昔はとにかく「こたつで寝る」のが大好きだったんすけどね、東日本大震災が起きるまでは。

「こたつで寝ると風邪を引く」って本当? “こたつ落ち”の危険性を医師が解説(オリコンニュース)

我が家からこたつがなくなってもうすぐ10年になります。それまでは独身時代、大学進学で下宿してたアパートとかではこたつで寝るのが大好きで、風邪ひとつひかなかったんですが、かの東日本大震災がきっかけでこたつで寝られなくなってしまった…ということがありまして。

冬の寒い日には、こたつでぬくぬくと過ごすのが最高ですよね。でも、「こたつで寝ると風邪を引く」という話を聞いたことはありませんか?これは本当なのでしょうか。本記事では、こたつで寝ることの危険性、布団との違いについて、きくち総合診療クリニック・菊池 大和院長の見解をもとに解説します。

■「こたつで寝ると風邪を引く」の真偽

 まず、こたつで寝ると風邪を引くというのは本当なのでしょうか?必ずしも「本当」とは言えませんが、その可能性を高める原因はいくつかあります。その理由は、こたつで寝ると、体温調節がうまくできなくなるからです。

 こたつは、足元を温めることで全身の血流を良くし、体温を上げる効果があります。しかし、こたつで寝ると、こたつの中と外との温度差が大きくなりすぎることがあります。その結果、体温が上がりすぎたり、下がりすぎたりすることがあり、ヒートショックの危険性も潜んでいます。

 体温が上がりすぎると、発汗や脱水を引き起こし、免疫力が低下します。体温が下がりすぎると、血管が収縮し、血流が悪くなります。これらの状態は、風邪などのウイルスに感染しやすくなるということです。

 したがって、こたつで寝るときには、こたつの中と外の温度差が小さくなるように、室温を適切に調節したり、こたつの温度を下げたりすることが大切です。また、こたつの中で汗をかいたら、すぐに着替えたり、タオルで拭いたりすることも忘れずにしましょう。

■“こたつ落ち”は、脱水症状に低温やけどのリスクも…

 風邪を引く可能性だけでなく、こたつで寝ることには他にも下記のようなリスクが挙げられます。

・睡眠の質の低下:こたつで寝ると、快適な温度でないことや、布団がないことなどで、深い睡眠に入りにくくなります。深い睡眠は、体や脳の回復に必要なものです。深い睡眠が不足すると、疲労やストレスが溜まりやすくなります。

・脱水症状:こたつで寝ると、発汗や呼吸によって水分が失われます。水分が失われると、血液の流れが悪くなり、頭痛やめまい、倦怠感などの症状が出やすくなります。また、水分が不足すると、粘膜の抵抗力が低下し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。

・低温やけど:こたつで寝ると、こたつの熱源に触れてしまうことがあります。特に、足の裏やふくらはぎなどの皮膚が薄い部分は、気づかないうちに低温やけどを起こすことがあります。低温やけどとは、長時間低温にさらされることで、皮膚が赤くなったり、水ぶくれができたりすることです。低温やけどは、痛みやかゆみを伴い、感染のリスクもあります。

・肩こりや腰痛:こたつで寝ると、姿勢が悪くなりやすいことがあります。特に、背もたれがないことや、足を曲げたままでいることなどで、筋肉や関節に負担がかかります。その結果、肩や首、腰などに痛みやこりが生じやすくなります。肩こりや腰痛は、血行不良や神経の圧迫を引き起こし、頭痛やしびれなどの症状を引き起こすこともあります。

こたつで寝ることは、ヒートショック、睡眠の質の低下、脱水症状、低温やけど、肩こりや腰痛のリスクを伴う行為です。こたつに入る際は、温度を低めに設定する、部屋全体を暖かくするなどして寝落ち防止を心掛け、30分以内にするのが理想的です。きちんと布団に入って快適な睡眠をとって、寒い冬を健康に乗り切りましょう。

