・ロッテ・種市、TJ手術乗り越え988日ぶり勝利 6回0封「サポートのおかげ」(ベースボールキング)
今日のロッテ対楽天戦の話の続きになります。しかしその「988日前の勝利」が西武相手に完璧なピッチングでの完封勝利。そこから3年半、右肘の不調からトミー・ジョン手術、そして長いリハビリ…とよく頑張ったねえ(感涙)
開幕3連敗も、本拠地に戻ってから5連勝で貯金2。
「結果の責任はこっちがとる。選手にはおもいっきりやって欲しい。それだけ。これからもみんなおもいっきり自分たちらしいプレーをして欲しいです」と #吉井理人 監督。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/Dfvp7y5Nte— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) April 9, 2023
↑本当に選手たちにとって非常に「ありがたい」事言ってくれるねえ、吉井監督(ノД`)シクシク
○ ロッテ 10 - 1 楽天 ●
<2回戦・ZOZOマリン>ロッテの種市篤暉投手(24)が9日、本拠地での楽天戦で今季2度目の先発登板。6回1安打無失点の快投で、2020年7月25日以来、988日ぶりの白星を手にした。
初回、先頭の辰己に四球を与えたが、続く小深田を一ゴロ併殺に仕留めるなど3者凡退スタート。2回はすべてのアウトを三振で奪い快調にセロを重ねた。すると味方打線が序盤からつながり2回までに6得点。右腕は大量リードになったあとも気を緩めず、3回以降は楽天打線にヒットを許さなかった。
6回95球、1安打無失点、7奪三振3四球の快投で降板。打線はその後も、安田が今季1号ソロ含む3安打4打点をマークするなど、8回までに今季最多の10点を奪った。
ロッテは敵地で開幕3連敗を喫したが、本拠地に戻り怒涛の5連勝。安田とともにお立ち台に上がった種市は「いつも通りのピッチングをするだけだと思っていたので、いい流れを崩さないように投げられてよかったです」と安堵の表情。投球内容については「ボール先行カウントが多かったが、その中でもフォアボールは出さないように意識した。6回無失点はよかったと思います」と振り返った。
2020年9月に右肘のトミー・ジョン(TJ)手術を受け、復帰した昨季は1試合のみの登板。今季2試合目で988日ぶりの白星を挙げ「サポートしてくれたすべての方々のおかげだと思いますし、ファンの声援も届いていました。そのおかげだと思います。ありがとうございます。1つでも多く勝てるように頑張ります」と完全復活を誓った。
さすがに高校時代から「怪物」と呼ばれ鳴り物入りでプロに入り、今ではガンガン160km/h以上の剛速球を投げている佐々木朗希に比べれば比較的地味な存在ではありますが、それでも怪我する前は150km/hオーバーの豪速球と切れの良い変化球で「(当時のエースだったわくわくさんの)次のロッテのエースはたぶん種市になるんだろうな(ただし佐々木朗希は別格として(苦笑))」と思うぐらいのいいピッチャーでもありました。
そして種市篤暉にとっては人生初の完封勝利をした次の試合で大不調で滅多打ちにされ、そのまま右肘のトミー・ジョン手術をすることになった際にはまさかこんなに永く、昨年はシーズン終盤に1試合だけ1軍で投げたっきりだったので実質3年半も勝てなくなる投手になるとは全く予想だにしなかったですねえ…。
本来だったら佐々木朗希や美馬パイセンと共に先発ローテーションの一角をびしっと占めて、それこそ佐々木朗希の完全試合のような偉業は難しいとしてもノーヒットノーラン達成のチャンスはあったかもしれませんが、そこは吉井監督やジョニーコーチが徹底して投球数を守りつつ種市を活かすような使い方をしていって、ゆくゆくは2桁勝利、佐々木朗希と主要タイトルを競うような千葉ロッテの屋台骨を支える大投手になってほしいなと期待してます。
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で、約3年前の「種市篤暉が最後に勝った日」には甲府も勝ってました(苦笑)
んで以下は「余談」なんですが、昨日、こんな記事を書きました。
昨日劇的な逆転2ランを打った平沢大河が、その前の最後に1軍でホームランを打った日はどうだったんだろう、という自分のブログの記事を振り返ってました。そしたら、
↑甲府も勝ってました。
しかも4年ぶりに今年戻ってきたピーター・ウタカ氏が2ゴール決めてたり、ロッテ戦の真っ最中に千葉県で震度5弱の地震があったり、後に大関から不祥事による休場で三段目まで陥落して今年やっと幕内に戻ってくることになった朝乃山関が14日目で優勝を決めてたり(ということはこの日は土曜日だったんすね、昨日の平沢大河のホームランの日と同じで)と、「いやーなかなか覚えてないもんだなあ」「というか甲府もウタカ氏も朝乃山関も、そして4試合連続弾の清田育宏もこの4年でいろいろとあったんだなあ」としみじみと思ったりでした(^_^;)
では今回の「988日ぶり」の勝利投手になった種市篤暉が前回の最後の勝利投手になった3年半ぐらい前はどうだったんだろうと思って調べてみましたら、やっぱりこの日も土曜日でして、
↑やっぱしロッテと共に甲府も勝ってました(苦笑)。
【7/25 M5-0L】
先発・種市投手がプロ初完封勝利!
