・ロードレースで熱中症疑い 9人救急搬送 気温30.3度 千葉(毎日新聞)
今は都内西多摩に住んでますが、故郷が成田市でうちの実家は26年前に富里町→市に引っ越したので「地元」の話にもなります。いやー一度だけ参加したことありましたが、スイカうまかったなあ(笑)。
スイカの産地、千葉県富里市で18日、「第40回富里スイカロードレース大会」が開かれた。
大会実行委員会などによると、10キロのレースが始まった午前10時に気温30・3度を記録。出場した33~59歳の男女9人がレース中やゴール後に熱中症の疑いで救急搬送された。このうち男性(35)は入院した。コースやゴール地点には給水所9カ所、救護所3カ所が設置されていた。県によると、5人以上が救急搬送される熱中症の集団発生は今年に入り初めて。
ま、暑かったしな今日は。
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今年は、スイカ食っても熱中症を回避できなかったぐらい暑かったんだな…。
で、この「スイカロードレース」、富里市がまだ「富里村」だった頃に始まったもんだったという記憶があるんですね。調べたら印旛郡富里村が富里町になったのが1985年/昭和60年で、富里町が富里市になったのが2002年/平成14年でしたので。今はマラソンブームのようなものがあって全国各地のマラソン大会が抽選とか高倍率になることが多いそうですが、自分が成田・富里に住んでた頃は抽選にはならなかったような気がしますね。参加者は多かったんですけど。
その成田に住んでた頃の高校時代(確か高2の6月だったんで1991年だったと思います)に一度だけ悪友に誘われて「途中と最後に死ぬほどスイカが食えるってよ」ということで参加したことがあります(抽選にはならずにあっさりと事前エントリーできたような記憶も)。でも参加費が高校生が出す金額としてはお値段が高くて(今は中高生が2000円、一般が6000円だそうですが、たぶん30年前の当時も中高生は1000円だか1500円ぐらいはしてたと思いますです)「えー、だったらスーパーでスイカ丸一個買って冷やして食べたほうが良くね?」とか言いつつ、悪友とちんたらちんたらとジョグぐらいのスピードで10kmどーにか走りきったのを覚えてますね。むしろ会場までが当時の成田ニュータウンの自宅(公務員団地に住んでました)から自転車で30-40分ぐらいかかるとこだったので、帰りの自転車が「うおー、筋肉痛がひでえー」とそこで泣きが入ったのが(爆)。
あ、スイカはおいしかったっす。たぶん自分の人生の中であれほどスイカを食ったのもなかなかなかったですねえ。たぶんあの時に匹敵するぐらいスイカを食ったのは、(後年、今はコロナ禍の影響で閉店してしまいましたが)銀座にあった「カルネステーション」という焼肉バイキングのお店で夏、クイズサークルの仲間と暑気払い兼ねて食べに行った時にデザートのスイカがあってあれをもりもりと食べたぐらいでしょうか。ここは韓国人・中国人などのインバウンド方々の東京ツアーの定番コースでもあったらしく、スイカが山盛りで出てきては「瞬殺」されてたのが懐かしいです(苦笑)。
それとスイカロードレース。地元の中学校・高校の部活系のガチな人たちも確かにいましたがフルマラソンほどの距離はないので、ほとんどはお祭り・イベントついでに走る人ばかりだったです。たぶん今も昔もゆったりな感じの大会というのは変わらないんでしょうね。今住んでる東京・福生では、冬ぐらいに横田基地内を走るロードレース大会が行われてるんですが、最寄り駅がいかにもガチな人たちばかりになるそれに比べれば富里のスイカロードレースはもうユルいイベントなんじゃないかと(と自分が参加した平成初期の頃の印象では。今は知りませんけど)。
ただ、介護離職した前職(某民営化した赤いバイクに乗ったデリバリー屋さん(謎))の経験から行くと、同じ酷暑でも7-8月のそれだともう完全に身体が慣れちゃって体感気温が40度を超えたとしても発汗や水分補給、更に日陰での休憩などでどーにか身体が対応できるようになるんですが、5-6月とか11月とかみたいに気温がひどく乱高下して「いきなり」30度35度とかなったときのほうが身体が対応しきれないので熱中症になるリスクが高いんだろうなと思ってます。その赤いバイクの(中略)の仕事をしてた時も何度か熱中症っぽい感じになったことはありましたが、大概は6月下旬か7月上旬ぐらいでした。具体的には梅雨時の晴れ間の日で、それでも梅雨時故に湿度がかなり高く、温度の高い日でしたね。
なので「うーん、いろいろな気象条件が重なってそれは不運だったなあ」としか思えないんすね。このスイカロードレースの一件。主催者側もかなり気を使って準備をしているでしょうし、下手するとこんな酷暑の晴れの日よりも、悪天候、具体的には「雨天決行だけど、スイカとかを置くブースの関係もあるし、大雨降ったらどうしよう」ぐらいの天候条件での開催を多分大前提で組んで毎年やってると思うので、「とりあえずこれで死ぬような人を出さないようにいろいろと手を尽くしてね」としか言いようがないな、と過去の参加者のひとりとしてはしみじみと思う次第です。いや、富里のスイカはこんな10キロも走らずともフツーに食べても本当においしいんで(苦笑)
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