長距離フェリーに乗って北海道旅行に行ってきました(その4:旭山動物園編)

「来月8歳になる息子に旅を経験させてあげよう」という事で長距離フェリーと自家用車を使って北海道旅行に行ってきました。

長距離フェリーに乗って北海道旅行に行ってきました(その3:道の駅あびらD51ステーション編)

2021年8月30日

↑前回はこちらをどうぞ。

報告記の4回目は、旅行3日目の、「息子をここに連れてきたかった」という今回の旅のメインでもあった旭山動物園に行った話です。

富良野の宿から旭山動物園までは56.2キロありました。

前夜は宿の部屋でコンビニで買ってきたお弁当とかを食べて、妻子は部屋でのんびりテレビとかをみている間に私はたまった洗濯物を富良野駅前のコインランドリーにもっていって洗濯・乾燥とかをしてもらってきたり…と、車で近隣にでかけてバタバタとしてました。今回の宿はフツーのビジネスホテルで、ただしツインルームにもうひとつベッドを入れてもらって3人で川の字になってベッドで寝てました。で、ここの宿には二泊したことになります。

今日の予定は午前中に「メイン」との言える旭山動物園に行き、そこから宿に戻ってくる形で、美瑛・富良野方面をドライブ…という計画でした。

そして朝起きると、小雨が降っておりました。午前8時すぎに宿を出まして旭山動物園方面へ。ここから旭山動物園まではカーナビだと約56.2キロ。1時間半ぐらいの所要時間かなあ…と思いながら、車ではNHKラジオ第一で高校野球中継を聴きながら国道237号線を北上してました。途中、美瑛の市街地の入る交差点のとこにあったコンビニで小休止したり、さらに旭川空港の横を通りまして「あー、10数年前の北海道旅行では、ここのレンタカー屋でトヨタのヴィッツを借りたなあ」なんてひとりごちを。まさかそこを10数年後に、八王子ナンバーの自家用車で通ることになるとは(大汗)。

で、旭山動物園に到着したのは午前9時50分ぐらい。前回、10数年前に来た時はお客さんもレンタカーや観光バスもごったがえしていて、正門に近い駐車場は軒並み満車で、仕方ないので高台の方にある東門の無料駐車場に止めたのですが、正門第1駐車場の入口のところで案内のおじさんに「息子が車椅子なんですけど…身障者スペース、空いてます?」と尋ねたら、あっさりと停められるほど、前回の時とは打って変わって駐車場が空いてました。

で、正門のとこで入場料の支払いとかを。ここで息子の身障者手帳を提示しましたら、息子本人と付添人1名(=うちの妻)はなんと入場料金無料で、私だけ大人料金1000円を支払うだけでした。いやーこれはありがたいしなんか申し訳ない…。

で、こんなパンフをいただきました。

※ちなみに息子のマスクももちろん持参してきたんですが、つけたらすぐに外しちゃうんすよね…。

そして中に入ってみると…、「いやー、こんなにすいてるとは」と夫婦ともどもびっくりでした(苦笑)。

「あざらし館」で、息子がびっくりしてくれてました(笑)

一応今回はやたらとすいていた(ま、このコロナ禍と北海道の二学期が始まった直後を狙って行ったんで当然なんでしょうが…)んで、一通り見ることができたんで、代表的なとこだけいくつか。

最初の方に行ったのは「ぺんぎん館」でした。

こうして透明なトンネルみたいなとこをくぐりぬけて、ペンギンを真下から見上げて見れるとこが凄かったですね。

息子もいきなりびっくりしてたようです(笑)

2階から見るとこもありました。

こんな感じで、小学校のバス遠足で来ていたらたぶんグループ発表とかをやるんだろうな、という資料一覧も実に楽しかったです。

続いては「あざらし館」。

やはり真下から見上げる形で泳いでるアザラシを見れるのが名物なとこでした。

息子の目の前を大きな透明の筒ん中をアザラシが上にのぼっていったのは壮観でした(笑)。

ちなみにここ、2007年(息子が生まれる6年前になります)に初めて旭山動物園に来た時にも妻がデジカメで写真を撮ってたんですが、

こん時は9月上旬に有給休暇を取って遅い夏休みで来たんですが、どえらい観光客の数で人の頭と頭の合間から筒の中を泳いでいくアザラシを見た…ような感じでした。それを思うと、今回のうちの息子はわずかな時間ながらほぼ独り占めする形で誰に邪魔をされずにそれを見れたってのは本当にラッキーだったのかもしれないですね。