・【ロッテ】福田秀平に戦力外通告 「まだ野球ができる身体」と現役続行希望(スポーツ報知)
王者・ソフバンから当時の井口監督や鳥越ヘッドなどに乞われてロッテにやってきて4シーズン。うーん、つくづく怪我が悔やまれる。
ロッテは11日、福田秀平外野手に来季の契約を結ばないことを通告した。同選手は現役続行を希望している。
福田はプロ17年目の34歳。多摩大聖ケ丘高から2006年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団し、俊足・強肩の外野手として活躍。19年オフにFA権を行使し、4年契約でロッテに移籍した。
しかし、移籍1年目の20年に右肩甲骨を骨折するなど、ロッテでは相次ぐ故障に悩まされ出場機会が減少。契約最終年だった今季はわずか3試合の出場にとどまった。
【福田選手コメント】
「マリーンズに来てから戦力になれず、期待して頂いた関係者の皆様、そして、応援して頂いたファンの皆様には、とても残念な思いをさせてしまいました。その中でも様々な形で、ファンの方々からたくさんの激励のメッセージを頂きました。このような状況にも関わらず、応援してくださる方がいるというのが、思うように野球ができない中での僕の支えでした。本当に感謝しかありません。今後の事はまだ何も決まってませんが、怪我(けが)が癒え、まだ野球ができる身体ですのでチャンスがあれば野球を続けたいと考えています。4年間ありがとうございました」
確か移籍初年度に死球喰らって肩の骨を骨折したんでしたね。たしか巨人とのシーズン開幕戦直前の練習試合(2020年シーズンは新型コロナ禍で開幕が3ヶ月遅れたんでこういう練習試合もあったんですね)で、奇しくもロッテ→日ハム→巨人と渡り歩いた左腕の藤岡貴裕の肩への死球がこれがかなり長引いて翌年の不調や開幕の出遅れにまで至ったり、その間に何度も1軍でもプレーしてたんですが、
西武戦で相手打者の大飛球をフェンス直撃しながらもナイスキャッチしたんですが、ここで左肩の脱臼をしてしまったり…と、その怪我の多さ、そしてその怪我の重さが本当に悔やまれるなーと思いましたねえ。
でも個人的にはあのプレーは忘れないっすわ。今後、古巣のソフバンに戻る可能性もなくはないでしょうし、または他チームで現役続行、もしかしたらロッテ球団に残って指導者やスタッフに転身するかもしれませんが、悔いの残らない野球人生を過ごしてほしいなと願ってます。
・【ロッテ】ドラ1菊地吏玖、友杉篤輝、平沢大河、井上晴哉らフェニックスリーグ参加選手発表(日刊スポーツ)
こちらは10月8日付けの日刊スポーツの記事なんですが、1軍メンバーでもなければ、更に”ここに出てない”選手が「ちょっと戦力外通告的にはちょっと危ない」という説も。
ロッテは8日、「みやざきフェニックス・リーグ」参加メンバーを発表した。参加選手らは航空機で宮崎入り。同リーグは9日に開幕する。メンバーは途中で入れ替えを行う予定だ。
参加選手は以下の通り。
【投手】菊地、広畑、八木、高野、田中晴、秋山、森、田中楓、永島田、吉川
【野手】植田、江村、柿沼、村山、池田、友杉、平沢、井上、金田、勝又、黒川
勿論「途中で入れ替える予定」という付記もあるので、ここにいる選手がそのまま契約更改確定…というわけではないのと、たぶんCS終わりに何人か合流するとは思うのですが(例えば若手の藤原恭大とか和田康士朗とか)…しかし外野手が致命的に足りない。そりゃ平沢大河は内野も外野もできるけどさーとは思うが、たぶん池田来翔とかにも外野も守ってもらうんでしょうね。
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楽天球団の戦力外通告の話も。
・楽天が西川、塩見、西口ら11選手に戦力外通告 右肘故障の西口は育成再契約を打診(スポニチ)
