千葉ロッテ・古谷拓哉投手の引退後の仕事は「球団の営業職」だそうで…

【決断】ロッテ古谷、営業職から第2の人生…チームに球界に新風を(スポニチ)

こういう「セカンドキャリア」の選択肢が広がるのは本当にいいことだと思う。何より「現場」をよく知ってるし、監督・コーチ・選手たちもより一層、現場との親近感も感じるきっかけになるでしょうし…。

10月3日。ロッテから戦力外通告を受けた古谷は同時に、球団職員としての誘いを受けた。現役の道を模索するか、次のステージに進むのか、約1カ月悩んだ。「選手でなくなるのは、誰もがあること。いい年だし、今年は成績も伴っていなかった。悔いが残らないわけではないが、自分なりに一生懸命やってきたつもりでしたから」。出した答えは、引退だった。

 チームスタッフではない。営業職として、来年1月からスーツ姿でほかの職員たちと机を並べて業務を行う。球団では近年なかった形だが、それも「現場ではなく、違った角度からチームや球界を見られる。チャレンジです」と魅力的に映った。現役時代から「野球をやっているだけでは駄目。人としての土台があって、さらに野球選手としてのスキルがあるのが理想」と、一社会人としての振る舞いを大事にしてきた古谷らしい選択だ。実直な人柄と、真摯(しんし)に野球に取り組んできた姿勢を誰もが見てきた。林信平球団本部長も「選手を職員にするケースはあまりなかったが、古谷なら大丈夫」と話した。

 24歳でプロの世界に飛び込み、12年間の現役生活だった。プロ5年目には中継ぎとして58試合登板も果たしたが、先発に転向した13年シーズンが一番の思い出だ。この年1軍初登板だった6月26日のオリックス戦では9回2死まで無安打無得点の快挙を達成しても「一発勝負のつもりで臨んで、結果的にいい投球ができた」と謙虚さは変わらない。自身最多の9勝を挙げ「少しはお世話になった人に恩返しできたのかな」と周囲への感謝の思いが口をついた。

 現役時代から毎日、日経新聞に目を通し、現在はビジネス書を読むことも増えた。今はさまざまなジャンルの人に会い、話を聞くことで見識を広げる日々を送る。「グローバルな視野を持ってやっていきたいんです」と思い描く。「プロ野球選手」だったからこそ、きっと新しい風を吹き込むことができるはずだ。

 「まずは目の前の仕事をしっかりすることですが、これまでの経験を生かして、チームを良くしたい。それが球界全体、日本全体につながればいいし、みんなにとって幸せな方向になればいいですね」。球界きっての宇宙好きで知られる古谷の次なる夢は無限に広がっている。

「野球をやっているだけでは駄目。人としての土台があって、さらに野球選手としてのスキルがあるのが理想」って言い切ってるのが凄いなあと思う。やはりどーしてもプロになるほどの「逸材」だと、言葉は悪いが「野球バカ」でそれ以外が何もできなくて、プロをクビになった後に「次はどうすればいいんだろう」って悩む人も多いそうですし…。

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いろんな経験をしてゆくゆくはチームスタッフも…。

そういえば少し前にこんな記事もありました。

こちらのデータ分析スタッフのひとりとしても、今年同じように戦力外通告を受けた京大出身の田中英祐投手にも誘いがあったそうですが、彼の場合は、もともとドラフト指名前に内定を取っていた三井物産から再びお誘いを受けてそちらの方に進むことになったそうですけどね。

大概、プロ野球の場合はコーチやったり、球団職員やったり、スカウトやったり、こういうデータ分析をやったり(ちなみにサッカー・Jリーグだと更にレジェンド級の選手「アンバサダー」という椅子を用意したり、子どもたちのサッカー教室や、ジュニアユース・ユースの指導者の道を用意することもあるそうですが)…で、現役時代に頑張ってた選手を引退後迎い入れるところが多いんですが、球団の営業職ってのはあまり聞いた記憶がないですねー。

ただ、千葉ロッテはここ数年、山室球団社長になってからいろいろなアイデアを実行するようになりましたし、それに伴って多種多様な職歴を持った球団職員を急募もしてました(えらい倍率になったそうですけど(笑))。その一環で「去年まで実際にプロの投手として頑張ってました」という人が一枚、営業職に入るとなかなか仕事的には「おもしろく」なりそうですけどね。

だって実際にスポンサー獲得の為とかに、各企業を回ったりするわけじゃないですか。180センチぐらいあったと記憶してるんですが、元プロの選手が背広着て会社訪問して名刺渡して…なんて、これだけでもかなりの「広告塔」になりますし。また野球談議も好きな相手方の企業の担当の人も意外に多いですしね。ある程度プロで経験したような「荒波に揉まれて」経験値を増やして、ゆくゆくは営業だけじゃなくてチームスタッフとか「いろんな現場を見てきた」ひとりとして末永く、千葉ロッテ球団を支えてやってほしいと思いますです。そしてこういう例が今後も続くことを祈りつつ(さすがに現役時代よりかは収入が減って翌年の税金は大変でしょうけどね)。

しかし球団の偉い人たちも常日頃の選手たちの野球のプレー・練習以外の素行(?)とかを見てるからこういうオファーが出せるわけで、「見てるトコは見てるんだなあ」ってのが正直な感想。やはりただの「野球バカ」じゃ潰しが効かないって点ではこういうのも大切なんですね…。

以上です。