【ラグビーW杯】日本28-22サモア。まさに「勝って兜の緒を締めよ」ですな(笑)。

【ラグビーW杯】日本がサモアに競り勝つ リーチ・マイケル「勝って自信ついた」8強へ10・8アルゼンチン戦が大一番に(スポーツ報知)

チリに勝って、イングランドに負けて…でのグループリーグ3戦目。いやーサモアも次のアルゼンチンも強いからなー。そういう意味では浮かれ気分にならん辛勝になったのは良かったのかもしれないね。

◆ラグビーW杯フランス大会 1次リーグD組 日本28―22サモア(28日・トゥールーズ)

 【トゥールーズ(フランス)28日=ペン・大谷翔太、大和田佳世、カメラ・石田順平】世界ランク13位の日本代表は同12位のサモア代表に勝利を収めた。7月の前哨戦では22―24と敗れた相手に、フランカーのピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)やリーチ・マイケル(BL東京)らFW陣の活躍で2勝1敗とし、10月8日のアルゼンチン戦で、自力での決勝トーナメント進出の可能性を残した。

 ライバルに真っ向勝負で勝ちきった。日本は前半13分、FBレメキ・ロマノラヴァ(東葛)の突進からチャンスを作り、ラブスカフニが相手2人のタックルを受けながら、ゴール左へトライ。前半31分にもレメキの突進から一気にゴール前に進み、最後は左で待っていたフランカー、リーチが初戦のチリ戦(42〇12)に続くトライで相手を突き放した。

 順調な試合展開に見えたが、37分にフッカー堀江翔太(埼玉)が相手の頭にぶつかってしまい10分間の一時退場となったことでピンチを迎え、トライを許したが17―8で折り返した。

 後半も1人少ない状態で、序盤は押し込まれる場面もあったがNO8姫野和樹(トヨタ)が代名詞でもあるジャッカルに成功。流れを引き戻すと、相手1人がラフプレーで退場となった後半9分にラインアウトモールから姫野がトライ。入れ替わった直後の選手が押し込んで苦しんでいた相手FW陣を崩すことに成功した。

 その後は、後半25分と同38分にはサモアにトライを許し、点差を詰められたが逃げ切った。ラストワンプレーはハーフウェー付近でのサモアボールのラインアウトがミスになり日本ボールに。トライを奪えれば勝ち点のボーナス1が追加できる状況だったが、無理せず途中出場のSO李承信(神戸)がタッチに蹴り出してノーサイド。勝利を祝うように長渕剛の「乾杯」がスタジアムに響いた。

 サモアとはW杯で3大会連続の対戦。過去は5勝12敗と大きく負け越しているが、W杯では15年(26―5)、19年(38―19)と続けて快勝していた。チームの主軸でもあるSH流大が試合直前にけがのため、メンバーを外れるアクシデントの中フアンもあったが、ニュージーランド代表だった選手もいる相手に、大舞台で「Our Team」の力を見せつけた。日本は次戦、アルゼンチンと対戦。相手は30日にチリとの一戦を控えているが、2勝で並んだ状態であれば、D組2位をかけた大一番となる。

 リーチ・マイケル「(トライは)ボール置くだけだった。チームとして大きかった。80分通してよかった。勝って自信ついたので次の試合の試合負けられない。しっかり準備する」

で、W杯本大会前のテストマッチ(札幌ドームでやってました)では、今回とは逆に日本側がレッドカードの退場を喰らって(しかも攻守のキーマンとなるリーチ・マイケル選手が)、22-24で惜敗してたので、サモアの選手のラフプレーによるレッドカードはちっとも日本にはアドバンテージにはならず、むしろ「怖いものは何もねえ、攻めるしかねえ」とスイッチが入っていくんだろうな…と思ったら、まさにその通りだったので、いやー予想通り、サモアも強かったっす(笑)

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こういうのは多少は苦戦、接戦してる方がいいのかもしれないね。

ラグビー日本代表 サモア代表に敗れる 今季初のテストマッチ(NHKニュース、2023/7/22付)

ちなみにその時の記事がこちら。いやー、本番前のテストマッチで「苦戦」してたのが逆に功を奏するとは…。

9月に開幕するラグビーワールドカップに向けて強化を図る日本代表は22日、今シーズン初のテストマッチを札幌市で行い、ワールドカップでも対戦するサモア代表に22対24で敗れました。

世界ランキング10位のラグビー日本代表は、9月にフランスで開幕するラグビーワールドカップに向けて強化を進めています。

22日は札幌ドームでワールドカップの1次リーグで同じプールに入っている世界12位のサモア代表と、今シーズン初のテストマッチを行いました。

日本は前半6分にテストマッチ初出場となるロックのアマト・ファカタヴァ選手が先制のトライを決め、その後、スタンドオフの李承信選手のペナルティーゴールなどで10対0とリードしました。

しかし、このあと接点で劣勢となり、30分にはリーチマイケル選手が高く危険なタックルで退場して1人少ない状態となり、相手にトライを決められるなどして前半を10対10で折り返しました。

後半、日本は李選手の2本のペナルティーゴールでリードしましたが、8分に自陣で山中亮平選手のキックを相手にチャージされてそのままトライを奪われ、その後のキックも決められ16対17と逆転されました。

このあと日本は、再びペナルティーゴールで得点を重ねて22対17とリードを奪ったものの、23分にトライを決められるなど再び逆転され、22対24で敗れました。

日本は、敵陣でチャンスを作る場面もありましたが、ノックオンなどのミスやペナルティーを重ね、ワールドカップでも対戦するサモアを相手に痛い敗戦となりました。

日本は29日にテストマッチの2戦目として大阪・東大阪市で世界15位のトンガ代表と対戦します。

そして補足すると、この次のテストマッチのトンガ戦では21対16で「辛勝」してまして、なんやかんやで、

「勝って兜の緒を締めよ」的な

そんな流れで、サッカー日本代表の国際試合とかでよくありがちな「その試合で勝っちゃって、特にマスコミ全体やスポーツファンが浮かれ気分になっちゃって、次の強豪に突っ込んでいってえらい負け方をする」みたいな事にはならなかったのは本当にありがたいのかもなーと思った次第でした。

で、次はアルゼンチン戦。世界ランキング的にはこのグループリーグで対戦する5チームのうち、ほとんど日本とサモアとアルゼンチンは同じぐらいなのでまあゆめゆめ油断することなかれ、ということで。

※にしてもいつも思うのは、今回地上波で中継してた日本テレビのスポーツ実況、「ただミーハーに選手の名を連呼して、そして得点シーン等で絶叫すればいいと思いやがって」的なメリハリがなさすぎるアレがどうも。お前らは巨人戦と箱根駅伝だけやってろって感じで(以下略)

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