楽天の石井監督が退任して次は「すまじきものは宮仕え」的なセクションに(^_^;)

【楽天】監督退任の石井一久氏が取締役シニアディレクターに就任 トレード交渉役など編成面でチーム強化が狙い(スポーツ報知)

「成績不振の責任を取って辞任して出世・栄転かよ?」と一瞬思ったんですが…まああの一癖も二癖もある三木谷オーナーとサシでやりとりするセクションだと思うと胃が痛くなりそうな話でもありますな(^_^;)

楽天は12日、今季限りで退任する石井一久前監督(50)が取締役シニアディレクターに就任すると発表した。

 GM兼任を解き、監督専任で臨んだ3年契約最終年の今季はCS進出を最後まで争うも、最終戦となった10日のロッテ戦(楽天モバイル)で敗戦し4位で終戦。試合後に退任の意思を固めていた。

 新たに座るシニアディレクターは、チーム編成面で現場及び球団と連携を取り合い、各方面に様々な助言を送ることに加えて、トレードによる他球団との交渉役や三木谷浩史オーナーと球団との窓口のような役割も担うものとみられる。

 ◆石井 一久(いしい・かずひさ)1973年9月9日、千葉県生まれ。50歳。東京学館浦安高から91年ドラフト1位でヤクルト入団。97年にノーヒットノーランを達成。98年奪三振王、2000年は最優秀防御率と奪三振王。02年、大リーグ・ドジャースに移籍。06年にヤクルト復帰。08年に西武に移籍し、13年限りで現役引退。18年9月に楽天GM就任。21年からGM兼監督を務め、23年は監督専任もシーズン終了後に退任。夫人はフリーアナウンサーの木佐彩子。好きな食べ物は焼肉。

たぶん楽天球団としては石井氏を「そもそもは顔の広さとかそういう能力を買って」GM職に招へいしたと思うんで、監督就任ってのは本人も球団も予想してなかったんでしょうね。そういう意味では平石元監督が3位に入った時にクビにしちゃったのが大きかったんだろうね、と。そうじゃないと「あんた2年連続でBクラスだったじゃん」とツッコまれたらまあやめざるを得ないんだろうなーとは思いましたね。

で、次はGMではなく「シニアディレクター」っすか。なんか楽天はドラフト戦略は決して間違ってないと思うし、2軍はめちゃくちゃ強いんでこのまま鍛え上げて1軍でも臆することなく活躍する選手が増えてくれば石井氏が「適材適所」として機能すれば更に怖いチームにはなるかもしれないっすね。問題は中長期で様子見しなきゃならんとこを楽天の三木谷オーナーが「我慢できるか」でしょうかね。そういう意味では石井氏が是々非々でちゃんと三木谷オーナーとコミュニケーションを取って(時にはいろいろな成長曲線を数字化してデータを提示したりして)、言葉は悪いですが「なだめすかし」するこれまた中間管理職、昔的な言い方をすれば「すまじきものは宮仕え」的なつらい立場の仕事にもなるんだろうなー、それも大変だなーと思う次第です。

※ま、県有地で厳しいかもしれんけど、楽天の本拠地球場もゆくゆくはドーム化した方がいいと思うけどね。天候変動がね…。

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そして新監督候補としては…。

楽天・今江コーチが後任監督最有力 12日にも石井監督の退任発表(スポニチ)

で、石井監督の後任で、ロッテ→楽天の今江敏晃氏が最有力と。いやーロッテファンとしてはなんつー感慨深い(笑)

3年契約3年目の今季に2年連続の4位でCS進出を逃した楽天・石井一久監督(50、写真)の退任が、12日にも発表される。後任は今江敏晃1軍打撃コーチ(40)が最有力候補となっている。

 今季、石井監督は6月終了時に28勝40敗1分けで最下位だったチームを立て直し、一時は最大13あった借金を完済。だがレギュラーシーズン最終戦だった10日のロッテ戦に敗れて70勝71敗2分けで4位が確定し試合後のセレモニーで「皆さんをCSにお連れすることができず、申し訳ありません」と謝罪した。就任1年目の21年こそ3位も2年連続Bクラスに低迷した責任を強く感じ、すでに退任する意思を固めている。

 今江コーチは現役時代にロッテ、楽天で通算1682安打をマーク。「ゴリ」の愛称で親しまれ、現役引退後の20年からは指導者としてキャリアを積んでいる。今季は5月下旬に2軍から1軍に配置転換され、5月まで・210だったチーム打率が6月以降は・260までアップ。13年以来11年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指す来季へ、今後は急ピッチで新体制を構築する。

西岡剛と共にボビー監督時のロッテ黄金時代を支えてたのを思い出しますなー。もしかしたら楽天へのFA時に「ゆくゆくは指導者にも」という約束手形みたいなのもあったのかもしれませんが、現役末期の頃は楽天でも苦労したし、現役引退後にしっかりと指導者の経験も積んできたのでタイミングとしては悪くないんじゃないと思いますね。あとはいくらなんでも監督ひとりで野球をやるわけではないので、ヘッドコーチを筆頭に「しっかりと支えられる」ような首脳陣を固めて欲しいですね。と考えるとあと7-10年ぐらい先には同じくロッテから楽天にFAした鈴木大地も現役引退後に同じような道も…。

巨人・元木作戦兼内野守備コーチが退任、球団発表 本人より申し入れ…5人目のコーチ退任(Full-Count)

こちらは楽天とは直接関係な話で恐縮ですが…なんか巨人の元木コーチ、他チームに招聘されたらこれまたいい仕事をしそうな気がするんすけども。

チームは2年連続のBクラスだった

 巨人は12日、元木大介作戦兼内野守備コーチの今季限りでの退任を発表した。チームは2年連続のBクラスに沈み、球団に本人より申し入れがあった。

 今季限りで原辰徳監督が退任し、10日には阿波野秀幸投手チーフコーチ、小笠原道大3軍打撃コーチ、石井昭男巡回打撃コーチの退団が発表。11日には大久保博元打撃チーフコーチの退団も発表され、元木氏を含めコーチ5人がチームを去ることになった。

 元木氏は1990年ドラフト1位で巨人に入団し、2005年に現役を引退。2019年から巨人で1軍内野守備兼打撃コーチコーチを務め、2020年にはヘッドコーチも任された。2022年は1軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチとなり、今季は1軍作戦兼内野守備コーチとなっていた。

 元木氏は自身のインスタグラムでも今季限りでの退任を報告しており「5年間ジャイアンツのユニホームの袖を通して、チームのみんなと戦って来た事は本当に幸せでした」と感謝の言葉をつづった。

 続けて「選手の皆さんこれからも頑張って下さい。そして、応援してくださったジャイアンツファンの皆さんありがとうございました。この先のことはまだ何も決まってないんですが、楽しく過ごして行こうと思っています」とした。

なんかパ・リーグに来ないかなー。意外に2軍監督からスタートしたらものすごくいい名将になりそうな気もするだけに。それこそあのキャラクターこそ、楽天の三木谷オーナーと仲良くなれそうな気もする(^_^;)

以上です。

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