・年始の挨拶、年賀状よりLINEが主流に、年賀状あるある…「出したことを忘れてまた出す」【Nスタ解説】(TBSニュース)
先日の年賀状の話の記事の続きになりますが…。
昨日、妻ともども年賀状の印刷を自宅のプリンターでやってる最中に「親戚のおじさんが急病で亡くなった」という連絡が来まして「えー、今から喪中と言われても」と( ゚д゚)ポカーン
今年も残すところあと9日です。年賀状の準備を進めている人も多いかと思いますが、実は今、年始の挨拶はLINEが主流になっているという調査結果が発表されました。
■“年賀状”はLINEが主流に
12月1日と2日に行った「年始の挨拶は何でしますか」という全世代のデータ(株式会社mitoriz調べ)なんですが…
LINE 51.3%
年賀状 45.7%
メール 13.1%
電話 6%
挨拶回り 5.8%
SNS投稿 3.6%
SNSダイレクトメール 1.3%
その他 1.1%
特に挨拶はしない 24.1%では、これを世代別で見ていきましょう。
▼20代以下
1位 LINE
2位 年賀状
3位 SNS投稿▼30代・40代
1位 LINE
2位 年賀状
3位 メール▼50代・60代
1位 年賀状
2位 LINE
3位 メール世代間で結構差が出てきたなというようなデータになっています。
■出したことを忘れてまた出す、プリントが上下逆さま、年賀状あるある
年代別の「年賀状あるある」を見ていきましょう。
令和世代(18歳~24歳)は、普段はスマホやパソコンを使っているので、住所の手書きに慣れておらず書き方を間違える。あまり枚数は来ないと分かっていても郵便受けをのぞいてしまう。
続いて、平成世代(25歳~49歳)は、社会人になり、年末年始に年賀状を作ることが定番に。もう年を超えてしまっている。プリンターのセットを間違えて上下逆さまになってしまった。
そして、昭和世代(50代以上)のあるあるは、学生時代の友人に「今年こそは会いましょう」と書いて早30年。年賀状出したことを忘れ、もらった年賀状の返事をまた出してしまう。
■値上げで“年賀状じまい”にも拍車か
続いて、また年賀状離れが加速するのではないかというのが郵便料金の値上げです。2024年の秋にも値上げするという方針なんですね。はがきが63円から85円になり、手紙(25g以下)は84円から110円になります。日本郵政としては30年ぶりの値上げの方針なんです。
年賀状などの印刷を行う「アーツ」担当者に聞きました。はがき1枚が20円以上の値上げとなると、「“年賀状じまい”の流れに拍車がかかるかと思う。年賀状を送ろうというお客様に向けて、もっと付加価値を感じられるサービスなどを考えていきたい」と話していました。
ただ、年賀状を一旦止めたけれども、そういうお客さんにも帰ってきてほしいということで、年賀状の文面を考えているサービスの方、「“年賀状じまい”やめました」の例文を載せていました。
「旧年中は大変お世話になりありがとうございました。年賀状のやり取りはもうやめるとお伝えしておりましたが、年に一度の貴重なコミュニケーションです。やめるには少し早いかなと考えるようになりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします」。どうでしょうか。
ちょうど我が家では晩御飯の時間帯に「Nスタ」を見てるのでこの特集も見てました。うちら夫婦は40-50代に入るのですがとりあえず年賀状は親戚と「毎年くれる人」には出して、あとはLINEだのmixiだののSNSで「あけおめ(中略)」みたいな感じで挨拶する程度です、はい。
で、見ながら「っかし今年もあと10日切ったとこで喪中と言われても」と妻と苦笑いしながら話をしてましたです。いや本当に親戚のおじさん、もう80代半ばになろうとしてましたがうちの妻の両親の亡くなった際の葬儀の仕切りとかも手伝ってくれたりでついこないだまでお元気だったんたですけどね…本当にいきなりでびっくりでした。
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ま、「今回は」既に印刷しちゃったんで投函はしますけども…。
んで、とりあえず調べてみたのが「こういう突然の喪中の際の年賀状って郵便局ではどう対応するんだろう」ということでした。まあ手数料払って官製はがきとか切ってなどに交換でもしてくれるのかな?と思ってたら、
「Q:近親者の不幸によりいらなくなった年賀はがきは交換できますか?」
「A:近親者のご不幸による服喪のため、ご利用いただけなくなったお年玉付郵便はがき、寄付金付お年玉付郵便切手については、無料で通常切手類と交換いたします。」
…とのことでした。あ、これは手数料がかからなくてありがたいなあと素直に思いましたね。まあ近親者の不幸っては年賀はがきを買ったお客さんには全く責任はないので手数料取るのはしのびないし失礼っていう理由なんでしょうね、きっと。
で、この交換をする際には「一応の条件」もありまして、
「服喪であることをお申し出いただき、窓口に備付けの請求書に請求される方の住所、氏名および亡くなられた方との続柄等をご記入ください。」とのことでした。
まあこれはたぶん、通夜・告別式に参列した際に「香典返し」と一緒に渡されるお塩と共に入っている(ことが多い)「会葬御礼・会葬礼状」を持参してそれを提示して、請求書に書くことになるんでしょうね。さすがにここで物故した親戚との続柄を証明するための書類を市役所から取ってこいみたいな無粋なことは言わないでしょうし(というか戦前ならともかく戦後民法では直系家族でなければ戸籍謄本に叔父・叔母、従兄弟とかの親戚は載ってないので証明できないですしね(苦笑))。
ちなみに我が家では妻と軽く話をしたんですが「もう印刷しちゃったし、これは投函しようよ」ということになりました。とはいえ私と妻のをあわせてもせいぜい70枚あるかどーかなので。
基本的には年賀状を出すのは「旧知の、本名も住所も知っていてお互いに出し合う人たち」に限定されていて、私なんかはSNSのつきあい、クイズサークル仲間なんかは本名または細かい住所(これは例えば「横浜市××区に住んでいる、京急線の××が最寄り駅」なのは知ってるけど、細かい番地までは知らないという意味です)のどっちかを知らん、もしくはどっちも知らんという人も増えました。それに今から喪中のハガキを出すのも無理だし…ということで。
ついでに書くと亡くなった親戚のおじさん宛の年賀状も印刷済だったんですがこちらは当然のことながら出すことはなく、年明けに手数料払って官製はがきなどに替えて貰う予定です。いやーしかしこういうこともあるんですね…びっくりですわ。
以上です。
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