安田選手は3試合連続の適時打!鳥谷選手が移籍後初打点を記録しました!▼本日の成績はこちらhttps://t.co/1vFAsDnff3#chibalotte pic.twitter.com/LtOpiuGYJ0
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) July 25, 2020
↑なんとパ・リーグではこの年の初完封勝利だったそうです。で、この試合も安田尚憲、タイムリー打って活躍してたのね。
んで、甲府はこの日の試合では、ジェフ千葉との「わんわんダービー」(両チームともマスコットがお犬様という偶然もありまして)で、
7/25 #甲府_千葉
<試合終了>
ホーム3連勝‼️✨✨✨甲府2-1千葉
得点者: #新井涼平 選手、#ジュニオールバホス 選手
ヒーローインタビュー🎤は、先制ゴール⚽を決めた #キャプテン 新井涼平選手‼️👏#vfk #AGGRESSIVE pic.twitter.com/xFArWj2Bjg
— ヴァンフォーレ甲府▶4/12(A)長崎戦19:00K.O. (@vfk_official) July 25, 2020
新井涼平とジュニオールバホスとは。これまた懐かしい(苦笑)。ちなみに新井選手は後述しますが、もうひとりのバホス選手は甲府を退団したあと、ベトナムのプロチームに移籍して、今はカンボジアのプロチームに在籍してるとのことです。
この当時の甲府は(先の平沢大河が4年前にホームランを打った年だった)2019年は5位、(種市篤暉が人生初完封勝利&トミー・ジョン手術に至る年となった)2020年は4位…と2018年にJ2に降格してから「結構惜しい順位」でJ1昇格を逃してた年でもありました。結局、この次の2021年は3位に入るもコロナ禍でJ1昇格プレーオフがそもそも行われずに(中略)で、更に2022年はJ2では18位と大低迷するもののカップ戦の天皇杯ではJ1のチームを撃破しまくって決勝進出・決勝もPK戦まで行った挙げ句に優勝も果たしてしまい初のJリーグ3大タイトルを獲得する…という「果たして2022年の甲府は強かったのか弱かったのか?」と首をかしげたくなる始末に(大汗)。
あとは過去の記事を調べてみたら、「あー、やっぱしいろいろあるんだなー、わずか3年でも」と思ったのは、同じ日の記事で、
大相撲の阿炎関がコロナ禍の中「夜の店」に行っちゃってそれがバレて出場停止になった、という話が。つまりは前年に幕内優勝を果たしてその勢いのまま大関にまで昇進していた朝乃山関とおんなじ事をしてトラブっちゃってたんすね。新型コロナ禍における日本相撲協会のガイドラインを大きく違反しちゃったのがバレでどうすんだ、これ?という一騒動になったわけです。
結局、阿炎関も本場所の途中から休場して、そこから更に3場所連続休場の処分を喰らいまして幕下56枚目(あと数枚で三段目に降格するぐらいの番付でした)から再起を図り十両、幕内に戻ってきて、昨年の九州場所では高安関・貴景勝関との三つ巴の優勝決定戦を制して初の幕内優勝まで果たして「完全復活」をして、今は三役復帰を伺えるぐらいの番付まで戻してきてましたねえ…。
ちなみに昨日の平沢大河の項目で「4年っていろいろとあるよねー」として書いたのが、あの試合で4試合連続ホームランを打ってた清田育宏がアホな不祥事でロッテ球団をクビになったり、この日の大相撲2019年5月場所の14日目で優勝を決めた当時前頭8枚目だった朝乃山関がやっぱり「夜の店」に行ったのがバレて出場停止の上に三段目まで突き落とされて…なんてことでしたが、実は今回の紹介した項目に出てきた人たちも「人生いろいろ」なことになってまして。
例えばすぐ手前に書いた阿炎関もそうですが、この種市が勝った試合と同じ日に甲府の試合でゴールを決めた新井涼平は甲府のキャプテンも任されるほどの中心選手だったんですが、
↑不倫および結婚詐欺疑惑的な「文春砲」を喰らったのをきっかけに(双方合意ながらも)チームと契約解除を喰らうというロッテの清田育宏みたいな事になったり(ま、清田の場合はその不倫云々よりも遠征先の札幌での「虚偽報告」でチームがプチ・クラスタ状態になったにも関わらずまだ不倫を続けていてそれが週刊誌に載って結局アウト、という側面が強かったんすけどね。あくまでも「不倫でクビになった」わけではないです、念の為)、そう考えると、種市が「再起」するまでの988日、これもまさに「人生いろいろ」で「うーん、988日って意外に長いんだなあ」としみじみと思ってしまった次第でした。
※で、新井涼平選手は今はタイのプロリーグでプレーしているらしいです。
とりあえず今年のロッテ、「再起」を賭けた平沢大河と種市篤暉に期待しつつ、やはり太ももの肉離れで2ヶ月程度の離脱を余儀なくされた「俺たちの」荻野貴司のおそらく交流戦が終わる頃に戻ってくるだろうその「再起」を応援したいと思いますです。今年はご贔屓にしているロッテ(現在第8節を終えて6位)も甲府(現在8試合を終えて2位←マジか?)もシーズン最後に笑って泣ける最高な一年になるといいんですけどね…以上です。
↑この週のビッグコミックスピリッツ誌の表紙は森七菜嬢でした。今年の開幕式始球式をやってましたな、左投げの(^_^;)
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