というかステージから「下向いてスマホいじってた3列目の客」って意外に見えるもんなんだね…(^_^;)

ライブ中下向いて携帯…「見る気無いなら外出ろや」 人気バンドボーカルの苦言に賛否「失礼で最悪」「曲が魅力ないから」(J-CASTニュース)

ま、これが特定の歌手のワンマンコンサート(←って言い方もなんか「ジャイアンリサイタル」みたいに古くて申し訳ないんですけども)でそれをやられたら悲しいが、いろんな歌手が出てくる「フェス」じゃな…。

人気ロックバンド「Novelbright」のボーカル・竹中雄大さんが2024年3月16日にXを更新し、ライブ中の観客の行動に苦言を呈した。Xユーザーからは賛否両論のコメントが寄せられている。

■「まあ顔を上げさせることができなかった僕の実力不足なのかも」

 Novelbrightは3月16日に開催された「めざましテレビ30周年フェスin東京」に出演。SMILE-UP.のグループ「WEST.」や、韓国のボーイズグループ「BOYNEXTDOOR」らと共演した。竹中さんはライブ終了後、Xで

「『めざましテレビ30周年フェスin東京』僕たちを初めて地上波で取り上げてくれた番組 活動の節目節目にいつも密着してくれて、僕たちの活動をいつも沢山応援してくれた。そんな大好きなめざましのフェスに出れて本当に嬉しかった!友達(編注:WEST.の藤井流星さん)とも初共演できてハッピー!! みんな素敵な1日をありがとう!! 」

と投稿した。

 次のポストで「最高の日やったけど1つ残念なことが」と切り出し、

「上手3列目に居た女子2人組、ライブ中最初から最後までずっと座って下向いて携帯触ってて、普通に見る気無いなら外出ろやって思った。たまに触るくらいやったらまだマシやけど、流石に前すぎて目立つし目障りやから。それはシンプルにムカつきましたね」

と怒りをあらわにした。

 続けて「まあ顔を上げさせることができなかった僕の実力不足なのかもしれませんが。悔しいけど頑張ります」とも投稿した。

「言い方もうちょい何とかならんかったんか」
 Xユーザーからは

「対バンで知るバンド沢山あります。お気に入りも増えていくし、下向いてたらほんと勿体ないですね~」
  「アーティストに対して失礼すぎる態度。近くでNovelbrightの音楽と雄大くんの歌声聴けるだけで贅沢で幸せすぎるのになぁ~」
  「これ本当アーティストにも他の客にも失礼で最悪。フェスだからとか関係ないよ。本人の目に入りやすい前方の席でそれは本当に最悪」

など、竹中さんに共感するコメントが寄せられた。

 一方で

「自分の単独でもないフェスでなんでアーティストのご機嫌取りしなきゃいけないんだ 曲が魅力ないから携帯いじりされてたんでしょ 金払ってるの客なんだし外出ろとか言われる筋合いもない……」
  「これをステージに立つ側の人が、SNSで言っちゃうのも怖いなぁ しかも何列目とかまで言っちゃって…」
  「言ってることはわからんでもないけど言い方もうちょい何とかならんかったんか。たった2人の気に食わない客の為に要らん敵作る必要あったのかって思う」

など、反発の声も上がっている。

まあネット社会は辛口なコメントしかないもんだと思うので記事後半はアレではありますが…、しかしまあ素人から思ったのは、

ステージから3列目の客の仕種って意外に分かるんだな…。

とそれにちょっと驚きましたねえ。

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フェスは「自分らの客」だけじゃないだけに特に難しい。

ちなみにこの「めざましテレビ30周年フェスin東京」ってどこで開催されたんだろうとそっちの方が興味を持っちゃいまして、調べてみたら「東京ガーデンシアター」という江東区の有明にある劇場型イベントホールだったそうです。で、ついでにここのステージから客席写した写真とかないかなーと思って更に検索してみたら、

↑こんな感じなんだそうですね。ここのステージから客席を見ると。

これだとしたら、仮に「(上手の)3列目」が本当にステージから見て前から3列目の女性客の人の仕種は、ステージの真ん前のマイクが置いてあるとこに立って歌ったりするボーカルの人(今回の場合は竹中雄大さんという方)からすれば、その時の照明の明るさ次第でしょうが「はっきり見える」もんなのかもしれないですね。私はかなりの近眼ですから無理だと思うけども。

