先日、うちの妻から「志の輔師匠と談春師匠と志らく師匠の3人会が明治座でやるらしいけど、先行抽選申し込んで見る?」と聞かれましてお願いしたらなんとそれが「当選」してチケットが手に入ったので今日の昼の部に行ってきました。ついでに帰りに九段下で途中下車して千鳥ヶ淵界隈の桜を見てきました、はい。
スポンサーリンク
JR神田駅から浜町の明治座まで延々と歩いてみました(苦笑)
今回のこの「三人会」は高田文夫先生プロデュースの企画だったそうで、明治座で開催するのは15年ぶりぐらいとのことでした(とステージの上で4人のトークのコーナーの時に高田先生がおっしゃってました)。
で、私自身はこの明治座に来たのは2006年秋以来で、この時は「六人の会」という志の輔師匠が春風亭小朝師匠がプロデュースした東西の売れっ子落語家の皆さんで組んだ企画の時にやはり妻がチケットを取って妻とふたりで見に来ました(ちなみにこの時はまだ千葉県市川市に住んでたので錦糸町から半蔵門線に乗って水天宮前駅下車で明治座に行ったようです)。俳優の風間杜夫氏がゲストで古典落語を披露されてましたねえ、もう17年も前の話になるんだなーと。
そして私はお昼ごはんをJR神田駅前の磯丸水産で食べてから明治座に行くことに。当初は神田駅から徒歩圏内の都営新宿線岩本町駅まで歩いてそこから都営新宿線に乗って2駅隣りの浜町駅へ…と考えてたのですが、お昼にお刺身やらコロッケやらやたらとおかずが多いランチセットを注文して腹いっぱいになってしまったので「腹ごなし」に歩くことに。
で、なんとなく神田駅から(JR総武快速線の)新日本橋駅の入り口の階段の前を通り、たまに大きな交差点のそばの地図を確認して「なるほど、こっちに行くと清洲橋通りか」「あら、こんなとこに哺乳瓶でおなじみのピジョンの本社があるんだな(日本橋久松町にあるそうです)」とか「おお、日本橋浜町って住居表示が出てきたぞ」とかひとりごちしつつ勝手に納得して歩くこと30分で、
明治座の前に着きました。なお私は裏手から表の入り口に回ったんですが、ビルの横で何か人が数十人も並んでるなー…と思ったら、こちらは立ち席だったかキャンセル待ちの当日券だかの抽選会が行われてまして「え、こんなに大人気なの?この組み合わせは」と改めてびっくりする始末でした。
3/29(水)
高田文夫プロデュース『第三回 立川流三人の会』※当日券若干あります!
⚠️抽選となりますので、
当日明治座切符売り場前にお越しください💨●13時開演 12:15集合
●18時開演 17:15集合詳しくは明治座ホームページを
ご確認ください🙇♀️https://t.co/F0G5rFg9lU#ビバリー昼ズ— ラジオビバリー昼ズ (@hills1242) March 27, 2023
↑なるほどこの「行列」でしたか…。
↑で、入り口でこんなステッカーみたいなのを貰いました。そういえば志の輔師匠の落語を聞くのも冒頭に書いた2006年の「六人の会」以来で、毎年秋に開催されている「談志まつり」では実は一度も志の輔師匠が出る会と遭遇したことがないものでこれは結構楽しみでした(そして予想以上におもしろかったっす(笑))
なお私の席は前から14列目の一番左端(更に左側が中二階のような斜めを向いた席がありました。が、私の背丈ぐらいの高さがあったので全然圧迫感はありませんでした)で、通路からは最も離れているので休憩時間もめんどくさくて席を立つことなく、ずっとお三方の落語を聞いて堪能できたのは何よりでした。私が行ったのは午後1時からの昼の部で、夕方からも第2部があってほぼソールドアウトだったようです。
ちなみに演目としては最初と最後に高田先生とお三方が登場して軽快なトークを繰り広げ、じゃんけんでお三方の順番を決めて、志の輔師匠「親の顔」→志らく師匠「親子酒」→(ちょっと長めの35分ぐらいの休憩)→談春師匠「文七元結」…という順番でした(どうも「家族つながり」な演目だったようです)。ちなみにじゃんけんで一番負けた(そしてトリを押し付けられた)のが談春師匠で「夕方の部でまたじゃんけんに負けてトリになったらまた「文七元結」をやります」と話してましたが、さてあの後はどうなったのやら…(^_^;)。
※にしてもなんやかんやで志らく師匠がいると本当に談春師匠は楽しそうで何よりです。談春師匠から見れば志らく師匠の「3歳上だけど、1年ちょっと後の弟弟子」というビミョーな関係も含めて。ああいうのを「長年のケンカ友達」って言うんでしょうな(苦笑)。