で、昨日の敗戦によってシーズン終了となった楽天球団は一気に11選手に戦力外通告を。
楽天は11日、西川遥輝外野手(31)、塩見貴洋投手(35)ら計11選手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。
西川は智弁和歌山から10年ドラフト2位で日本ハムに入団し、スピードを生かしたプレーで主力として活躍。21年オフに自由契約となり、楽天に加入した。移籍1年目の昨季は開幕直後の3・4月度の月間MVPを獲得する活躍をみせたが、中盤以降に失速して108試合で打率・218、7本塁打、37打点、19盗塁。巻き返しを誓った2年目の今季は35試合の出場にとどまり、打率181、1本塁打、4打点、2盗塁という成績だった。
イースタン・リーグでは63試合で打率・369、5本塁打、29打点、8盗塁、出塁率・493と格の違いを見せつけたものの、来季の戦力構想からは外れることとなった。
通算成績は1370試合で4835打数、1326安打(打率・274)、62本塁打、422打点、332盗塁。14、17、18、21年に盗塁王を獲得した。 塩見は八戸大から10年ドラフト1位で入団。1年目に9勝を挙げて即戦力の期待に応え、以降も貴重な先発左腕としてローテーションを担った。持病の腰痛の手術や左肘の手術など近年は故障に悩まされ、21年から3年連続で1軍で白星を挙げられず。今季は9月21日の西武戦が唯一の1軍登板となり、4回4安打4失点で敗戦投手になった。
また、西口直人投手(26)については来季は支配下契約は結ばす、育成選手として再契約を打診した。右肘の故障からの復帰を目指しており、リハビリ期間を考慮しての契約の切り替えとみられる。
石橋良太投手(32)、高田萌生投手(25)、小峯新陸投手(21)、横尾俊建内野手(30)にも戦力外が通告された。育成選手も佐藤智輝投手(23)、引地秀一郎投手(23)、福森耀真投手(26)、エスタミー・ウレーニャ内野手(24)にも来季の契約を結ばないことが伝えられた。小峯は育成再契約を結ぶ方針だ。
▼西川(現役続行希望)実際、何もできなかった2年間だったので、イーグルスファンの方たちに申し訳ない2年間でしたけど、今後の人生のプラスになるようにしていけたらなと思います。多くのタオルを掲げて応援してくれたことがすごくうれしかったです。
▼塩見(今後は未定でトライアウトを受ける予定はなし)覚悟はしていたので、やはり来たかという感じです。ファンの皆さん、13年間、応援ありがとうございました。
なんとなく日ハムでノーテンダーを喰らい、楽天に拾われつつも2年で戦力外通告を受けた西川選手は…なんとなくだけど戦力が薄いチームには魅力なような気がするんですけどね。年俸安めにプラス出来高の契約で行ければ。素行さえ普通であれば打撃不振にあえぐ中日あたりが取りに行ってもいいかもしれないですね。にしても日ハム時代は4人タイだったとはいえ盗塁王のタイトルを取ったのにノーテンダーという波乱万丈な野球人生だなと(大汗)。
あとは高給取りの田中マーくんとかFA移籍でやってきた鈴木大地とかはそろそろ年俸高めの1年契約or複数年契約が終わる頃で、果たして「その年俸に見合う働きをしてない」と判断されたら、どんぐらいのダウン提示をしてくるんだろう。
千葉ロッテはなかなか高い年俸は出してくれないけど意外に面倒見の良さがある印象があって、楽天は高い年俸を「必要な時は」出し惜しみはしないんだけどそうでなくなった時は実にシビア、という違いがある印象故に。それでもまあソフバンみたいに「あれ、あなた昨日1軍でスタメンで出てましたよね?」みたいな選手を「若返り」とかのチーム事情ひとつでいつも簡単に(?)戦力外通告にするほどのシビアさはまだないんすけどね(苦笑)
以上です。
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