いやー冬場はこたつにみかん、ついでに座椅子によっかかってゴロゴロしてうたた寝…ってのがもう昔から大好きでしたねえ。下手したら学生時代なんかは冬場は布団敷いて寝たり、折りたたみベッドがあったりしましたが布団で寝ずにこたつでそのまんま寝てた方が長かったかも知れませぬ(笑)。それでいてちっとも風邪とかはひきませんでしたし、低温火傷とかにもなりませんでしたね。たぶんそれは温度をかなり低めに設定してたのと、足を伸ばしていて向こう側に出したまま寝てることが多かったからかもしれません。ま、確かに本文に書いたあるように、肩こりや腰痛には極めてよろしくなかったのですが(^_^;)

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やめたきっかけは「こたつで昼寝中に東日本大震災が…」でした。

で、このこたつライフが終わるきっかけとなったのが、2011年3月11日の東日本大震災の本震でした。この日は当時の勤務先の仕事がお休みでお昼前に近所の図書館に本を借りに行ったりしてたのですが、なんか片頭痛がひどかったのでお昼ごはんを食べたあとにこたつで寝てたのですね。当時は妻と同じ寝室で寝ていて、隣の部屋にそれぞれパソコンデスクを置いて書斎代わりにしてまして、その書斎の真ん中にこたつ一式を置いて電気カーペットを置いて、基本的には寝る時間以外はここの部屋で過ごしてることが多かったです(ちなみに今は息子が生まれて、妻は一階の和室で息子と寝ているので、この書斎が私の寝室兼書斎に鳴ってます)。

そんな感じでなんか気圧の変化があったようで(←これは当時のTwitterで同じようなことを呟いているひとが多かったです)「うーん、なんか頭が痛い」と、家の薬箱にあったバファリン飲んで小一時間ほどこたつで寝ていた時に、例の揺れが来た次第でした。もっともうちの住んでいるあたり(多摩西部の東京都福生市。ただし地盤は米軍基地が作られるぐらい頑丈なとこだったらしいです)は「震度5強か5弱」ぐらいだったんですが明らかにいつもの強い地震との揺れが違っていたのと「物凄く強く、そして長い」揺れが来まして、本棚や茶箪笥が倒れそうになってまして妻が必死に抑えてました。

そしてその時、私はあまりの慌てっぷりにこたつの布団に足が絡んでなかなか出れねえ…という情けない状態に(号泣)。最終的にはどうにか倒れそうになってた洋服タンスや茶箪笥、本棚などをふたりで抑えて事なきを得たんですが、あれがきっかけで「気圧が低い時に偏頭痛が出るようになってしまった」のと「こたつで寝ようとするとあの東日本大震災の揺れを思い出してちっとも眠れない」という状態になってしまったのでした。

結果、こたつがあってもそこで寝たりゴロゴロすることは全くなくなり、この2年半後にうちの息子が先天的な発達障害を持って生まれたり(今も学校などでは車椅子に乗ってます)、更に一緒に住んでた妻の両親が立て続けに要介護度4-5レベルの介護の対象になったりで家の大整理が始まりました。簡単に言えば「自宅介護をする際に、あまりにも家の荷物が多すぎて導線が確保できないから、家のブツを少しずつ思い切って処分しよう」と。その一環で粗大ごみとして古いタンスや使ってない家具なども処分することになったのですが、自室のこたつ一式や電気カーペットなども「まあもうここでゴロゴロすることもないしね」と処分してしまったので、学生時代から25年以上続いていた冬場の「こたつライフ」に幕を閉じてしまったという次第でした。その後、妻の両親もそれぞれ2016年と2021年に亡くなったのですが(その妻の両親が寝てた1階の和室に、妻子が今、折りたたみベッドと介護ベッドを並べてそこを寝室にしてます)、この10年で6割ぐらいの家にあるブツを処分したんではないか、というぐらい結構な断捨離を実行してましたです、はい。

ちなみに私の千葉・成田の実家ではまだまだリビングにあるこたつは現役で、この時期に愛車に飾っている成田山新勝寺のお守りを購入するついでに実家に行った折にはこたつによく入ったりしてます。でもたぶん今の自宅でこたつ導入は…もうないだろうなあ。冷え性があるんでたまに懐かしくなることもあるんですが、本文にも書いてあるとおり、確かに肩こりや腰痛にはあまりよろしくなかったので(ノД`)シクシク

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