帰る途中、九段下駅で途中下車して桜を眺めてきました。
で、公演終了後、座っている席によって退場規制があったんですが私の座ってた列付近までが1回目の退場で出れたのでまずそれにびっくりしまして(苦笑)、更にたぶん混雑するだろうと思われたので、明治座の最寄り駅の都営新宿線浜町駅(明治座のすぐ近くに駅があります)は避けて、とりあえず徒歩6-7分程度という人形町駅まで出れば日比谷線とかもあるし…と思いつつ、明治座のある通りからまっすぐ歩くと「甘酒横丁」なる、なんとなく途中でお茶したりするにはちょうど良さげな和菓子屋さんや喫茶店が多い商店街をぽくぽく歩いたんですが、休憩時間もずっと移動せずにいたのでそんな喫茶店に入るよりも小便がしたくなり人形町駅入り口のちょっと先のファミマでお茶とかを買ってからトイレを借りることに。
そしたらファミマのすぐそばの、人形町駅のすぐ横に「半蔵門線水天宮駅まで150メートル」という掲示板がありまして、「あ、そんなに近いの?水天宮駅まで」と気づいて、半蔵門線で帰ることに。いやー2006年の「六人の会」で行ったルートを完全に忘れてました。
そしてこの時点で時刻は午後4時前。思ったよりも早く落語会が終わったので当初は西武新宿線の「拝島ライナー」の指定券(高田馬場17:20分発←東西線で高田馬場まで出れますので)を取ってのんびり帰ろうかなー、じゃ、高田馬場あたりのスタバでも入るかなー(←一応作業用のiPad Proは持参してました)と思ったのですが、「あ、半蔵門線だったら同じ東京メトロの東西線の九段下で乗り換えれれば、ついでに日本武道館の裏とか千鳥ヶ淵の桜も見てこれるな」と気づいて、水天宮前駅から九段下駅まで。たぶん5-6駅ぐらいしか離れてなくて意外に近かったっす。
で、なんとなく改札近くで臨時営業していた和菓子屋さんで黒糖まんじゅうを2つ買ってそれを手にしたまま、日本武道館方面出口のエスカレーターに。
↑エスカレーターをあがったとこですでにこんなに人混みが(苦笑)
↑日本武道館の裏手になります。いやー桜と皇居のお堀が映えますなー(^_^;)
↑千鳥ヶ淵の桜。いつもおなじみの貸しボートなんかも。しかし井の頭公園の池みたいに「ここのボートにデートで乗ったらカップルは別れる」みたいなジンクスがいかにもありそーな感じでした(をい)。そして意外にここらへんが場内整理がしっかりしてて短時間であれば悠々とスマホやカメラで撮れるぐらいの感じになってましたねえ。で、ここらで黒糖まんじゅうをお茶請けで(さきほど人形町のファミマで買った緑茶と共に)立ったままいただきました。
そして千鳥ヶ淵の奥の方にも行こうかな…と思ったら、人で渋滞してまして「ま、今年はもういいや♪」と帰ることにしました。
で、帰りは九段下から乗った東西線下りが中野の先の総武線の終点の三鷹まで直通してくれる列車だったので三鷹までのんびりと出まして、三鷹についたらなんと土砂降りの雨。「うーん、もししかしたらあのまま千鳥ヶ淵の奥の方に行ってたらこの雨を喰らったかも」とちょっと肝を冷やしてました。ただし三鷹から中央特快に乗ったら立川では雨が全く降っておらず、青梅線の自宅の最寄り駅に着いたら雲の間から日も差してたのであれは局地的な雨だったようです、はい。
まあ個人的には最近はクイズサークルの例会と野球観戦(主に千葉ロッテ)、サッカー観戦(主にヴァンフォーレ甲府)ぐらいでお腹いっぱいな感じになりつつも、来年秋には迎えてしまう「50代からのメインの趣味のひとつ」として、できれば新宿などの都心まで行かず(←やはりコロナが怖いので(泣))、多摩界隈での落語会とかもちょくちょく見に行きたいなーとも思ってた時に、今回は新宿よりも全然東の都心(地理的には「日本橋の少し上のあたり」「浅草橋の少し下のあたり」になります)でしたが楽しい時間を過ごすことができました。いやー今度は青梅線で15分の立川(←地名の方のた「ち」かわです。落語の亭号のた「て」かわではありません(謎))界隈で誰かの独演会とか落語会とかないっすかねー。また行きたいっす。
そしてこんなすごい落語会の先行抽選に当たったうちの妻に感謝感謝です(^_^;)
以上です。
▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。