これでなんとなく思い出したのが、昔、毎年夏に長崎の稲佐山の野外音楽ホールなどで開催してたさだまさし氏の平和コンサート「夏・長崎から」でして、このコンサートは1987年から2006年まで毎年8月6日に長崎で開催されてた(最初の頃は稲佐山の音楽ホールができておらず長崎市街のサッカー場、陸上競技場だったり、雲仙普賢岳噴火の翌年は雲仙の小浜温泉の野外公園みたいなとこで開催されたこともありました)んですが、さだまさし氏の他にいろいろな歌手の人もゲストとかで来るコンサートだったんですね。特にまだ日が明るい午後5時から日が暮れる午後7時ぐらいあたりまでのコンサートの前半は。

で、毎年オープニングはさだ氏が出てきて歌うんですが、ちょいとトークをした後に午後5時から9時半ぐらいまで続く長丁場なコンサートだったんでさだ氏が舞台袖に捌けてからいろんな歌手が出てきて、歌い終わったらさだ氏が着替えて出てきてちょいとトークしたり一緒に歌ったり…とかもしてました。最初の頃は2-3曲歌ってましたが、後半の頃は1曲目歌ってすぐに捌けてたような記憶も。

でもやはりほとんどの客、もっと言えばホール前方の前の方の芝生に座っている(このコンサートは指定席ではなく早く並んだ順に前の方に座れる方式でした。ま、多少は通路等の関係で区切られてましたけども)、客の大半は「熱心なさだまさしのファン」だったんで、どーしてもさだ氏が捌けた後に別の歌手の人(例えばさだ氏の妹さんの佐田玲子さんとか)が毎年のように出てきて歌い始めると、さだファンがぞろぞろとトイレに行っちゃったり…で「うわ、はっきりしてる客だなあ」と(大汗)。

そのトイレが確かステージのある前方の左端のとこ(と、野外ホールの出入り口のとこにチケットを確認するゲートがあったんですが、その出口の横にも)にあったような記憶もあるんですが「さだ氏の出番が終わって、別の歌手の人が歌っている最中に、ステージの見切れた左側の女子トイレの前でおばちゃんたちの長蛇の列ができてるのがはっきりわかる」んですね。何せ長崎の8月の夕方5時なんか全然明るいですから。たぶん歌手の人もステージから見て右端のトイレの建物は見づらかったとは思いますが、その右端のトイレから通路ぞいに延々と長くなっているトイレ待ちの列ははっきりと見えてたでしょうし、明らかに1曲目のさだまさしの時と対比すれば「熱意やテンション」が急に冷めた感は否めなかったでしたね。

基本的には私はさだファン仲間や鉄道好き仲間といっしょに毎年、長崎のコンサートを見てて最初の数年は前の方で見てて途中から「後ろのほうがステージの右側に海が見えてこっちの方がいいじゃん」とさして並ばずに後ろの方でのんびり見るようになったんですけども、それでも毎年のようにこのコンサートの最初の方で思ったのは「こんだけ前の方に座ってる客がぞろぞろと立ち上がってロコツにトイレとかに行ってるのに、平然と歌ってるなんて…やっぱしプロだなあ」って、そこをしみじみと思いつつ、私や仲間内の連中はコンサートが始まる前にしっかりトイレや後ろの方にある飲食物の売店等に行くようにしてましたね。で、むしろそういう歌手の人たちの歌こそ「年がら年中どこかでコンサートをやってるさだまさしはともかく、ゲストの歌手の人達に関しては俺達はこういう時しか聞けないのだから」と熱心に聞いてた…というひねくれた客でもありました、はい(^_^;)

もっともこの「夏・長崎から」のシリーズが20年で完結して(続編のようなコンサートは散発的に開催されるそうですが私は行ったことはないです)しまったのが2006年。まだスマホがない時代だったんですね。ケータイはありましたが果たして長崎市街地から見て稲佐山の反対側にある山の中腹の野外音楽ホールで電波が届いてたのか…すらわからんぐらいの頃でしたし、仮にあのコンサートが2020年代の今まで続いてたら、もっと「さだ氏以外の歌手が歌っている時の客のマナーはもっとひどかった」のかもしれないですね。それこそステージなぞ一切見ずにスマホいじってる客ばかりだったかもしれませんし。

そういう意味では「うーん、今の時代は自分の客以外も相手にあるフェスは難しいよね。」ってこの歌手やグループの人たちにただひたすら同情を禁じないなーって感じですねえ。これが自分とこの客相手のワンマンコンサートであれば「出てけバカヤロウ」ぐらいの言いたい気持ちはわからんではないけど(でも暴言はやめましょう。沢田研二や山崎まさよしみたいになりますし(をい))。これをバネにしてもっと全部のお客さんを自分のワールドに引き込めるような凄いアーチストになってほしいね、とエールを送りたいですね。はい。

↑「開幕宣言」と「関白宣言」を縦に並べてみたりと(をい)

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