が乏しい中で、1人でも観客動員増、1円でも収入増を図るんであれば何でもやるよ、という、ぶっちゃけていえば好調な選手に乗っかって何でも売るし、「呪い」なんか知ったこっちゃねえよ、という姿勢は「社運を賭けて」やってるんだから…という事だったんですね。

※まあ親会社や球団運営側からすれば「優勝するよりもそこそこの活躍および順位のほうが年俸が上がらなくて助かる」ってんで、ピンポイントに「注目選手にあえて狙っている」可能性も…いやいや、そこは考えるのはよそう(泣)。

もっとも、以前は元選手ではなく球団職員のスタッフが考案してたんだろうなーと。一昨年だったか去年だったかに、いろんな人材を求めて求人をかけたらどえらい倍率だったという話があったんですが、あの一環で「元選手のセカンドキャリアも兼ねて、こういう現役選手や現場とコミュニケーションを取って、新商品を出す」っていうアイデアも思いついたんでしょうね。これはこれで「あり」かなとは思ってます。

↑とはいえ、ルーキー安田君、安請け合いは禁物だぞ(謎)

その代り、しっかり成田山で厄を落としてこい(号泣)

…その代り、今年からシーズン開幕直前に必勝祈願に行く、成田山新勝寺でしっかり「厄落とし」もしてこいよ、と(泣)

…あ、前者の「厄除け」の記事は、球団のではなく「私自身」の厄除けの話です(爆)。

幸いにも数え年で42歳の2015年は大したこともなく無事に過ごせましたしね(その翌年の「実年齢で42歳になった」2016年がいろいろと大変な年だったんですけど…)。で、厄除けおよび御札も貰いました。で、無事に過ごせたんで年末に、御札を納めに行ったんですけども。

で、今年は去年までの「キャンプ直前」ではなく「開幕戦直前」での成田山新勝寺への必勝祈願となりましたんで(まあ1月末の成田は予想以上に寒いんすわ。小学校・中学校時代はこの時期にマラソン大会があってなかなかきつかったです)、ついでに球団職員も総出で「厄除け」ぐらいしてこい、と申し上げたい次第ですわ。

…ただまあ、あそこのスタジアムの「弁当の呪い」。もう20年以上続いちゃってるんで、よほどの貧乏神・疫病神がついちゃっていて、生半可の厄除けでは対応しきれないかもしれませんけどね(大汗)。

↑しかし次の元号は何になるんだろう。さすがに昔の「神護景雲」みたいなのにはならんとは思うけど(をい)

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