・楽天2軍統括にサブロー氏 石井GM直下で連携強化(日刊スポーツ)
なんつーか、このオフはやたらとロッテと楽天の間でいろいろと「動いて」るんだなあ…と思ってたら、これにもまたびっくりした。
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— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) January 7, 2020
楽天が、ファームディレクターとして元ロッテのサブロー氏(大村三郎=43)を招聘(しょうへい)することが7日、分かった。石井GM直下のチーム統括本部に属するポストで2軍の統括、1軍との連携強化を担う。
FAで鈴木大、金銭トレードで涌井、元パドレス牧田の加入と大補強を進めたが、若手育成への妙手も打った。平石前監督は退任時に新設の「2軍統括」を固辞し、ソフトバンク打撃兼野手総合コーチに就任。だが石井GMの「若手が育つシステムづくりが必要」との強い指針は変わらなかった。1、2軍連携への要となる役職に、楽天在籍歴のない同氏が抜てきされた。
現役時代は「つなぎの4番」でロッテの05、10年の日本一に貢献。巨人移籍も経験し、通算1363安打を放ち、22年間プレーした。16年に引退後はロッテのスペシャルアシスタントに就任。昨年はメジャーのパイレーツの環太平洋アドバイザーに就き、米国とのパイプも独自に築き上げた。
豊かな球歴は球団の狙いに最適な人材だった。現役を退いてまもなく、現代野球への知識、感覚が敏感だと判断。2軍の統括として1、2軍首脳陣のパイプ役となり、強化選手の起用法など育成方針の方向付けでズレがないように共有させる。また石井GMへ有望株の1軍起用の進言なども期待される。43歳と若く、若手選手の相談役も担える。
また、18年夏から日刊スポーツの「編成部長」としてアマチュア有望選手の視察を継続的に続けた同氏に、ドラフト時の助言も求める。スカウトが厳選した有望野手のダブルチェック役も務める。7年ぶりのリーグ優勝、日本一へ大補強を断行するチームは、中長期的ビジョンもにらむ。「常勝軍団」形成へサブロー氏がキーになる。
あー、なるほど。ソフバンのコーチに転身した平石前監督にオファーしたポストがこの「2軍統括担当(ファームディレクター)」だったわけですね。で、そのポストに元ロッテのサブロー氏に白羽の矢が立った…ということなんですな。
しかし記事にも書いてありますが現役時代は「つなぎの4番」と一斉を風靡したサブロー氏が新天地で「1軍と2軍のつなぎ役」として呼ばれることになるとは。これもまた石井GMとかよーく他チームの選手や状況を見てるなあって感じがしますね。
で、楽天の最大の問題・懸案は三木谷オーナーからの「鶴の一声」がチームバランスがぐちゃぐちゃにならん事…だけなんでしょうけど、そこは奇しくも従来の千葉ロッテの「オーナー一家が君臨してカネも出さない」チームとは全くの対照的で「カネも出すけど口も出す」タイプのオーナーとどう渡り合っていけるか、がポイントでしょうね。たぶんそこらへんは石井GMが「膝詰め交渉」とかなんでもやる覚悟なんでしょうけどね。
ちなみに千葉ロッテは以前はGMというポストはあったんですけども…やはりかつての広岡達朗氏とバレンタイン監督の軋轢でそこは「懲りた」ようで(苦笑)。ただ今後はサブロー氏とかがこういう経験を積んでまたロッテに戻ってくるかもしれないですし、もしかしたら何年かしたらロッテのGMとかもやってるかもしれないですね、そん時は誰が監督をやってるのかは知らんけど(笑)
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藤原恭大…以上に平沢大河の「がけっぷち」感が好いね(^_^;)
・ロッテ藤原が平沢が危機感 黄金時代へ刺激サイクル(日刊スポーツ)
同じく日刊スポーツさんより。藤原恭大の取材…をしにきてるマスコミの横で黙々と練習に励んでいる平沢大河の図がいいわあ。
「甲子園の星」はもう、昔の話だ。ロッテ藤原恭大外野手(19)が7日、自主トレを公開した。「このまま流れ作業というか、ただ年をとっていきたくないと思いますね」。大阪桐蔭時代、甲子園春夏連覇で脚光を浴びたスター候補生とは思えない言葉だ。
昨季、高卒新人として54年ぶりの開幕スタメンも、終わってみれば1軍で2安打。「思ったより手ごたえがなかったので、1年目は…」と口も重い。FAで福田秀が加入。外野枠は「3つとも埋まっていると思っています」と現実を見る。「もう1回あそこの舞台でやりたい」。今の藤原にとって、1軍は必死に目指す場所になっている。
20人以上の報道陣が、スイング軌道を変えた藤原を注視する。その横で平沢大河内野手(22)が1人黙々と、同じようにバットの動きを確かめる。仙台育英(宮城)で甲子園準Vのスターも、今季でプロ5年目。遊撃のポジションはまだつかめない。この冬はトレーニング方法を変えた。
「危機感ですか? もちろんありますよ。若いチームなので、勢いのある選手も多い」。2年目オフに安田尚憲内野手(20)が入団。打球の強さに衝撃を受けたという。その安田でさえ「いつまでも子どもでいられない」と3年目を迎えた今、真顔になる。
8日には、ドラフト1位の大船渡・佐々木朗希投手(18)らルーキーが入寮。彼らがまた、先輩に危機感を植え付ける。近未来の黄金時代構築へ、マリーンズに「よきサイクル」が生まれている。
なんか平沢大河のすぐ横にこれを貼ってやりたいぐらいの気持ちですな(笑)
で…まあ、なぜか千葉ロッテは左打ちの打者がやたらと多いのが気になるんスけどね。一昨日取り上げた安田尚憲もそうですし、この藤原恭大も、平沢大河もそうんですけども。
でも願わくばこのドラフト1位入団の3人が今年あたりに大ブレイクしてくれれば、ある種の「育成の成功パターン」もできるわけで、そしたら後輩の佐々木朗希とか、更に後年入ってくる新人選手たちにも「還元」されていくと思うので、文字通り「目の色を変える」勢いで頑張って欲しいですね。
以上です。
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