【千葉ロッテ】ドラフト5位の法政・福田選手を将来のチームリーダー候補に、と。

【ロッテ】ドラ5法大・福田は小・中・高・大で主将経験のリーダータイプ…将来はチームの“顔”に(スポーツ報知)

今年の千葉ロッテのドラフト会議の指名選手は、支配下5人・育成2人といつもよりも少な目だったんですが…なんだろうな、藤岡貴裕や中後、大地、益田の大卒4人しか指名しなかった2011年の時のドラフト以来の少数精鋭感があるのがまた(笑)。

ロッテがドラフト5位指名した法大・福田光輝内野手(21)が23日、川崎市内の同野球部合宿所で永野チーフスカウト、下敷領担当スカウトから指名あいさつを受け、未来の「チームの顔」になることを誓った。

 小・中・高・大と全てのチームで主将を担ってきた。さらに、東淀川ボーイズでは小、中と全国大会優勝。大阪桐蔭高2年夏にも1学年上の香月(現ロッテ)とともに全国制覇を経験した華麗なる経歴を持つ。将来的にはロッテの主将候補となり得る逸材は「周りから『任されても大丈夫』と言われるような選手になれれば」と言葉に力を込めた。

 チームメートになる中村奨の背中を追いかける。「(同じ)六大学(早大)出身ですし、143試合を戦い抜ける体づくりについて聞いてみたい。プロでたくさん経験のある選手ですし、身になることは全部聞いていきたい」と“弟子入り”を希望。同じ内野を守る若手リーダーを目標に掲げた。

 3年秋のリーグ戦以降に打撃フォームを見直した。「トップを高めの位置に取って、強い打球をはじき返せるように」と、バットを高く掲げて、一本足でフルスイングする独特のフォームに改良した。通算868号の王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)のような一本足打法で、バットの運びは日本ハム、巨人などで活躍した小笠原道大氏(現日本ハムヘッドコーチ兼打撃コーチ)をほうふつとさせる。

 永野チーフスカウトは「グラブさばきもいいし、スローイングも安定している。攻守堅実。パワーもあって振りは強いし、レギュラーを取ったら10本打てる。打率2割6分で2ケタ本塁打打てますよ」と、ポテンシャルの高さを明かした。

 「本塁打より、打率を残せるように。打率3割を安定して残せる打者になりたい」と高い目標を設定した。強いリーダーシップを秘めたHOSEIのキャプテンが、プロの世界で光り、輝く。

で、ツイッターで写真を見たんですけど、

首が太いなあ。これはいかに日々のトレーニングを欠かさなかったというガタイだなあ(驚)。

で、高校までの学年で言えば、高卒で入団した平沢大河と同学年、同じ大阪桐蔭から高卒で入った藤原恭大とは3年違いで高校時代は入れ違い…という感じなんですが、大河が入団した頃は育成契約を除けば大卒・社会人経由の選手ばかりで島とか安田とか藤原などが入ってきて、ようやくここらへんから「同い年の選手がわんさか入ってくる」ぐらいになったんかなあ、とは思いますね。

それにしても小学校から大学まで主将をつとめてたとは。個人的には鈴木大地には「自分自身の将来も考えて、残留にしろ、移籍にしろ、それはもうロッテのチーム事情よりも自分自身の考えで動いて欲しい」と以前も記事で書きましたし、今もそう思ってるんですが、もし大地がFAで移籍した後の「チームリーダー候補」としても、そして大地が残留しても「大地の次のチームリーダー候補」として頑張って欲しいなあとは思いますね。そういう人材もなかなか育てようと思っても素地がないとねえ…(ちなみに大地に関しては「もしプロから指名されなかったら、実は次の東洋大野球部の監督候補」だったそうですね)。

…にしても昨日記事で取り上げた2位指名の佐藤捕手にしても今回の5位の福田内野手にしても…右投げ左打ちなんすね。なんかチームの選手層の薄さの割にはえらい供給過多っぽいな、ここらへんだけは(^_^;)

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平沢大河もいい事を言うなあ(しみじみ)

【ロッテ】平沢、ドラ1佐々木のお目付け役…“甘い誘惑”「断る勇気も必要」(スポーツ報知)

同じく報知さんの記事より。同じ高卒で、ともすればやたらと「ちやほや」されかねんドラ1入団としても、いろいろと後輩の佐々木朗希に「教えられる」ことは多そうだからなあ。

ロッテ・平沢大河内野手(21)が22日、ドラフト1位指名の大船渡高・佐々木朗希投手(17)の“お目付け役”就任に意欲を示した。自身も2015年ドラフトで2球団競合のドラ1。しかも、宮城出身で、岩手出身の右腕とは東北人という共通点もある。「僕も人見知りでしたけど、東北の人は人見知りが多い」と、自分と照らし合わせ、佐々木の性格を予測。「投手なので技術的なことは教えられないですけど、こっちの生活に慣れるまでに時間がかかると思うので、そういう面でいろいろと話してあげたい」と球場外でのサポートを約束した。

 最速163キロの“令和の怪物”目当てに忍び寄る“甘い誘惑”も断つ。「僕らも新人の時に球団の人に言われましたけど、取り巻きの人とか、怪しい社長さんが近づいてきて、いろんな誘いを受ける。怪しい人と、そうでない人の選別はしないといけない」とした上で、「断る勇気も必要だと教わった。断れない時は僕たちが言わなくちゃいけない」と先輩としての自覚を口にした。時には華麗なディフェンスで“金の卵”を助けるつもりだ。

ある意味では、大河までは「ドラフト1位で即戦力の大卒or社会人経由の投手を取る」ことが多かった千葉ロッテで久々の高卒野手のドラフト1位入団の選手でしたからねえ(当時の伊東勤監督が「ぜひ取りたい」と楽天と相思相愛状態だったとこを強行指名して、くじ引きで当たりを引いてしまった、という経緯がありましたなー)。あの後に、安田・藤原…と高卒の強打者を1位指名するようになった次第で。

ロッテ球団が最終的にはどうするかは決めること…なんでしょうけど、むしろ井口監督とかからすれば「ぼちぼち大河の自覚も持たせる」ってんで、お目付け役とか頼りがいのある先輩として帯同させるかもしれないね。

まあ大河もあれだけどこでも守れるセンスの良さがあるのに(そこらへんは当時の伊東勤監督の目は間違ってなかったと強く思います(笑))、終盤までベンチにいるのは勿体ない。個人的にはぼちぼち角中・清田を相手にスタメンを取りに行くぐらいの気持ちでの外野手転向も視野に入れつつ、それでもどこでも守れていざという時に打てる、できれば代打でも3割を超すだけのチャンスの強さを持ってくれればありがたいなあと思いますです。

…にしても、大河から見れば「俺も含めて、ロッテにあまりに右投げ左打ち、多すぎね?」って内心思ってんだろうなあ(苦笑)

以上です。

 

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